【レポート】Yuri Summer in Wonderland~大和撫子 百合バースデーライブ~ | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

【レポート】Yuri Summer in Wonderland~大和撫子 百合バースデーライブ~@四谷・Live Inn Magic

※このライブイベントは8/24に行われたものです。例によって超遅筆モードでお送りします(汗)
そして記憶がかなり曖昧です(汗)

誕生日……それは一年に一度しかやってこない特別な日。

例え自分以外の大多数の人にとっては普通の日でも、その日生を受けてきた人にとってみれば特別で大切な日。

この日も誕生日を迎えた女性が一人いる。

彼女の名前は百合。アイドルユニット・大和撫子のメンバーである。

この業界では最早「慣例」とも言えるバースデーライブだが、例に漏れず彼女も開催に踏み切った。
そして、そんな彼女が自分の誕生日に仕掛けた不思議な世界……。

それを目の当たりにしたのが、今回のバースデーライブだった。

今回は「Yuri Summer in Wonderland」略して「ゆりさま」の様子をレポートでお送りしたいと思います。

●開演前

開場に到着した時は既に列が出来ていた。
平日の夕方の時間帯にしては、長い列であった。

私が到着した時で開場予定時刻の15分くらい前だったが、皆待ちわびていたのだろう。

しかし機材のトラブルが発生したため、実際の開場は更に押してしまう事に。
開場したのは、本来なら開演ギリギリの時間。

慌しく会場入りすると、既に多くのファンがフロアを占めていました。
また後方の関係者席を見渡すと、本日は出演しないもののの業界において縁のある方の姿をたくさん拝見出来ました。
他にもプレゼントだけを渡すために、開演直前にわざわざ立ち寄った関係者の姿もあったりしました。

関係者の皆様はプライベートの延長で来訪しているので、具体的に誰がいたとかそういう話は割愛いたしますが、これだけでも普段の百合ちゃんの人徳がうかがえます。

そうこうしている間にいよいよ「Yuri Summer in Wonderland」の幕が上がります……。

●OPアクト

まずは本日の主役、百合ちゃんが登場。
さてこの日、彼女が身に纏っている衣装は、水色のロングスカートが印象的な洋服。

その姿はまるで昔、自分たちが読んだ絵本から飛び出してきた、とあるヒロインそのままの姿だった。

ここで一曲歌う百合ちゃん。ここまでは普通のライブとそう変わらないと思っていた。
一曲歌い終わってMCに入ると、なんと百合ちゃんソロのオリジナルが出来たとの事。
それを初披露……すると思いきや……。

その音源を奪うウサギ二人(二羽?)組(笑)
黒いウサギの牡丹と、白いウサギの芍薬コンビの登場(笑)
そんな二人で歌ったのは「ユニバーサル・バニー」(笑)

まんまやん(笑)

そんな訳でウサギに音源を奪われた百合ちゃん、ウサギを追いかけ不思議な世界に迷いこむ……。

うん、どっかで聞いた事のある話だ(笑)

●本編

さてここからは百合ちゃんのストーリーに基づいて、次から次へとゲストの皆様が出てきます。

・YUIMINO
まず最初に出てきたのはYUIMINOの二人。
いきなりテンションがおかしい(笑)
ちなみにYUIMINOのお二方は韓国、タイとツアーから戻ってきたばかりだったんだよね。
一曲目「三つの約束」からスタートしました。
この後のセトリはザックリ言うと韓国、タイでも披露した「ニコ生メドレー」→「Rebirth」→「Replay」の流れ。
ちなみに「Rebirth」でステージ上に挙げられる餌食は、チームやまなでを代表してすーやん殿でした。
さすがに酒豪なので、酒を一気に飲んでました。
(自分には出来ない芸当だ……)
こうしてラスト「Replay」で毎度お馴染みのモッシュが大発生し、YUIMINOのステージは終了。
そこへやってくる、百合ちゃん。
ウサギの行方を追っているのだが、唯様、完全に脚本すっ飛ばし(笑)
みのりんが「芍ちゃんなら帽子屋の方に行ったのを見た」という証言を得て、いざ帽子屋へ……。

・森野王子
……という事で帽子屋こと、森野王子が登場。
雰囲気はまさしく百合ちゃんの作り出したかった世界観にピッタシ!
耽美で尚且つ、独創的なステージは帽子屋……というよりは、世界観を構築するストーリーテラーとしての役割も担っていたと思う。
昔話をいくつか交えながら紡ぎ出された全4曲……そこには帽子屋が語る独創的な世界を作り出されていた。
男の自分でも惚れ惚れしちゃいますぜ(笑)
(↑中の人に関するツッコミは受け付けません!・笑)
さてそんな帽子屋を訪れた百合ちゃん、そこへ王子に釣られてやってきた芍ちゃんウサギ登場(笑)
まさに芍ちゃんホイホイ!恐るべき王子!(笑)
しかし芍ちゃんに問い詰めると音源は牡丹が持っているとの事。
牡丹はチシャ猫に会いに行ったとの事だったが……。

・noisy
続いて登場したのはチシャ猫のnoisy(笑)
Tシャツに猫耳つけた猫さんがパラパラを踊っている訳でございます(笑)
実を言うとセトリは「Akashic」以外、まともに覚えていないんだ(笑)
それというのもnoisyのキャラが強烈というか、ウザすぎて(笑)
ステージの上で百合ちゃんに絡むnoisyのウザさと言ったら、客がドン引くくらいのウザさだったからなぁ(笑)
まぁキャラ設定に忠実という意味では、素晴らしいのだろうけど、そっちの方が強烈に印象に残るのもnoisyならではかなぁ(笑)
そんなチシャ猫のnoisyも牡丹は見ていないとの事。
でも宴会が好きな牡丹の事だから(笑)トランプの兵隊のところにいるのでは無いかとのヒントを得るであった……。

・FICE
ええ。トランプの兵隊でしたよ。確かに(笑)
何かダンボールのようなものにトランプの絵柄(っぽいもの)が描かれていましたよ(笑)
ただしとっても動き難そうでしたけどねぇ(笑)
衣装の構造上致し方ないんだろうけどね。
そんなFICEだけどこの動き憎い格好で「電波」とか「マッコリ」とか(笑)
相変わらず無茶を地で行きなさる。
まぁそれが彼女たちらしいところなんだろうけどね。
ラストが「接吻」だったのは若干意外だったけど、それ以外はまさしく宴会(笑)
トランプの兵隊の宴会を見事に再現していました(笑)
マッコリ片手に宴会しているFICEの元を百合ちゃんが訪れる。
しかーしここにも牡丹はいない。
だが牡丹と言えば光り物に目が無い……という事で光り物を多く持っているハートの女王の元へと百合ちゃんは向かう……。

・鈴木まりえ
そんな訳でハートの女王、鈴木まりえちゃん登場。
しかし今回の衣装、FICEやnoisyと違って、いつも使っているものだろうな(笑)
普通にトランプ柄のスカートで普通に似合っている。
こういう衣装をさりげなく着こなすのも彼女の特徴だと思う。
もっともMCは大ボケ全開でしたが(笑)
設定では故あって、女王も牡丹を探しているみたいで光り物を幾つか用意するけどサンマは無いだろう(笑)
そんなまりえちゃん扮するハートの女王、オリジナルから懐かしいものを交えて全4曲を熱唱。
「夢の中へ」の斉藤由貴バージョンとか、彼女くらいしかやらないだろうなぁ(笑)
そして百合ちゃん登場。しかし女王の元にも牡丹はいない……そこで名案が思いつくまりえちゃん。
最前列にいた某隊長(笑)をジャンプする。すると小銭が落ちて……牡丹登場!(笑)

こうして苦難の旅の末、ようやく牡丹からオリジナルの音源を取り返した百合ちゃん。
そして流れた百合ちゃん初のオリジナル。

「水の鼓動」

……で、あってるよね?(爆)
(間違えていたらさりげなく訂正する)

今までの大和撫子には無いタイプのバラード。
優しく、そしてしとやかに歌う百合ちゃんに、ステージの下では水色のサイリウムが左右に揺れていた。
幻想的できれいなステージに、つい先程までのドタバタ劇はすっかり忘れ去られていた(笑)
非常に優しくて、暖かい空間がそこには流れていました。

そしてラストはやっぱりこのお三方で締めないといけない……。

・大和撫子
ただし三人とも衣装はそのまま(笑)
牡丹と芍ちゃんはウサギの耳が無くなっただけなので、衣装に統一性無し!(笑)
歌ったのは……ヤバイ忘れた(笑)
百合ちゃんの美しさに圧倒されて忘れてしまった!(……と言い訳をしておこう)
でも確か「桜撫子」→「大和万華鏡」→「RUN RUN GIRL」の順番だった……はず。
(チームやまなでのツッコミ待ち)
最後の最後はいつもの三人らしい素晴らしいステージでした。
途中、MCの最中にバースデーケーキが運ばれたと思ったら、それが偽物だったりとか(笑)
色々ありましたが、最後までお客様の百合ちゃんを祝いたいという、暖かい気持ちが溢れていたいいステージでした。

こうして駆け足でしたが「Yuri Summer in Wonderland~大和撫子 百合バースデーライブ~」は無事終了しました。

●総括

本当に駆け足というか、そういう印象。
平日の夜中で結構、時間が限られていたように感じます。
だけどそんな中、自分のやりたいステージというか構成をやりきった百合ちゃんの構想には頭が下がります。

今回は個々のパフォーマンスというより、彼女が何をしたかったかがお客様に伝わったかが重要だと思う訳ですよ。
まさしくこの日の百合ちゃんは「不思議の国のアリス」になりたかった訳です。

その為にはどういうゲストさんを呼んで、理解してもらって、お客様にも楽しんでもらうか。
そして自分もどれだけ楽しむか。
それが重要だったと思います。
5月の「BOTATAN」とはまた違った意味で、バースデーイベントらしいライブ構成だったと思います。

それにしても大和撫子はこういうタイプのバースデーイベントが好きだね。
本当、いっその事「劇団・大和撫子」みたいな事をしてみても、面白いと思うんだけど(笑)

まぁ……それはそれでまた準備が大変だろうから、別の機会になりそうだけど(笑)

何はともあれ、百合ちゃん、お誕生日おめでとう!
(ただしこれを書いている時点で二週間以上経過しているという、とっても遅いお祝いですが……)