【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.21』 | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.21』@神楽坂EXPLOSION

※[このイベントは7月16日に行われたものです。ネット環境の都合上、超遅筆モードになりました。

いつもの事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ、

・AnBぷれみあむぅ presents 『第21回イカすアキバ天国』@神楽坂EXPLOSION
http://ameblo.jp/hitode0014/entry-10979438821.html

神楽坂最初の「イカすアキバ天国」はひゞかなの優勝で幕を閉じました。
だがしかし……芝浦最後の結果が分かる、「ぢゃ☆ベストテン」はこれから始まる。

そんな中いきなり残念なお知らせ。
前回見事に「アキ天キング」となり、今回が「ぢゃ☆ベストテン」初陣となる予定の゜*☆姫乃☆*゜ちゃん……舞台出演につき出演不可。
よって「ぢゃ☆ベストテン」出場権の放棄とみなされ、残念ながら「イカすアキバ天国」からの再挑戦となりました。
せっかく勝ち抜いたにも関わらずこういう形で出場権を失ってしまうのは非常に残念ですが、ルールに則っての事なので致し方ありません。

今回は残念ですが゜*☆姫乃☆*゜ちゃんサイドは次回以降挑戦する際は、この辺のルールをきちんと認識した上で、再挑戦してもらいたいと思います。

※なおこの出場権放棄の前例として、「第12回イカすアキバ天国」を勝ち抜いたCitrus Kissの例がありますので、理解し難い方は参考のため過去のレポートを読んで下さい。

……とは言え、神楽坂初の「ぢゃ☆ベストテン」
それ以外の出演者は欠席無しのオールメンバー勢揃い。

初の神楽坂の戦いに相応しい舞台が整ったのは間違いない!

今宵行われるは、真夏の「神楽坂頂上決戦!」会場を移して始まる新たな戦い!
神楽坂初の女王の称号を刻むのは、果たして誰になるのか……。

しかと見届けよ、神楽坂EXPLOSION!これが業界最強レベルのライブバトルなり!
神楽坂が熱く燃え上がった……「ぢゃ☆ベストテン vol.21」の様子をレポートいたします!

●開演前

入場直後から会場満杯(笑)

芝浦と比べるとどうしてもキャパシティが小さいため、開場直後からどうしてもそうなってしまう。

しかしこの人口密度の高さが、昼間でのエキサイティングならライブに繋がった事を思えば、この人口密度の高さも悪く無い。
ただし喫煙所がお手洗いの前にあったりするもんだから、若干往来するには気を遣うだろうか。

さてこの日は本当に始まる前から会場全体熱気で溢れすぎ。
今か今かと待ち構える客を前にスクリーンには毎度お馴染みのCMが流れ続ける。

そしてCMが一段落。
会場が暗くなり、本日の出演者が一組、一組紹介され……そして爆発音の音と共にこの日も始まる……はずだった。

●前座

……が、またもスクリーンがすぐに上に上がらず(笑)
前座で登場のヲタガール3→4たちが頑張る(笑)
そして昼間もスクリーンを上げたスタッフのお姉さんに助けられる(笑)

……とまぁ、全く締まらない展開で始まった「ぢゃ☆ベストテン」
久々に前座からのスタートでヲタガール3→4が登場する。
以下セトリ(笑)

「私の彼はヲタ芸師」
「秋葉原純情物語」
「漏れたちヲタガール3」

内容はいつも通りのグダグダ感なので触れず(笑)
ただしロザンナが会場にいたリアル外国籍のお姉さんに対して「Oh!My sister」などと暴言(笑)
おいおいロザンナ……やり過ぎじゃね?(笑)

そんな感じで前座のヲタガール3→4で始まった「ぢゃ☆ベストテン」
ロザンナだけを置き去りにして残りの三人が立ち去ったところで、司会~ずの「会」担当・あとちん登場。

ルール説明、諸注意だったり、スムーズなのかどうか分かりませんが、一通りこなし終了。
そしてようやく本編開始と相成りました。

そして今回、トップバッターとして登場するのは……。

●本編

・初出場:うさぎのなみ平
非常に位置づけが難しいので「初出場」というカテゴライズで(笑)
前回救済措置による欠席扱いで、ようやく「ぢゃ☆ベストテン」初出場となった、うさぎのなみ平嬢。
(救済措置の内容については、「ぢゃ☆ベストテン vol.20」のレポート参照)
今年の1月に勝ち抜いて、ようやく出場出来た「ぢゃ☆ベストテン」の舞台に感慨にふけっているようにも見えました。
「ぢゃ☆ベストテン」最初の曲は「神様クレヨン」からスタート。
この楽曲もオリジナルのなみ平MIXが途中で炸裂する、固定層の愛情がたっぷり感じられる名曲。
まずはここでいきなり盛り上げてきたか。と言った感じ。
続いて二曲目に持って来たのは「◎」(にじゅうまる)
これもなみ平嬢、独特の感性の賜物とも言える歌詞が心地よい楽曲に仕上がっている。
昼のゲストに割り振られた時間に比べるとあっという間に感じる、僅か15分程度のステージ。
もっと聴いていたいのもやまやまですが、こればかりは仕方ない。
しかし最後に彼女が持って来たのは新曲だった。
タイトルは「イルマティック・シューティングスター」
……素晴らしい!
まさにうさぎのなみ平クオリティの集大成とも言える、楽曲である。
昼に歌った「タイムキーパー」、「ミルク」などもいいのだが、これからの彼女の代表曲になっていってもおかしくない素晴らしい曲だった。
ここで更に進化を見せたか、うさぎのなみ平……。
次回以降のランキング、彼女が輪の中心に入るのは間違いない!
そう確信した、以上、なみ平嬢初の「ぢゃ☆ベストテン」のステージでした。

さてここからランキング。
なお前回、Splash!が卒業をしたため会場では8位からの発表扱いでしたが、このレポートでは旧表記(卒業した出演者の順位を含めないスタイル)に基づきランキングを発表します。
※余談ですが、レポート読んでいる人たち的には、どっちの発表の方がいいんでしょうかね?

・7位:とろ美
会場では8位とコールされてましたが、実質7位。前回と同ランクのとろ美ちゃん。
まぁ欠席が続いていたのでは、これは仕方ない。
しかし今回は本人も元気に登場。
ただし「原稿の締め切りが大変だったりするのだよ」と漫画家としての本音も出たりした(笑)
ギターにはFICE 座 RAINBOWでもお馴染み、樽兵衛ことたるるんを呼んでのステージとなった。
この日は最近、力を入れている了法寺関係の新曲を押し込む。
一曲終わったところで、ここでゲストがいるとの事。
登場したそのゲストは……はきゅーんこと、きこうでんみさ!
とろ美ちゃんとはきゅーんの交友関係を考慮したら、納得なのだが、実に「もふっと。」で出演、卒業した「ぢゃ☆ベストテン vol.3」以来の登場に古くからの客層は大いに沸いた。
ただ大いに沸いた理由はそれだけじゃない!それは……胸の谷間全開の服(爆)
エロい!エロ過ぎる!(大爆)これは反則だろう!エロ過ぎるぞ、はきゅーん!(笑)
片やジュ○ィ・オングよろしくな服(笑)なとろ美ちゃんと、このアンバランスなコンビが続けて歌を歌う。
ただもちろん、はきゅーんが登場したのはきちんと理由がある。
とろ美ちゃん扮する「とろ弁天」の後輩(先輩?)ポジションとして「吉祥天みさ」として「神様」になるのだと言う(笑)
そして二人で「かみたま」というユニットで楽曲も出すそうな。
そんな二人の新曲を披露。いずれ神様での衣装でのお披露目も考えているそうなので、これはこれで楽しみである。
ラストは「寺ズッキュン!」で締めて終了。
以上、久々登場のとろ美ちゃん、そしてはきゅーんこときこうでんみさ嬢でした。

・6位:いちご姫withいちごダンサーズ
会場では7位とコールされてましたが、実質6位。前回より1ランクダウン。
いちご姫withいちごダンサーズですが、ダンサーズの中にいちごキャンディがいて個人的には大爆笑(笑)
久々にちびいちごじゃない、いちごダンサーズを観た気がするよ。
(あ、でも二ヶ月前は「いちごもなか」がいたか・笑)
一曲目はOPの流れのまま「いちごの国へ連れてって」からスタート。
この流れはなかなかいいのですが、MCになってきたキャン様クオリティ(笑)
さすが流れをぶった切るトークは相変わらず流石だと思う(笑)
続いて二曲目「いちごとろけちゃう」
そしてラストに「いちごの空」という流れ。
大きな変化は無いと言いますか、まぁそんな感じ。
いつものいっちーらしいと言えば、いつも通り。
ただ四谷時代からFICEと並んで皆勤を続けているので、神楽坂に移っても頑張って欲しいところ。
以上、いちご姫withいちごダンサーズでした。

・5位:FICE
会場では6位とコールされてましたが、実質5位。前回より1ランクアップ。
FICEの登場ですが、この日は衣装にまず注目。
FICEの二人がバースデーイベントでも良く見せる、ドレス風の衣装。
それに対し一際目を引いたのが、コーラス・ひびぃのタキシード姿。
これがお世辞抜きにしてかなりカッコイイんだ。本人は否定したがるけど、顔立ちはいい娘なので、男装とかさせたら最強のレベルである。
これは勝手な憶測だが腐女子率が高い出演者の事だから、かなりひびぃ持てはやされたんじゃないかと……勝手に思っている。
さてFICE、ひびぃが何故このような衣装なのかは……この後。
ただその新衣装に関わる印象が強くて意外とセトリを覚えていない(笑)
一曲目は完全に失念。二曲目が「浪漫」でよかった気がする。
そして三曲目に新曲披露となる。
歌ったのは……「Yes,My Load」
FICEにしては珍しく(……もなくなってきたか?最近)漢字二文字のタイトルじゃない楽曲。
この楽曲は先日、FICE観衆の名の下発売された「ご主人様CD」の中に収録された、FICE提供の楽曲である。
そしてそれを歌っているのが、そのCD内で執事を演じた声優・井上和彦氏と、主人役の8人の若手声優。
……ってか、井上和彦氏に楽曲提供するなんて、すごい事になったなぁ(笑)
その井上和彦&8人の若手声優の楽曲をFICEが今回セルフカバーするのですが……ここで井上氏のパートを担当するのが、コーラス・ひびぃ。
本当はFICEの二人のどちらかが井上氏のパートで……と考えていたようなのですが、二人とも執事キャラじゃない(笑)という事でひびぃに頑張ってもらおうという事になったのが経緯とか。
……妙に納得。
そして初披露となりましたが、この組み合わせで大正解だと思います。FICEの二人はご主人様キャラですよ(笑)
ひびぃの抑えた感じの声が、この楽曲の良さを引き出していたと思います。
それにしてもひびぃ、確実に成長しています。今やFICEのライブには欠かせない、重要なメンバーですよ。
ただ次回からは「ひゞかな」の響己として「ぢゃ☆ベストテン」に参戦する彼女……今や師匠とも言えるFICEとの直接対決も楽しみで仕方有りません。
もっともひびぃ、このタキシードを着ていて色んな意味で窮屈だった様子で「Yes,My Load」の後、「もう脱いでいい?」と言い、さっさと上着を脱いでおりました(笑)
その後は「裸執事」(笑)を挟んで、ラスト「コンチ音頭」という、相変わらず酷い流れ(笑)で終了。
しかし「Yes,My Load」という「裸執事」に並ぶ、腐女子向けのキラーナンバーを揃えてきたFICE。
ランキングとか関係なく、相変わらず恐ろしい才能の持ち主だと思います。

さてここで5位にSplash!の名前がコールされます。
卒業していなければ、ここでの出番だったという事をお伝えします。

続いて4位に名前が挙がったのは……。

・4位:美弥乃静
前回3位からの1ランクダウン。遂にTOP3から陥落した美弥乃静。
実は初ランクイン以来、TOP3陥落が無かった彼女。
遂に押し出されてしまったという感は無くも無い。
そんな彼女の一曲目はバラードで「ずっとだいすきのうた」
非常に静かな入りだった。
その前がFICEなど動き回るところが多かったのもあり、客層の体力まで考慮したセトリだったとか。
久しぶりに聴かせるという意味では強い彼女らしいナンバーだったと思います。
さてここからは一転していつもの激しいセットリストへ。
二曲目に「万華鏡」
久々に歌ったとの事ですが、ある意味彼女の美しくも妖しい激情が表現されている。
続いて三曲目「涙の雫」
この曲も彼女らしい、切なさの中にある激しさが表現された名曲である。
そしてラストに「あつくあつく」
歌詞の如くストレートにあつく燃え上がる感情がむき出しにされた楽曲。
一曲目が静かだった割りに全体を見てみると、本当に感情がいい意味でストレートな分かりやすい楽曲が勢揃いしていると思いました。
なんか久々に彼女らしいというか「歌姫」美弥乃静の真骨頂を垣間見たステージでした。
以上、美弥乃静のステージでした。

さぁいよいよ混戦必至のTOP3。
歴代女王2組に加え、前回復帰組のあのユニットによる上位3組の争い……。
果たして結果はどうなったのか!?

・3位:大和撫子
2連覇でストップ!前回1位からの2ランクダウンで登場したのは大和撫子の……二人。
この日は牡丹、百合の二人。舞台本番を一週間後に控えている芍薬は今回はお休み。
さてそんな二人での大和撫子。
黒い洋風の衣装……自分は実物を見るのは初ですが、なんか軍服みたいな衣装。
とてもカッコイイのだ。
さてそんな彼女たちのセトリですが、まずは見てもらおう。
一曲目「ONE FOR ALL」
二曲目「甲賀忍法帖」(陰陽座)
三曲目「僕が僕のまま」(THE SPIN)
四曲目「邂」(月光華)
……さてこの四曲。
普通に見れば、いつものやまなでのセトリです。
しかしこれを四曲連続でノンストップでやったとなるとどうだろう!?
一曲目からテンションが高かったが、彼女たちの定番とする楽曲ばかり四曲、しかも休み無しとなるとテンションを落ち着ける時間が無い分、テンションゲージが常にマックスに近い常態になるのだ。
もちろん盛り上がった分、非常に疲れたのだけど(笑)ここに来て彼女たちの本気が観れたそんな気分。
四曲目「邂」に関しては半分、ぼたたのソロみたいなところはあったけど、こういう時のぼたたの胆や根性の座り方は半端無いよね。
百合ちゃんも結構かわいい顔して、平気でえげつない事をしてくるからね(笑)今回がまさにそれ。
芍ちゃん抜きでもここまで出来るのを見せたのはデカい。
……ここでふと思い出したのですが、某人の大和撫子評「三人ユニットというよりは、強力な個々の集合体」
確かに的を得ている評価だと思う。
それ故、今回、芍ちゃんがいないにも関わらず、ユニットとしてのクオリティが大幅に落ちずに、結果形として「大和撫子」のステージを見せられたのでは無いかと今更ながら思う。
そしてラスト二曲も連続。
五曲目に「桜撫子」
会場との一体感はこの時凄かった。
本気を見せた時の彼女たちの客層を巻き込む能力は、やはり2連覇を達成しただけあり秀でている。
そしてラスト「大和万華鏡」
……ここで後方からやってきたのは……なんと稽古を終えて駆けつけた芍薬の姿。
水色のやまなでTシャツのまま、そのままステージに登場。
ぶっつけで途中参戦しました。
最後は大和撫子が三人勢揃いして、更にヒートアップ。
「強力な個々の集合体」である三人ではあるが、やはりこうして三人揃った時のクオリティも素晴らしいものがあります。
こうして大和撫子のステージは最後に芍薬登場のサプライズもあり終了。
果たして次回、彼女たちはどの位置にいるのか……注目です。

そして残ったのは2組。
どちらが1位になっても記録ものではありますが……果たして結果は……。

・2位:YUIMINO
前回の復帰から初のランクインで堂々2位。
YUIMINOが堂々、2位で登場。
衣装は久々の黒のボンテージに、紫のウィッグ。
しかしこの日は妙にYUIMINO、客を呼んでいたような気がするけど……気のせい?
そのせいかもう最初からテンションがおかしかったような気がする。
いや大和撫子の時から客層のテンションはおかしかったけど(笑)
一曲目「Lience」からスタート。
YUIMINOが繰り出す変幻自在のダンスに神楽坂が魅了される。
そして彼女たちの世界観に皆が引きこまれていく……。
その様が見ていてよく分かった。
そんなYUIMINOのお二人。このたび韓国やタイを始めとする東南アジアにしばらく旅立つとの事。
相変わらず世界を股にかけるお二人。本当に多忙です。
さてそのYUIMINO、韓国でも人気のニコ動の歌をカバーする事になったとか。
今回はせっかくなので、そのニコ動カバーメドレーを特別に披露となりました。
歌ったのは「メグメグファイヤーエンドレスナイト」や、「ルカルカナイトフィーバー」など。
ニコ動でお馴染みの楽曲をYUIMINOがカバーしておりました。
YUIMINOがニコ動をカバーするとこうなるのか……そう思いながら見ていました。
あ、でも「Lience」も元々、ニコ動の楽曲だったんだっけ?すっかりYUIMINOのオリジナルだと思っていたけど(笑)
ここから先はオリジナル構成。
カバーを一曲として考えて……三曲目に持って来たのは「三つの約束」
楽曲としての完成度を考えると、YUIMINOの中でも屈指の名曲。
ここからの盛り上がり方は半端じゃなかった。
まさにYUIMINO、ここにあり!圧巻でした。
……いやここまでは普通に良かった。素晴らしかった。
……ここから先もこの前の楽曲以上にYUIMINOらしかった……しかし待っているのは地獄絵図だった(笑)
四曲目「Rebirth」
この楽曲のサビの部分がどう考えても「テキーラ」とか「飲んで飲んで」とかに聴こえるのは……気のせいじゃないという事で(笑)客の中から犠牲者一名に一気をやってもらう(爆)
って、ヲイ!(笑)
でもこの演出、絶対芝浦だと出来ないぞ……(笑)ってか、昔、芝浦で自分たちがそれやって大失敗してるだろ(笑)
ちなみにこの楽曲での犠牲者は……FICEの重鎮・きゃんでぃこときゃん様(笑)
歌詞の一部を「きゃん様が飲めるって本当ですか?」みたいに変更して、ステージの上に呼び出して、ワイン一気飲みをさせる(爆)
……お、恐ろしい(爆)
でもこれYUIMINOだし、きゃんでぃが主催のFICEの客だから出来ると思うんだよな……。
(他の出演者で入っているお客様だと潰れた時、やばい事になるはずだし)
そしてラスト「Replay」
今度は自前の客としてそれまで最前で頑張っていた、まっしー殿が犠牲者に(笑)
ってか、まっしー、そんなに酒強く無いのになぁ(爆)
でも頑張った!YUIMINOのために酒も飲んだ!モッシュもした!獅子奮迅の活躍だったよ!(笑)
(その代わり、YUIMINOの出番の後、グロッキーになったまっしーの目撃情報も……・汗)
以上……まぁ相変わらず恐ろしい(笑)YUIMINOのステージでした。
そしてきゃんでぃ、まっしー、お疲れ様(笑)

……そして神楽坂初の女王の座に就いたのは……。

・1位:noisy
前回2位から見事な返り咲き、noisy通算6度目の優勝!
そしてこの優勝で、桜川ひめこが持っていた最多優勝記録・5回を抜き、遂に歴代最多優勝記録でも単独1位に躍り出ました!
一曲目「LOVE&JOY」からステージはスタート。
いつも楽しそうなnoisyですが、いつも以上に楽しそうな笑顔が印象的でした。
若干狭い会場がパラパラ一色に染まっていく様は見ていてとても心地よかったです。
MCではやはり今回の返り咲きが嬉しかった事を延々と語る二人。
今回のセットリストはそんな自分たちの喜びを表現したいと意気込みを語ってくれました。

昨年はまさに「絶対女王」として君臨を続けたnoisy。
6回のうち5回優勝と誰の目から見ても、圧倒的なパフォーマンスで魅了し続けました。
そんな彼女たちが2011年に入り、優勝から遠退いた……。
大和撫子の台頭はあったとは言え、我慢の時期が続いたはずです。
アルバム発売して勢いがついたと思えば、3月の震災で「ぢゃ☆ベストテン」が中止になるなど時の運にも見放された感もありました。
しかしそれでも自分たちのパフォーマンスを信じてやってきた結果が今回の返り咲きとなった訳です。

続いて二曲目「創聖のアクエリオン」更に三曲目「KISSの℃」(秋葉工房ver.)と定番の楽曲が続く。
曲が続けば続くほど高くなっていく会場のボルテージ、キレを増して行くnoisyのパラパラ、パフォーマンス。
四曲目「BLAZE HEART」になっても勢いは衰えるどころか、ますますステージのパフォーマンスは上がっていくばかり。
この瞬間、彼女たちは女王である事を思い出し、それに相応しい姿を皆の前に披露しておりました。
こうしてこれまでの楽曲を中心に歌ったnoisyですが、ラストは翌日にレコ発を控えた楽曲を持ってきました。
ラストは「Akashic」
疾走感溢れるこの楽曲こそ、noisy新たなる方向性を示した快作だと思います。
この楽曲でレースクイーンとしても全国を回る事となるnoisyの二人。
ますます今後の活躍が楽しみでたまりません。
以上、見事女王の座に返り咲いたnoisyのステージでした。

こうして神楽坂初の「ぢゃ☆ベストテン」は熱気が冷めやらぬ中、無事に終了いたしました。


●総括

神楽坂移転後初回から熱いライブバトルが展開されました。

それにしてもTOP3の実力はかなり伯仲しておりました。

まずは返り咲きで優勝したnoisy。
お見事としか言いようが無い優勝でした。
前回のパフォーマンスを見ていて、もし返り咲くならここしか無いと思っていました。
しかし今回の返り咲き、昨年の優勝の時よりも、更に重要な意味を持つ優勝だと思います。
昨年までならば荻上トモしかり、ToLadyしかり、追撃してくるライバルを抑えてきっちり上位をキープ出来ていたのが、今年に入ってそれが出来ていなかったからです。
それだけ今年に入って2連覇を達成した大和撫子がパフォーマンス、そして固定ファン層の数といい、きっちりnoisyを凌駕していた訳です。
このnoisyにとって不利な状況をいかにして引っくり返すかが、彼女たちの返り咲きの条件だったと思います。
現在のnoisyを見る限り、新曲を増やす事によりパフォーマンスの幅を広げ、また固定ファン層も以前よりつけて勢いを増している感があります。
そういえば今年に入ってレースクイーンを始めましたが、新曲「Akashic」もこのレースクイーンの一貫で出来た曲ですし、ファン層の拡大にも一役買っているように感じます。
新たな挑戦が現在の彼女たちの更なる進化を後押ししている。それが今回の返り咲きに繋がったと思います。
昨年とは違った意味で、ただ勢いだけでなく、地盤を固めて前進する彼女たちの姿がここにあったと感じます。
本当に勢いだけでは勝ち取れない6度目の優勝は、非常に価値があるものだと言っていいでしょう。

続いて2位に入ったYUIMINO。
今回復帰を経て初のランクインとなったわけですが、結果2位。上々の滑り出しと言っていいでしょう。
ステージにおけるパフォーマンス、特にダンス、表現力においては今回出演しているメンバーの中でもトップクラスと言って過言ではありません。
しかしそれ以上に特徴的なのは、固定ファン層の幅と「破壊」っぷり(笑)
元々ファン層の幅が腐女子向けと思われていた彼女たちですが、最近は男性の固定ファン層もしっかり掴みつつあり、今回はそのファン層も多く駆けつけていたところに進化を感じました。
一方で相変わらず凄い「破壊」っぷり(笑)
普通の歌い手ではやらないような事を平気でしでかす、ある意味度胸の座ったところは見ているこっちも安心します。
今回ならば曲中にお客様を上げて、ワインを一気飲みさせるとか(笑)
普通ならば出来ない事をして、今までのステージの常識を「破壊」するのが、彼女たちの強みであり、また一方で脆さでもあります。
この「破壊」と表現した行為、文字通り彼女たちのパフォーマンス全体を「破壊」する危険性も孕んでいます。
ただこの「破壊」的な衝動がたまらない客層もいる訳ですが、ここのコントロール一つで酷いステージになってしまう可能性も……。
他の出演者を見ていると、主催であるFICEがこの「破壊」的衝動の表現が非常に長けていて、またそのコントロールが上手い訳です。それ故、多少のことでは彼女たちのステージは破綻を起こしません。
彼女たちが今後、この「破壊」的な衝動をステージの上でいかにコントロールしていくかが、彼女たちがYUIMINOとして成長していく糧だと思います。

一方、今回は3位に甘んじた大和撫子。
2連覇でストップしましたが、却って彼女たちの今後の成長を考えたら、この結果で良かったのかもしれません。
言い方は悪いですが、前回、彼女たちが自信を持ち、考え抜いたステージが結果としては3位に甘んじた訳です。
彼女たちは前回のステージが「評価されてない」事を知るいいキッカケになったと思います。
その結果を受け、しかも芍薬抜きで臨んだステージが今回のステージだった訳です。
正直言うと前回のステージとは対照的なガチンコなセットリストでした。
逆に言うと「大和撫子はこういうステージも出来るんだ」という事を表現出来た点ではかなり評価していいと思います。
個人的所感ですが前回より、今回のステージが圧倒的に良かったです。
他の出演者に比べて、オリジナルの数が少ないというハンデを抱える以上、こうしてステージの構成で勝負していくしかない彼女たちですが、これをキッカケにまた一歩進化する可能性を示したと思います。

とにかく今回のTOP3、遜色はありませんでした。
どこが次回優勝してもおかしくないパフォーマンスを見せてくれたと思います。

さてそんなTOP3の牙城は誰か崩せるのかが、このイベントにおける焦点になってくると思います。

4位の美弥乃静ちゃん。
とうとうTOP3から陥落しましたが、TOP3には無いバラードを今回は見せてきました。
彼女の本来の武器である、歌唱力を前面に押し出すステージを披露し続ける事が重要では無いかと思います。

5位のFICE。
相変わらずの暴れっぷり。そして破綻しているようで、緻密に計算されたステージ運びはさすがの貫禄。
上位にいけないのは、あくまで固定ファン層が投票に熱心じゃないだけなので(笑)これからどの位置でイベント全体を締めてくれるのか……。

6位のいっちー。
あまり強調材料が無い昨今。
今回、一番厳しかったのは彼女(とダンサーズ)のような気がしないでもない。

7位のとろ美ちゃん。
はきゅーんを呼び出したのは戦略として有。
しかし了法寺を前面に押し出す以外強調材料が無いのが不安。次回出場もある意味不安(爆)

そんな中やはり注目すべきは、初出場となった、うさぎのなみ平嬢。
今回の出演者の中でも歌唱力は恐らく一、二を争うほどの出来映え。
独特の歌詞、世界観、キャラクターなど全てが確立されており、熱い固定ファン層共々注目が集まる。
同じ歌姫系統だと、美弥乃静ちゃんが既にいるが、同じ歌唱力を武器にしておきながら対照的なキャラクターなので、その対比も面白い。
今後の「ぢゃ☆ベストテン」において、中心的存在になっておかしくない実力の持ち主なので、今から次回ランキングが楽しみです。

これに昼を勝ち抜いた、ひゞかなも絡んでくる訳だから、ますます「ぢゃ☆ベストテン」がどうなっていくか分からないですね……。



女王に返り咲いたnoisy、7度目の栄冠を手にする事は出来るか!?
それとも女王から陥落した大和撫子、すぐさま返り咲きを果たす事が出来るか!?
2位の座から虎視眈々と女王の座を狙うYUIMINO、悲願達成となるのか!?
はたまた初ランクインで初優勝をかっさらうか、うさぎのなみ平!?
それとも他の誰かが、一気に上位を伺うのか!?

まさかのFICE、久々の優勝とか!?(笑)
そして……こんな中に放り込まれて、どうなってしまうのか、ひゞかな!?(笑)



次回……9/17「ぢゃ☆ベストテン vol.22」

夏の名残を残す、中秋の神楽坂……ここだけ熱い日が続く……。