【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『ぢゃ☆ベストテン vol.20』@芝浦StudioCUBE326
またいつもの事ですが、こちらを読む前にまずは昼の様子からどうぞ、
・AnBぷれみあむぅ presents 『第20回イカすアキバ天国』@芝浦StudioCUBE326
http://ameblo.jp/hitode0014/entry-10900721251.html
芝浦最後の「イカすアキバ天国」は見事、゜*☆姫乃☆*゜ちゃんの優勝で幕を閉じた。
その熱気も冷めない中、今度は夜の部「ぢゃ☆ベストテン」開催となる。
前回、昇格組のcross†が残念ながら、イベント終了して間もなく卒業を宣言した。久々の昇格即卒業である。
しかし……今回は「旅に出る」と言っていた、あのユニットが帰って来る……。
結果……出演者総数は増えている事になる。
(ただし今回も欠席した出演者がいるので、実際は全員出ていないのだが)
芝浦では実現しなかった「降格システム」もいよいよ現実味を帯びてきた中、芝浦最後の「ぢゃ☆ベストテン」の火蓋は切って落とされようとしていた……。
今宵行われるは、真の「芝浦最後の頂上決戦」!刻一刻と迫る「ラストシバウラ」!
果たして芝浦最後の女王は誰の頭上に輝くのか……。
さらば、芝浦StudioCUBE326!しかと見届けよ!
本編通じて芝浦最後のAnB……「ぢゃ☆ベストテン vol.20」の様子をレポートいたします!
●開演前
もう殆どの客層が顔見知りです(笑)
これに今回、欠席した出演者の客層が加わったとしても、顔見知りばっかりです(笑)
まぁそんな訳で軽く知っている人には挨拶をしつつ、会場の中へ……。
確実に昼よりは夜の方が客入りはいいんだよね。
やっぱり朝早く無いから(笑)
ただこの客の入りを見て思った事もある。
この会場のキャパで、最終的にほぼ満員になる訳ですが、次回からの会場は確実にキャパは狭くなる……。
本当に入りきれる?大丈夫なの?と疑問や心配も出てきてしまう訳です。
うーん……もっとも今から、次回以降の心配をしても仕方ないので、その事は一旦頭の隅に追いやるとします。
そして各出演者のCM映像が流れ、OP映像に突入。
このOP映像を見て思ったのは、一部出演者はそろそろ映像を変えてもいいような気がする(笑)
結構古い人もいるし(笑)
OPのVTRが終わると、いつものお二人……司会~ずの二人が揃って登場して……田川さんの衝撃的な一言から、芝浦最後の「ぢゃ☆ベストテン」は幕を開ける事となった!(笑)
●本編
「Aey!ney!Bey!MUSIC JUMP~」
……って、それは偶数月の方!(笑)
どうやら素で間違えたから始末におえない(汗)
……という事で、OPはリテイク(笑)
今度こそ無事にOPを終えて、本編突入と相成ります。
ちなみに前回投票、無効票は無かったそうですが、来客全体の投票率が89%との事。
全部で何人来たのか知りませんが、10人に一人は投票していない計算になります。
目指すは投票率100%。皆さん、投票しましょう。
(って、どこの選挙管理委員会だか・笑)
まずここで普段なら昇格組登場……ですが、今回は長期休養明けの復帰組がいるので、最初に登場していただく事と相成りました。
ちなみにランキング的には、司会のあとちん曰く「第……0位?」(笑)
そして登場した復帰組は……。
・復帰組:YUIMINO
vol.15の「旅に出る」宣言以来、約1年ぶりに戻ってきました、YUIMINOのお二人!
いきなりOPの映像から流れる、センセーショナルな演出で度肝を抜くステージを……と思いきや、何か様子がおかしい。
映像がストップして出てくる司会~ずの二人。
実は当人たちがまだスタンバイが終わってなかったのに、映像を流してしまったそうです(爆)
……という事でリテイク(笑)
(なんかこの日はやり直しが多いなぁ)
……という事で、OP映像二回目……今度は途中から久々のYUIMINOが登場!
この日の衣装は極彩色豊かな……まぁなんて言っていいのかな?そんな感じのラフなファッション。
そして始まった復活の一曲目「Lience」……。
「唯×実~ユイみの~」を経て「YUIMINO」と名を変えた彼女たちはこの瞬間、再びこの戦いの舞台に舞い戻ってきた!
いきなり会場全体を巻き込む、ハイテンションなビート。
そして観る者全てを釘付けにする一糸乱れぬダンス。
外見や衣装は若干変わったとしても、彼女たちが追い求める高いクオリティはそのままに全力で駆け抜けていく!
この疾走感こそ、彼女たち持ち味である!
こうして一曲目を終えた彼女たち。いつものようにちょっとおかしなテンションのMCを経て(笑)この後はノンストップで二曲目からラストまで一気に駆け抜ける。
二曲目、この日リリースの新曲「Rebirth」
今までの彼女たちと違い、どこか軽いノリのキャッチーでポップな感じの歌に仕上がっている。
しかしサビの部分は横モッシュとか、相変わらずやる事、為す事、破天荒な出来映えである。
そしてどうしても「Take it Love」という歌詞が「テキーラ」にしか聞こえない罠(大爆)
そもそも「Rebirth」では無くて「Reverse」が本当は正しい表記なんじゃないかと言われる始末(笑)
……なんか色んな意味で新境地を開拓したような気がするよ(笑)個人的にはかなり好き。
でもYUIMINOと言えば……ラストに持ってきたこの曲を忘れてはいけない!
歌ったのは「Replay」
この曲こそYUIMINOのキラーナンバー。
これ一曲ある無しだと最後の盛り上がり、締めが違う!
特にサビの部分のモッシュでテンション最高潮に!
そして徐々に静かに終えて……締めてくれました。
以上、久々のAnBに気合が入りまくりのYUIMINOのお二人でした。
こうしてYUIMINOの復帰ステージから始まったライブ!
さぁここから昇格組の紹介……といきたいのですが……。
・昇格組:うさぎのなみ平
なんと今回は欠席。ごめんなさいVTRが流れました。
ちなみに内容の殆どが新曲発売ネタ(笑)
……しかし昇格組は本来、昇格直後翌回の「ぢゃ☆ベストテン」に出場しないと、出場権放棄と見なし「イカすアキバ天国」から再挑戦となります。
(第12回アキ天キング・Citrus Kissがその例にあたる)
さてうさぎのなみ平嬢の場合はどうして、通常の欠席になったのかという事で、これも事前に主催・FICEに聞いております。
○主催:FICE・えんさんの見解(あくまで大石が聞いた話の要約)
うさぎのなみ平嬢は当初、3月に行われるvol.20には参加の意思を表明しておりました。
またこの時点で5月に開催されるvol.21の出演はNGなので、欠席になるのは確認が取れていました。
しかし先の震災の影響でvol.20は5月に延期となり、なみ平嬢は図らずもvol.20に欠席となりました。
ただ今回は天災という予期せぬ事態による開催延期の影響による欠席なので、出場権放棄と見なすには不適当と判断。
よって今回は救済措置として、通常欠席を認めるものと致します。
……という事です。
現に3月に実施された代替のチャリティーライブにも出演していた経緯もあり、救済措置を取る事にしたと思われます。
とにかくこのコミッショナー裁定により、うさぎのなみ平の初挑戦は次回にお預けとなりました。
しかし次回、出演順は今回勝ち抜いた゜*☆姫乃☆*゜ちゃんとどっちが先になるんだろう……?
まぁこれは次回を待つと致しますか。
さてここからは前回のライブを踏まえてのランキング。
8位から発表……ですが、前回、卒業したcross†もしっかりランキングに反映されています。
会場ではcross†の順位まで反映したランキングで発表されておりましたが、このレポートではcross†の順位を反映していない順位で発表していきたいと思います。
(以前は卒業した出演者は、翌回からランキング対象外で順位すら発表されなかったのですが、ここ一年で何故か反映しているので実は困っています)
会場にいた皆様は予め、その点をご了承ください。
・7位:とろ美
会場では8位とコールされてましたが、実質7位。前回から2ランクダウンのとろ美ちゃん。
……今回も欠席です(汗)
了法寺とか、漫画の締め切りとか、色々忙しくて今回も出演断念だそうです。
前回vol.19では久々の出演でしたが……今回も欠席だとしばらく下位に沈みそうです。
・6位:FICE
会場では7位とコールされてましたが、実質6位。前回と同ランクキープ。
……っていうか主催なのに、こんなに前(笑)
いくらなみ平嬢、とろ美ちゃんがいないとはいえ、まさか2番手で拝む事となるとは(笑)
ちなみに「ドベ」と錯覚されていた方が多いですが、「ブービー」ですよ(笑)
さてこの日は最初に1分MCを入れた後はラストまでノンストップ構成(笑)
メンバーはFICEの二人に、バックは玄関マットと、コーラス・ひびぃの4人体制でスタート。←これ重要。
まずこの日の一曲目は「桃缶」
……ひよちんの動きを基本的にコピーする楽曲なので、客席がカオスな事に(笑)
最近のひよちんの動きはますますおかしな事になっており、既にライブがライブでは無い状態に(笑)
あまりに珍妙なひよちんの動きに対し、えんさんがひよちんの乳を揉むが……「あ、乳が無い」とか酷い(笑)
そしてサビの混乱に乗じて、偽マットこと某ゾルキさんがステージ上に登場したりするのですが、何故か帰してもらえない(笑)
偽マット付で次の曲「蟹祭」
ひよちんの酷さは全開(笑)
確かここでDJひこが拉致されたのか、上がったのか、どっちか分からないけど、この前後で何故かステージ上にいた(笑)
そして最近恒例の(笑)電気アンマタイム(酷)
本来なら某ノブりんを拉致したかったそうだが(笑)いなかったので、清水ニコニコ氏が拉致。
お客さんにステージの上で電気アンマを仕掛けながらサビを歌うひよちん……なんて酷い図だ(笑)
もっともされている清水ニコニコ氏も、妙に嬉しそうな表情だったような気が(笑)
もちろんDJひこ&ニコニコ氏もそのままステージ上で、ラスト「コンチ音頭 ~びんびんver.~」
写メを撮りに来たあとちんもそのまま戻る事なく、最後までステージに……。
最後はステージの上の半数がお客様と、司会で占められているライブって一体(笑)
ただお客様をステージに上げて、やりたい放題という、いわばFICEの原点とも言えるようなフリーダム過ぎるライブが展開されました。
そしてFICEの二人は最後に……「さらば芝浦!」と絶叫していました(笑)
以上、なんともメチャクチャである意味ロックなFICEのステージでした。
あー……酷かった(笑)
・5位:いちご姫withいちごダンサーズ
会場では6位とコール、実質5位。前回から2ランクアップ。
この日のいちごダンサーズはちびいちご全員+いちごもなか。
いちごの国の住人の大半が、もなかこともにゃの前に大挙していたような気もするが(笑)いつもの調子でライブはスタート。
一曲目は「苺大福」
健気に頑張るちびいちごたちの姿と、前で頑張る大きないちごの国の住人の皆様が印象的だった(笑)
続いて二曲目は意外と久々「苺祭り」
会場全体で肩を組んだりして、意外と盛り上がる楽曲なのである。
ここも無難に終了。
特に大きな変化というのは感じないのだが、ちびいちごたちのMCを聞いていると色々表現が豊かになったと思う訳です。
彼女たちも日々、成長していると思うと、子供を見守る親の目線になってしまいます(笑)
あ、いっちーに関してはいつも通りなんだけど(笑)
だけど最近、某ケーブルテレビでやっている某番組の再放送を見ていて、何気に応援していたりする(笑)
本当にゲームうまいんだなぁ……なって思ったりする。
あ、ステージに関係ない話題だったので、もういいや(笑)
ラストは「いちごの空」
いっちーの定番中の定番。
これで締めないといっちーは終わらないと思います。
特にこの日はいっちーの芸人らしいところも無く(笑)意外と普通に終了。
まぁ前回、あれだけ大遅刻していてこの位置だから御の字だと思います(笑)いやマジで。
でもしばらくはFICEとこのあたりで前後しそうだなぁ……。
・4位:Splash!
会場では5位、実質4位。前回と同ランクキープのSplash!
いちごもなかの中の人こと、迫畑彩ちゃん連戦の図(笑)
同じく彩ちゃんファンのふくちゃんも連戦の図(笑)
サイレンの音を連想させる毎度お馴染みのSEに乗って、いつものように赤、桃、水色の三色のTシャツに身を包んだ三人がステージに現れる。
そして一曲目「Movin' on」(dream)
Splash!が初めて「ぢゃ☆ベストテン」に出場した時も、この曲が一番最初だった。
あの時とメンバーは入れ替わったが、どこか懐かしさを感じさせるワンシーンだった。
その後MCを挟み二曲目からはオリジナル構成。
二曲目「Shake It!」
メジャーレーベルでのデビュー曲でもある同曲。
彼女たちにとっても思い入れが深い曲で、尚且つ歌いこなしている楽曲である。
やはりこの楽曲をモノに出来てこその彼女たちであると、この日の彼女たちを観ていて思った。
三曲目「Heart braker」
同じくメジャーレーベルでデビューした際の収録曲。
曲調はどこか切なくなるような、切々とした歌なのに振り付けは見ていて最高にカッコイイ。
確かに彩ちゃんのダンスのキレは申し分ないのだけど、しあちゃん、美兎ちゃんもかなりいい感じだと思う。
Splash!はこの三人になるまでメンバーチェンジも頻繁で大変な時期もあったけど、ここにきてかなりしっかりしてきたと思う。
彩ちゃんのリーダーシップと残り二人がそれに応えるようしっかり伸びているのが、見ていて良く分かる。
さてそんなSplash!ですが、ここで重大発表……。
今回限りでの卒業を発表。
Splash!自体は今後も活動を継続するとの事ですが、今後の活動の方向性を考えての事なんでしょう……。
正直、もう少しこのイベントで見たかったユニットですが、次回から神楽坂に会場が移転するのも、ダンスユニットの彼女たちには影響があったかもしれない……。
そして彼女たちがこのイベントで最後となる楽曲としてもってきたのが「Forever Summer」
この日、まるで夏のような暑さに包まれた一日に相応しい楽曲だと思いました。
季節感ピッタシ!そして……最後の別れの一曲として、ちょっぴり切ないメロディラインも決まってました。
最高順位:3位(vol.17で記録)
出場回数:5回
「第15回アキ天キング」Splash!……今までありがとう。そしてお疲れ様でした!
さぁここからベスト3。
ですが、前回卒業のcross†の名前はまだ出ない……。
本当に一体、どうなっているのやら……。
・3位:美弥乃静
会場発表で4位、実質3位で同ランクキープ。
登場して早々、静ちゃん曰く「一曲目で休んでください。後は休みありません」
どんだけ頑張るつもりですか!?(笑)
……という事で一曲目「AI~愛」から、名前の如く静かにスタートして静ちゃんのライブ。
一曲目後のMCでは久々に「にゃ」とご挨拶。最近サボっていたらしい(笑)
続いて二曲目「starry season」
ここで来ましたか。
相変わらず情熱的な中に、切なさがこみ上げるような名曲です。
ここから彼女のライブは一気にヒートアップしていく。
そしてMCでは夏のバースデーライブ開催のお知らせと、コラボCD発売という高まるお知らせもあり、ますます会場はヒートアップ!
そしてラスト二曲は連続。
まずは三曲目「colorful candy」
今やすっかりお馴染みの一曲。
サビの部分の腕の屈伸させる振付も会場全体でやると結構圧巻。
そしてラストは「Non stop」
彼女の元気な面が前面に押し出された、明朗快活な楽曲です。
ステージ全体の締めにはもってこいの、いい感じの曲でしたね。
全体的にいつもの彼女らしい、王道とも言えるセットリストでした。
本当にいい意味でハズレが無い、安定感のあるステージをします。
以上、美弥乃静ちゃんのステージでした。
そして……ようやくここで会場発表でいうところの3位でcross†登場。
卒業していなかったらいきなり3位か……cross†凄かったんだな……。
静ちゃんにも1,000点以上差をつけた事を考えても、どんだけ人気あったんだか……。
そんなcross†の二人のメッセージが会場には流れ、改めて卒業を宣言しておりました。
もう1、2回は見てみたかったけど、まぁこれも仕方ないかね。
とにかくcross†のお二人、短い間でしたが、ご苦労様でした。
……さぁいよいよ残るはベスト2!
残っているのは新旧女王のあの二組!
果たして達成されたのは連覇か?それとも返り咲きか?
「芝浦最後の頂上決戦」その運命の結果は……!?
……と、その前にハーフタイムショウ(笑)
・ハーフタイムショウ:ヲタガール3→4
前回、ヒビッチェという黒い娘が加わっていつの間にか4人になったヲタガール3、改めヲタガール3→4。
今年1月以来の登場に、ほぼぶっつけ本番状態の4人。
それでも一曲目「秋葉原純情物語」(だっけ?)は順調にこなします。
しかし次の瞬間、ヒビッチェを除く旧メンバーが震撼した。
……な、な、なんと目線の先には「ご先祖様」こと初代ロザンナ(の中の人・某F・S嬢)の姿が!?
これにはメンバー全員土下座(笑)
特に二代目ロザンナこと、ロザンナ田川は平身低頭(笑)
それでも恐れ多くも、ご先祖様の目の前で「漏れたちヲタガール3」(4バージョン)を披露。
皆でご先祖様に土下座タイム!(笑)
こうしてハーフタイムショウは終了。
しかしやっぱり最後の芝浦……初代ロザンナまで登場とは何が起こるか分からない(笑)
……という事でハーフタイムショウを挟み小休止を取っていただいたところで(笑)今度こそベスト2の発表!
運命の第2位は……!?
・2位:noisy
前回と同ランクキープ。2010年の絶対女王・noisy、返り咲きならず……。
しかしこの日のnoisy、気合が違った。
まずは衣装が先日行われた、立花さんのBDライブ「サナセレ」で披露された新衣装。
しかも立花さん、背中のパーツを忘れたので、露出が高かくてセクシーでした。
本人曰く「昼の部の皆さんを見ていたら、自分、これでも大丈夫だと思った」(笑)
確かに立花さんの着ていた衣装より布面積がはるかに低い人が多かった(笑)
さてそんな立花さん、ショートカットにしてからはAnB初登場!なので、そんな彼女を初めて見る人からは「かわいい~!」と歓声が上がった。
確かにイメージが変わってかわいらしいんですよ。ただしらんらん曰く「ギャルじゃなくなった」と不評(笑)
肝心のステージはインストの後から「Crazy Night」からスタート。
noisyの王道パターンできましたな。
そしてMCで上記のような会話を挟み、二曲目「LOVE THE WORLD」となだれ込む。
しかし珍しくサビ後の間奏で振付のミスが目立つ。
どうやらこの後の楽曲の振付に気をとられて、一瞬跳んでしまったらしい。ちょっとらしくないミスでした。
MC挟んで続いて三曲目、四曲目は連続。
「HONEY HEART」→「BRAZE HEART」とアルバム「DUAL HEART」からの「HEART」曲の連発。
同じアルバムに収録されたいわばnoisyオリジナルの二枚看板を同時に出してきた感覚。
プロ野球に例えれば一つの試合でエースが先発して、中継ぎに先発2番手をつぎ込むようなもんか(笑)
(却って分かりにくいか?)
でもこの二曲同じ「HEART」がつくタイトルだけど対照的な楽曲です。
「HONEY HEART」はかわいらしい女の子のドキドキ感なんだけど、「BRAZE HEART」はカッコイイ、ハードな恋の駆け引きと言った感じ。
やはり野球に例えるなら力で押す直球か、コントロールやキレで勝負する技巧派かの違い(却って分かりにくい例えだ)
結論……この二曲タイトル以外は全然違う曲だ(笑)
そうしてこうしてnoisy、ラスト一曲となりました。
ラスト一曲はなんと待望の新曲!
今年、レースクイーンとして参戦しているKYOSHOアリスモータースのイメージソングとして発表されたタイトルはズバリ「Akashic」
(あれ?「Akashic race」だっけ?)
まさにレースを彷彿とさせる疾走感が心地良い、ナイスなナンバー。
カッコ良かったねぇ。こういうのをスタイリッシュに歌いこなせるのが、今のnoisyの良さだよね。
この歌を引っさげて、noisyさん、今年は全国で歌い続けるのかな……意外とカッコイイじゃん!
最後の最後で締めてくれました。
相変わらずのクオリティの高さ。これなら次回の返り咲き、そして新記録6回目の優勝も夢じゃない……かも(笑)
以上、noisyのステージでした。
……お待たせいたしました。
芝浦最後のAnB、本当の最後の最後が近づいてまいりました。
……が、何故かここで司会~ずに混ざって、ちびいちごダンサーズのいちごマンゴーちゃんが飛び入りゲストで登場(笑)
いっちーを1位にしてくださいと宣伝(笑)健気でかわいいのだが、それとこれとは……。
という事で、いちごマンゴーちゃんによって1位の人が読み上げられました。
芝浦最後の女王に輝いたのは……。
・1位:大和撫子
前回から連覇達成でV2。大和撫子が芝浦最後の女王に見事君臨いたしました!
さてそんな大和撫子のステージですが、いつもとちょっとOPが違っていました。
最初に流れたのは、猛特訓の様子を流した映像(笑)
某スタジオで血も汗もにじむような特訓風景(笑)を流した1分ほどの画像が流れ……そしてステージが始まる。
最初に元気良くステージに飛び出したのは、芍ちゃんと百合ちゃん。
あれ?ぼたたこと牡丹の姿が見えない?と思っていたら、ステージの上から大量の風船が落ちてきた!
風船の上を見上げると、そこにはぼたたの姿が……!
このステージの構造は特殊で、ステージの脇に上の階(控え室)に通じる階段があります。
その踊り場からステージを観る事が出来るようになっております。その踊り場からぼたたは風船を落下させたんですね。
この演出は宜しかった。
そのまま一曲目「アノネ ~まみむめ☆もがちょ~」(水樹奈々)からスタート。
実はググって調べるまで水樹奈々の楽曲とは知らなかった(笑)くらいノリノリで楽しい感じで印象的でした。
さてここでMC。この日の三人の衣装は……なんて言えばいいんだろう。
白いブラウスにチェックのスカート、ネクタイ……ちょっとメイド風にも見えたりする。
さてここからはしばらく連続。
二曲目「ONE FOR ALL」
もうやまなでの定番中の定番。説明不要な名曲。
百合ちゃんが先日から足を痛めて、本調子じゃなかったけど、それでも良く頑張って動いていた印象がある。
その後の楽曲は「大声ダイアモンド」(AKB48)→「完璧ぐ~のね」(渡り廊下走り隊)→「answer」(ノースリーブス)と続く。
結構驚いたカバーソング三連発。
共通して言えるのは、最近人気のあるところのアイドルの名曲ばっか並べてきたというところ。
歌も振付も完璧にこなしてきたのは立派だと思う。
確かにオリジナルが少ない頃から、この辺のカバーは得意としてきたユニットという印象は強かったですが、改めてその想いは強くなりました。
とにかくこの間、チームやまなでを始めとする前方の客層の盛り上がり方は半端無かったね。
しかしカバーばかりで終わっては、やまなででは無い。
締めはやっぱりオリジナルで……という事で、先日発売された「RUN RUN GIRL」
冒頭の百合ちゃんの「狙っているのは君だけ」の「君だけ」の部分が「一番だけ」と変わってましたが(笑)それだけ気合を入れて今回に臨んだって事でしょうね。
確かに中盤のカバーの出来映え、完成度も高かったけど、それ以上に「RUN RUN GIRL」の出来映えは良かった。
やはりオリジナルの楽曲を歌って、浸透させる事でナンボです。
こうして大和撫子、V2のステージ……そして芝浦最後のステージは終了しました。
以上をもって……芝浦最後の「ぢゃ☆ベストテン」……そして長きにわたる芝浦でのAnBはここに幕を閉じました。
●総括
「芝浦最後の頂上決戦」
そう呼ぶのに相応しい、激熱なライブバトルが展開されました。
まずはV2を達成した大和撫子、おめでとうございました。
芝浦最後のステージを見事に締め、芝浦における有終の美を飾る事が出来たと思います。
ステージのコンセプトもしっかり衣装と曲に反映されていて、今回大和撫子が表現したい世界観が伝わってきました。
この調子なら今回もブッチ切りV3も間違いない……と言いたいところですが、実は今回のステージ、彼女たち最大の課題も浮き彫りになったと思います。
今回のステージのコンセプト、セットリストを見る限り、かわいらしいステージとかそういう世界観を演出したかったのは良く分かります。
ですが……セットリストの中盤、三曲連続カバーソングで固めてきました。
今回のコンセプトを実現する上で残ったオリジナルではそれに合わなかったため、カバーソングを入れてきたと考えるのが妥当かと思います。
確かにカバーソングは自分たちのオリジナルより知名度が高い事も多く、また有名な曲なら初見の人でも盛り上がってくれるため、組み込みやすいのが特徴です。
今回、大和撫子はその特徴を抑えつつ、自分達の表現したかった世界観実現のため、カバーソングを大量投入してきた……というのが私の見解です。
だがそこに大和撫子のオリジナリティは果たしてあるのか?……となってしまう訳です。
スタートから「ONE FOR ALL」までと、ラストの「RUN RUN GIRL」は彼女たちのオリジナリティが出ていて良かったと思います。
冒頭の風船投入後の一曲目はステージ全体のアクセントをつけるという意味ではカバーソングの上手い使い方だと思います。
(この日の出演者で挙げるなら、Splash!の「Movin' on」なんかが好例)
そこから大和撫子の代表曲「ONE FOR ALL」まで繋がる流れは見事だったのですが……正直、最後の「RUN RUN GIRL」が来るまでは、どうなのかな?と思いました。
曲を前面に押し出すためのステージ構成でいくか、もしくはステージ全体にテーマを与えて後から曲ありきで行くか……非常に難しいところだとは思います。
本来の理想は曲は全てオリジナルで、前者でも後者でもいけるようにする事だと思います。あくまでカバーを用意するならアクセント、サプライズ程度でテーマの幹にしてはいけない。そう思います。
しかし今回、後者を選んだ大和撫子は図らずも、中盤をカバーソングで固めた事により、オリジナリティの弱さを露呈する事となってしまった……というのが私の所見です。
これが今後の彼女たちが「大和撫子」であり続けるため克服するべき最大の課題だと思います。
オリジナルの楽曲を増やすか、もしくは一曲でも多くのオリジナルを前面に押し出す構成にチェンジするか。
対処、克服の方法もそれぞれだと思いますが、それでも彼女たちのポテンシャルを考えたら、まだまだ上にいけると信じています。
厳しい事は書きましたが、毎回のように会場を盛り上げる事が出来る実力の持ち主です。
これからもこのイベントのみならず、この業界の中心的存在になっていくのは間違い無いと思います。
そういう意味では次回の結果、本当に楽しみです。どうなっているのか……。
対照的に我が道を通して2位となったnoisy。
今回は完全にオリジナルだけで5曲、通してくれました。
彼女たちの場合は既に「アニパラ」というジャンルが確立されており、これをどう魅せるかがポイントになっている感があります。
見方によっては「マンネリ化」に陥る危険性は常にはらんでいるのですが、毎回、それを防ぐための努力が見え隠れします。
衣装だったり、定期的にオリジナル曲を発表するなり……その努力が続いたからこそ、2010年はずっと優勝出来た訳だし、現在も2位にいられると思います。
高いクオリティを常にキープする努力、そして自分たちのアイデンティティである「アニパラ」を表現し続けるため創意工夫。
間違いなく、職人に近い仕事の域に入っています。
今回の新曲は今までのnoisyらしさが前面に出ているいい楽曲です。
果たしてこうして与えられた楽曲をどう活かしつつ、新しいnoisyを発信していくのか、今後に注目していきたいと思います。
3位の美弥乃静ちゃんは相変わらず、外さないなという印象があります。
前回は新しい要素がないと評価しましたが、夏のBDライブに向けて色々動き出したので、そのあたりに注目したいところです。
ただライバルに確実に同系統の歌姫系が浮上しているので、彼女も自分なりにどう表現していくのかが見てみたいですね。
4位以下に関しては、4位・Splash!は後回しにして……。
5位・いちご姫withいちごダンサーズ。
いちごマンゴーちゃんの努力は買うけど、やっぱり営業努力が足りないかなぁ。
オリジナリティの観点からいけば、相当強烈なのになぁ……しばらくこの位置かな。
6位・FICEは久々にキレたライブをしてくれたと思います(笑)
初期FICEを彷彿させる、お客様の巻き込み方とか、もう最高!
上位にいけなくても、やっぱり主催!あんたが最高!(笑)
そして復帰組・YUIMINO……良く戻ってきた!
復帰早々、あれだけの強烈なライブが出来れば、もう何も言う事はない!
ただでさえ完成度の高いステージが、更に磨きがかかって、既に熟練の域に入っている……この一年近くの「旅」の成果を見せてもらいましたよ!
次回はもしかすると、もしかするかも……。
そして今回、卒業するSplash!のお三方。
まずは一年近い出演、お疲れ様でした。
個人的には「第14回イカすアキバ天国」の涙のEDボイコット事件(と勝手に命名)は今でも印象がとても深いです。
この時から、彩ちゃんにとって長い戦いが始まったように思います。
その後「第15回」でリベンジして勝ち上がったと思ったら、今度はメンバーチェンジが連発。
「ぢゃ☆ベストテン vol.17」では、彩ちゃん、しあちゃんと二人で臨まないといけない窮地に立たされたりもしましたね。
それでも彩ちゃんが凄い頑張っていたのは知っているし、それに応えるようしあちゃん、美兎ちゃんも必死についてきていたと思います。
推しの皆様ほどではありませんが、Splash!がこのイベントに出演するたびに成長していく姿を見て、本当に嬉しく思っていました。
今回で「ぢゃ☆ベストテン」は卒業してしまうという事だけど、どうかこれからも三人で頑張ってください。
別の会場でお会いしたら、どうかよろしく!
今まで、本当にありがとう!
……こうして芝浦最後のライブバトルは幕を閉じた。
芝浦初のAnBぷれみあむぅシリーズが行われたのは、ちょうど二年前……。
元祖「シルバーコレクター」と呼ばれた、荻上トモが勝ち抜いた「第九回イカすアキバ天国」から始まった芝浦でのライブバトルは、数えればキリが無い程の名勝負、名シーンが刻まれた……。
……今、少しずつ書き出したけど、本当にあまりにもキリが無いから、ここでは割愛します。
だけどこの芝浦で行われた数々のライブバトルは、観た人全てに興奮と感動を与えたと思います。
ありがとう芝浦。
さようなら芝浦。
この二年間を決して忘れない。
そして……この興奮と感動は……神楽坂に舞台を移す!
次回……7/16「ぢゃ☆ベストテン vol.21」
新章突入!
二ヶ月に一度のライブバトルは……神楽坂を真っ赤に燃やす!
P.S.
……これなんの宣伝だろう?(爆)