【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『第20回イカすアキバ天国』 | ヒトデ大石のなんとなくレポート置場

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2011年8月「ヒトデ大石のどんなブログにしようか検討中。」からタイトル変更。
ライブイベント、舞台観劇のレポートを中心に書いていこうというブログ。
以前はmixiが主戦場だったけど、今はこっちが主戦場(笑)

【レポート】AnBぷれみあむぅ presents 『第20回イカすアキバ天国』@芝浦StudioCUBE326

あの震災が起きた翌週……本来行われるはずだった、二ヶ月に一度のライブバトルは「休戦」となった。
しかしただの「休戦」ではなかった。
この時、共に競い合うライバル同士が手を取り合い、被災地のために元気を、歌声を、想いを届けるために一致団結して立ち上がった。

熱いライブバトルはその形を変え、元気を無くしていた皆の心を灯す強い光となって降り注いだ。
そしてイベントの最後、被災地への祷りと共に、皆が思ったであろう……。

また同じメンバーで「開戦」しようと……。

……あれから二ヶ月が経った。

あの日、希望の光が降り注いだ地・芝浦に、再びライブバトルの熱い炎がやってきた!
それは同時に芝浦で燃える、最後の炎となる……。

四ヶ月ぶりに帰って来たライブバトルは、芝浦StudioCUBE326で行われる、本編も通じて最後のAnBの舞台となった!

「芝浦最後の頂上決戦」
まずは昼の部……芝浦最後の「アキ天キング」の座を目指した戦い「第20回イカすアキバ天国」の様子をレポートいたします。

●開演前

顔なじみの客層は大抵分かりやすい。
いつも現場で見てる人や、いつも見ている人だけど、この日の推しのTシャツを着ているので誰で入ったのか分かるとか……。
そういう意味で分かりやすい人が半数。

そして全く分からない人、半数(笑)
顔なじみじゃない上、恐らくTシャツがグッズに無いところの客層とい事になる。

どういう事かというと固定層が分かっている出演者と、そうじゃない出演者がいるという事。
つまり事前の計算が予想しづらいという事に繋がります。

この日は正直、予想は困難。
更に出演順を見ても、混戦必至の出演順……全く読めませんでした。
もっともそれが却って面白かったりするので、観ている側としては胸の高鳴りが更に高鳴るところですが。

そんなこんなでFICEの宣伝等々のVTRが終わり、OPのVTRに移行。

出演者の名前が次々に映し出される。



残念ながら3月に開催されていたら出場予定だったハルシヲン、森永まみの名前は無かった。

前回3位のハルシヲン……3月でも熱い歌声を届けてくれた彼女たちはこの日、香川にいた。そして6月に活動休止が先日発表された……。だがあの日の彼女たちの勇姿を決して忘れる事は無いだろう。
4回連続出演中だった森永まみ……今回、出演していたら最多連続出演となる5回連続出演だったが、それは叶わなかった。同じ頃、渋谷の地で後輩の卒業ライブのために奮闘していたであろう……。

しかしそれ以外の5組と、入れ替わりで参戦が決まった2組によるライブバトルの火蓋はもうすぐ切られるのであった……!

●OPアクト

……その前に主催兼司会のFICEによるOPアクト。
この日は「浪漫」でスタート。

まさしくこのライブバトルに相応しい楽曲。
求めるものは「浪漫」……「ぢゃ☆ベストテン」へ続く道……。
(ただしこの歌のサブタイトルは「モザイクの向こう側」だったような気がするが気にするな・笑)

そんな訳でいつも通りOPアクトが終了。
やはりいつも通り、口酸っぱい、投票システムの説明(笑)
そして無効票の恐ろしさを語る、FICEの二人(笑)
確かに前回も無効票があったばかりだし、口酸っぱくなりますわな(笑)

そして意外と長く、投票システムに説明を割いて、いよいよ本編開始となります!

●本編

・1番手:広瀬ことみ(初出場)
アキバ系ロック猫、こっとんこと広瀬ことみちゃん。「イカすアキバ天国」に初出場!
猫耳、猫尻尾といういつもとお馴染みのスタイルで登場。
一曲目「キャラメル」から快調にスタート。
いつもの軽快な感じでいい感じに飛ばしていた……ように見えるが、MCに入りある異変に気付く事になる。
……語尾が普通(笑)
いつもなら、語尾(特にな行の言葉)が必ず「にゃ~」に変わるのに、普通にトーク。
どうした!こっとん!?(笑)客席から突っ込まれて、とって付けた様に「にゃ~」とつける様子。
本人談「このような点数制のライブが初めてだから、いつになく緊張している」との事。普段なら「緊張してるにゃ~」なのに(笑)
でもそんなのお構いなし(?)で、装着していた白い猫耳をおもむろに取り外し(笑)腰にぶらさげていた灰色の猫耳を装着。
二曲目「となりのアキバ系!?~キミだけに「にゃあ!」~ 」を歌う。
本人も説明していた通り、最近出来たばかりの「不思議な」新曲。確かに今までに無い感じのこっとんワールドな新曲だった。
しかしMCでは最後まで語尾は元に戻らず(笑)ラスト「もっと..ずっと..そっと..きっと..」を歌う。
MCではいつものこっとんではありませんでしたが、オリジナルオンリーのセトリはこっとんワールド炸裂のナイスステージ。
トップバッターとしての役目は十二分に果たし、会場の空気を暖めてくれました。
ただしキャラ設定は最後まで変なままで、最後は「設定は人間です」と身も蓋も無いオチまでつけてしまいました(笑)
以上、緊張しすぎた初出場、こっとんこと広瀬ことみちゃんのステージでした。

・2番手:YES.my☆ろぶすたー(初出場)
続いても初出場。レッドノーズコーポレーション所属、YES.my☆ろぶすたーの登場です。
レッドノーズコーポレーション……といえば、あのハルシヲンの所属事務所としてこの業界では知られてます。
前回3位・ハルシヲンに代わり送り込まれた、YES.my☆ろぶすたー……そのステージはいきなりトップギアで幕を開ける!
最初は歌わず「メグメグ☆ファイアーエンドレスナイト」(GUMI(samfree))でダンスを披露!
……これで一気に引きこまれた!ユーロビートに合わせて軽快に刻まれるステップは観る者全てを引きつけた!
ダンスだけでいきなりこの激熱!いきなりきたわ、これ!
最初のダンスを終えて、続いてオリジナル曲の「我夢向路-エビニツバサハナイケレド-」を披露。
ダンスだけではなくオリジナルの楽曲もいいものを持っている。
残り二曲はオリジナルが少ないのも踏まえてか「Over The Future」(可憐Girls)→「God knows...」(平野綾)をショートバージョン披露で終了。
しかしセトリの流れを見ると、前半で盛り上げた流れを絶たないように工夫されているのが良く分かります。
実際、彼女たちの時の会場全体のボルテージの上がり方は半端無かった。
歌って良し、踊って良し!まさに「えび」の如く、活きがいいライブを見せつけてくれました!
唯一……残念だったのは、さーやこと姫木乃早耶香ちゃんが、自慢のバストの露出が少なかった事(爆)
司会のFICEにも「いつものように露出してないー」なんて突っ込まれる始末(笑)
……次回拝見する時はセクシー全開な、さーやちゃんを期待しています(爆)
以上、「えび娘」YES.my☆ろぶすたーでした。

・3番手:゜*☆姫乃☆*゜(出場:3回目)
今回で3回目の出場、女子大生になってからは初の「イカすアキバ天国」に挑戦する゜*☆姫乃☆*゜ちゃんが登場。
いつもならロリータ系のファッションでふんわりした雰囲気の衣装でなごませてくれる彼女ですが……。
なんとこの日の衣装はその逆!
迷彩柄のボディコン風の衣装!今までの子供っぽさというか、少女っぽさから一転、セクシーな゜*☆姫乃☆*゜ちゃんが元気良くステージに登場しました。
髪も前日に美容院で手入れしてきたとの事です。気合の入れようが違います。
いやぁ……変わろうと思えば、変わるもんだね。ビックリしたよ。
セトリに関しては一曲目が「NO,Thank You!」(放課後ティータイム)
ずっとエアギターをしていたから覚えている(笑)いきなりこう来るかって感じ。
二曲目は……すっかり忘れたけど言われれば思いだす。多分(笑)ただしカバー曲だったのは間違いない。
そしてラストは「sympathizer」(栗林みな実)で締めるという、常にアップテンポでハイテンションなセットリストで攻めてきた。
……という事で今回の゜*☆姫乃☆*゜ちゃんですが、セトリは全曲カバー。オリジナルが一曲も入っていませんでした。
正直、驚きました。
今までならカバー主体のセトリを組んでも、一曲はオリジナルを組み込んでくる彼女が、全くをそれを抜きにしてきました。
自分は基本(オリジナル楽曲が多い歌い手の)「カバーソング否定派」路線なので、このセトリには一瞬首を捻りましたが、好みの問題なのでここでは割愛。
とにかく今まで二回の出演時と明らかに違うのは、今回、彼女は自分そのものではなく、全体の雰囲気で勝負してきた感があります。
前回、前々回で見せた彼女のステージが、本来の彼女のステージに近いものであるのは、何度か彼女を観てきいる者として感じる。(むしろ自分はそっちのステージの方が好み)
しかし結果は伴わなかった。なら今回、どうすればいいか……と考えたのが今回のステージだと思う。
そういう意味では外見がガラっと変わったのには本当に驚いたし、こういうステージが出来る娘だったという意味では新鮮さはあった。
ただしMCはいつも通り(笑)
むしろ「デビューの頃から8kg太った~」(爆)とか「デブ専は500点入れろ~」(爆)とか、発言内容がアホ過ぎる(これでも誉めてる。念のため)
気合が入れて変化を見せた外見、ステージと対照的にいつも通りのMCをする゜*☆姫乃☆*゜ちゃん……。
このギャップが吉と出るか、凶と出るか……以上、゜*☆姫乃☆*゜ちゃんのステージでした。

・4番手:小泉千秋(出場:2回目)
実に第13回以来、約1年半ぶりの出場となる、小泉千秋ちゃん。
外見と中身のギャップの残念さなら、ある意味゜*☆姫乃☆*゜ちゃん以上の持ち主である(笑)
まず一曲目歌う前に特定の客を名指しで「前に出ろ!」と命令するところからステージはスタートする(笑)
一歩間違えれば、ただのワガママな傍若無人な娘の言動になってしまうが、そこが微妙に嫌味にならないところが、彼女の客いじりの上手さだと思う。
一曲目「Shake it!」からスタート。
相変わらず歌も上手いんだけど、お客さんの乗せ方もうまい。ここはやっぱり彼女ならではの独特の間合いがあると思う。
そんな千秋ちゃん、この日もいつもの如く、胸の谷間全開でなのだが、彼女も何故かここ最近、体重が5kgほど増加した事を告白(笑)
そして゜*☆姫乃☆*゜ちゃんと同様「デブ専は手を挙げろ~」→「゜*☆姫乃☆*゜ちゃんと私に500点ずつね」などと無茶苦茶な事を言う(笑)
こうしてMCは相変わらず、おかしな方向に行っていたが(笑)彼女の真骨頂はこの日の二曲目にあった。
歌ったのは、なんと「あなただけ見つめてる」(大黒摩季)
誰もが知っている名曲だけど、誰も歌わないであろう楽曲……これをカバーするとは驚いた。
実際歌うとキーが高かったり結構難しい楽曲だが、そこを難無く歌いこなすのが千秋ちゃんの凄いところ。
歌唱力の高さはもちろんなのだが、セットリスト全体のバランスもこれで取ってしまったのだから恐れ入る。
本当にやる時はやるね……いつも胸の谷間ばっかり目が行っちゃうけど(大爆)ただの(自称)露出狂の枠で収まらないのは彼女のこういうところがあるからだと思う。
ラストは「DRIVE ME CRAZY」で、カッコ良く、そしてセクシーにしっかりと締めてくれました。
以上、久々の登場、小泉千秋ちゃんでした。

……とまぁ、普段なら千秋ちゃんでセクシー分は満たされるはず……なのですが……。
この日は更に上を行く人がいた。

・5番手:みく16歳(出場:2回目)
前回2位から2回連続出場のみく16歳のお三方。
……今回はいつもの勝負服といえるボンテージ風の衣装に身を包んで登場です。
とにかく皆さん……目のやり場に困ります(爆)
千秋ちゃんが胸の谷間なら、こちらはお尻付近がとんでもない事になってます(爆)
Tバックだったり、Tバックだったり、Tバックだったり(大爆)
……まぁこれ以上は語るまい(笑)
まず最初は「みっくみくにしてあげる」からステージスタート。
いつものように軽快に踊り、歌いだす(?)彼女たち。
相変わらず声の出所が、不思議なところから出ているような気がするんだよな(笑)
そして唯一のMCの時間では、何故か落語でお馴染みの垂れ幕みたいなのが出てくるという字幕付(笑)
みく16歳の声に合わせて、それを高速でめくるめいことるか20歳(笑)頑張った!よく頑張った!(笑)
二曲目からはオリジナル構成「HONEY POT」→「ロマンスが欲しいの!」と続く。
ボーカロイドを三次元の世界に昇華させた、見事なまでのパフォーマンスはまさに彼女たちの見せ場!
ただ既存のボーカロイドの楽曲だけに頼らずに、ここまでやってのける完成度の高さはいつ見ても圧巻。
こういう世界観の表現があるという意味では、一つのジャンルの極みに達しつつあると思う訳です。
また彼女たちのステージは、色んな意味で計算され尽くしているため、時間配分等々、寸分の狂いも無いのも強み。
ある意味、最初から最後まで完成が約束された、完璧を求めるステージ……好きな人にはたまらないです。
ただそんな彼女たちもミスする事もあるみたいで……。
FICEとのMCにて、どこぞの球団マスコットよろしく(笑)スケッチブックに筆談のはずなんですが、本来出ないはずの声が聞こえたような、聞こえなかったような(笑)
……そんなみく16歳のステージでした。

……そういえば、二次元から三次元にダウンロードされているという意味では、彼女たちも似た者同士か……。
そして……ここに偉大(?)な記録が誕生した!

・6番手:ゅん((・∀・))ゅん(出場:10回目)
登場しただけで拍手喝采!
ついに……ついに、二桁出場達成!ゅん((・∀・))ゅんの二人!
やったー!おめでとうー!……と、素直に喜べない、この現状(苦笑)
確かに偉大な記録ではあるけれど、裏を返せば、ずーっと勝ち抜けないという訳です……(汗)
そんな彼女たち記念(?)すべき第10回目は「絶対☆領域」からスタート。
すっかり「昼の準レギュラー」たる彼女たち。毎回のように来ている客層にとってお馴染みの名曲です。
盛り上がるポイントも、白湯がマイクを奪われるポイントも(爆)皆さん、分かり切っております(笑)
とてもいい感じでスタート。
MCでは10回目の出演について軽く触れたと思いきや、白湯のテンションの低さが話題に(笑)
続いて二曲目は「maniac☆shooter」
こちらもお馴染みの楽曲。
みく16歳が約束された完成形の一つであれば、彼女たちはその逆。築き上げられた完成形である。
妙に共通点が多そうな設定の両ユニットですが完全デジタル志向で研ぎ澄まされたみく16歳に対して、古き良き二次元のどこか懐かしさを感じさせるゅん((・∀・))ゅん。
そう……例えるならみく16歳がボーカロイドのデジタル世界の具現化なら、ゅん((・∀・))ゅんはセルアニメの具現化なのだと思う(笑)
そういう見方をすると、この出演順って有りだと思うし、面白い対比だったかなぁ……なんて思う訳です。
ラストは「微☆糖LOVE」
本当にこの曲はゅん((・∀・))ゅんにとって最高の名曲にして、最高のラブソングだと思います。
普段、おちゃらけている二人だけど、サビの部分の振付は実は最高にかわいいと思う。
とにかく第一回から出演し続ける事、10回……。
既に3年半の年月が経過している。
自分たちより先に勝ち抜いて、そして「卒業」していくかつてのライバルたちを横目に、それでも出場し続ける姿勢は尊敬に値する。
そんな彼女たちの願いは「降格してもいいから、一度は夜に上がりたい」との事……。
果たして、彼女たちの切なる願いは叶うのか!?そして毎回、悩まされている寝不足から解放されるのか!?(笑)
以上、ゅん((・∀・))ゅんのステージでした。

・7番手:Real(初出場)
芝浦で行われる「イカすアキバ天国」最後の出演者となったのは、今回が初出場、Realの二人。
Realの二人は安西涼生ちゃん(18歳)と金城完奈ちゃん(16歳)によるユニット。
……若い(笑)この日はへそ出しルックの、ちょっぴりセクシーな衣装でした。
でもとても控えめな感じがして、セクシーというよりは、かわいらしいというかそんな感じ。
そう甘酸っぱい清純派という言葉がとても似合いそうな女の子たちでした。
さて肝心のステージですが、これがなかなか素晴らしい。
歌も良かったし、振付も派手さはないけど、きちんと出来ていた。
いい意味で慣れていたし、かと言って惰性に走っていなかった。
正直、この界隈では活動範囲も違い、無名に近くてもっと埋もれてしまうと思ったけど、そんな事は無かった。
これからしっかりレッスンを積んでいけば、正統派なアイドルの路線で十分に勝負が出来るタイプと踏んでいます。
逆にアキバ系界隈で勝負したいのであれば、もっとこっちのイベントに出てきてもいいと思う。
情報だとMarvelYellのライブに出演経験があるから、そこからの伝手を頼っていくのもアリだろうけどね。
セトリは全てオリジナルで三曲、しっかり歌いきりました。
これから拝見する機会がどれくらいあるか分からないけど、機会があればまた観てみたい気はします。
そして今回のメンバーの構成上、客サイドからは唯一の「アイドル枠」として評価されていました(笑)
以上、正統派美少女アイドルユニット・Realのお二人でした。

これで全7組のステージが終了。
間髪を入れずに投票タイムに移ります。
全ての客が投票を終えて、集計に入ります。

果たして芝浦最後の「アキ天キング」は誰の頭上に輝くのか!?

……と、その前にゲストタイムです。

●ゲスト

今回のゲストはnoisyの「萌え・アキバ系」担当でお馴染み、はるかぜらんらん。
いつもならアニパラでかわいい中にもスタイリッシュな姿が印象的ならんらんですが、この日は完全にヲタファッション(笑)
先日の某BDライブでもらった、某キャラの顔面がプリントされたTシャツに、髪の毛にはピンク色のメッシュを編みこんできました。
こういうヲタな娘、アキバにいてもおかしくないよね。って格好(笑)

さてそんならんらん、今回はnoisyでは無いのでカバー主体のセトリになりました。
……何歌ったっけ?(爆)
「私は巫女さんキューピッド」(UNDER17)とかカバーしたのは覚えているけど……。
確か三曲目がらんらんのオリジナル……カップリングの方!(酷)
ラストが「DreamWonderland」なのはきちんと覚えているぞ!(爆)
※普通にセトリ覚えていません。すみません……。

でもラスト前のMCで普通に「最後の曲です」→「えー?」と言ったら、「あなたが一番(この後の)結果発表を楽しみにしてるでしょ?」と振られたのはしっかり覚えている(笑)
(どんだけ認知されてるねん。自分・笑)

……とまぁ、らんらんのソロが珍しい上、noisyの完成度と比べると、どうしても見劣りしてしまう点があって残念な気はしないでもない。
もっとも彼女のソロでの本気は、年に一度の「らんあに」とか、拝見できる機会は多いので、今回は参考程度でいいだろう。
まぁ前の方でじっくり見て「らんらん、かわいいよ。らんらん~」と、見とれていれば良かったと思う(笑)

それと面白かったのがソロなのに、気付くと何故か上手寄りにいる事が多かった(笑)
これはnoisyの時のクセが出たか!?などと思い、一人勝手に想像して楽しかった(笑)

以上、noisyの時とはまた違った面白さがあった、はるかぜらんらんのゲストステージでした。

●投票結果→ED

ゲストタイム終了後、らんらんにも突っ込まれた(笑)待ちに待った結果発表!
7組の出演者がステージの上に会し、今か今かと発表を待つ。

そして芝浦最後のアキ天キングに輝いたのは……

・゜*☆姫乃☆*゜

三度目の挑戦にして見事、優勝を飾りました!
最初名前を呼ばれた時「3位の発表だと思いました」と、とぼけた表情を見せましたが(笑)優勝と知り、普通に喜んでおりました。
そしていつものテンションで「やったぞ~」と、若干小躍りを踊るような感じが、とても嬉しそうでした。

そして2位に食い込んだのは……

・みく16歳

前回に引き続きこれで二回連続の2位。
司会のFICEにも言われましたが、今回優勝した゜*☆姫乃☆*゜ちゃんと、みく16歳に500点ずつという得票がとても多かった模様。
しかし最後の最後で1,000点近い差がついたとの事……。
接戦と見るか、固定ファン層同士の投票戦略の差と見るか……どちらにしろ惜しい結果になった。

そして2位と僅差の3位につけたのが……

・ゅん((・∀・))ゅん

記念すべき10回目は3位という結果に終わりました。
本人たちや固定客層は大満足という結果ではなかったと思いますが、10回目出演の面目は十分に保ったかと思います。

こうして結果発表を経て、ラストはお馴染み「夢旅」で締め。
「芝浦最後の頂上決戦」昼はこうして幕を閉じました。

●総括

4ヶ月ぶりとなったライブバトルにして、芝浦で行われる最後の「アキ天」
芝浦最後の戦いに相応しい、いいライブバトルだったと思います。

そんな中見事に優勝を飾ったのは、゜*☆姫乃☆*゜ちゃんでした。
前回、前々回とTOP3圏外でしたが、そこからジャンプアップの優勝だから価値はあると思います。
もっとも彼女の場合、実力も実績もあったので、いずれ勝ち続ける要素は大いにありました。
ただそのためには正攻法では勝ち抜けないというのを感じた結果、今回のようなステージが出来上がったものと考えております。
劇的変化を見せたステージは少なくとも、今回に関して言えば吉と出たと思っていいでしょう。
ただし今回のようなカバーオンリーのセットリストは恐らく夜の部「ぢゃ☆ベストテン」の個性が強い面々の前では通用しないものと思います。
また残念ながら、今回のような衣装も却って、今まで築き上げた彼女の個性を埋没させてしまう可能性があります。
敢えて今回の結果は結果。
彼女本来の持ち味を活かさず、むしろ殺して逆転の発想でもぎ取った勝利という事を踏まえて「ぢゃ☆ベストテン」では本来の彼女で勝負して欲しいと願います。
しかし勝負を仕掛けるタイミングを見極めたのはさすがと言ったところ。
これで同じく投票制ライブでお馴染み「勝ち抜け!ピスタチーオ」に続き二冠達成となりました!
次回からは彼女がホームとする神楽坂開催。どういうステージを見せてくれるのか楽しみでなりません。

続いて2位に入ったのは、前回に続いてみく16歳のお三方。
彼女たちも今回、勝負に出ていたのは感じたんですけどね……今回は゜*☆姫乃☆*゜ちゃんのステージの前に敗れ去ったという感じでしょうか。
いつも通りの安定度抜群のステージ運びは秀逸、一切のブレも感じませんでした。
ただそこが彼女たちの強みでもあり、また弱味でもあるところ。
期待通りのパフォーマンスを、期待通りにこなせるので、観ている者を裏切る事がありません。
ただしそれはいい意味でも、悪い意味でも裏切る事が無いので、サプライズとかそういう新鮮な驚きは無いに等しい訳です。
よって今回、゜*☆姫乃☆*゜ちゃんが用意した大きなサプライズの前に対抗出来なかったと思います。
安定感は抜群かつ、固定客層も引き連れているので、今後も出場を続ければ高い位置をキープ出来ると思いますが……。
果たして次回出場した時は勝ち抜けるのか?それとも再び2位となりシルバーコレクターの称号を手にするのか……注目です。

そして3位に入ったゅん((・∀・))ゅん。
うーん……今回も優勝狙える位置にいたと思うんだけどね。
やはりここも゜*☆姫乃☆*゜ちゃんの前に敗れ去ったという印象を拭えない。
今回のステージも実にゅん((・∀・))ゅんらしい、素敵なステージだと思うんですよ。
持ち味も出し切っていたし、文句のつけどころは無い。
ただし出場10回目なので、ある程度、彼女たちのパフォーマンスが計算出来てしまう部分も有り、見慣れている客層には新鮮味が無かったのも事実。
またあまり馴染みの無い客層がいきなりついて行けるか、乗って行けるか?という意味では、逆に若干構えてしまいそうなところがあり。
ある意味、ジレンマを抱えているのが、今の彼女たちの状況。
この状況をいかに打破するか。それによって今後の結果が変わって来ると思います。
しかし出場10回目という区切りに勝ち抜けなかったのは、若干痛い。今後、いつ勝ち抜きのチャンスに恵まれるか……不透明なところがあります。

それ以外の出演者について……。

トップバッターのこっとんこと、広瀬ことみちゃんは若干緊張しすぎだったものの、健闘してました。
歌っている時のパフォーマンスも良かったし、持ち味は出していた。
何よりイベントのトップバッターとしての責務は果たしました。次回出演時に注目したいです。

同じく初出場組のRealの二人。
いきなりのトリで大変だったでしょうが、こちらも良く頑張っていました。
普段共演しているところとはまた毛色の違うイベントだったと思いますが、良かったと思います。

約1年半ぶり出場の小泉千秋ちゃんはさすがと言ったところ。
定番のオリジナル曲に交えて、意外な選曲の組み合わせは非常に素晴らしかった。
これからも機会を見つけてでいいので、再挑戦して欲しいと思います。

そして……今回TOP3圏外で一番評価したいのが、YES.my☆ろぶすたー。
久々に活きがいい娘たちが出てきたと思います!
ダンスボーカルユニットとしての持ち味をこれでもか!というくらい全開で発揮したステージに今後の可能性を感じました。
ハルシヲンの活動休止で元気の無いレッドノーズコーポレーションですが、素晴らしい人材がまだ居たんですね。
彼女たち「えび娘。」の元気なら、どんな困難もぶち破って行ける!そう感じずにはいられません。
今後の活躍にどうしても期待せずにはいられません!絶対、彼女たちは再挑戦して欲しい。そう思います。

ゲストのはるかぜらんらんについては、noisyとはまた違った一面が見れて良かったと思います。
ただやはり歌い手として、またパフォーマーとしての完成度は、どうしてもnoisyとしてのらんらんの方が上。
もし今後、ソロでの出演や露出を増やすのであれば、もう一工夫欲しいところですね。

まぁそんなところですね。
それにしても今回は昼間からやたら刺激的でかつ芸人的な(笑)出演者ばかりだった。
個性が強いところが揃い過ぎていましたね(笑)
本当にRealの爽やかセクシー路線が一服の清涼剤でしたよ(笑)
でも今回の強烈な面子だけが揃っているライブ嫌いじゃないです。むしろ好き(笑)

以上……神楽坂の申し子・゜*☆姫乃☆*゜ちゃんが優勝した、芝浦最後となった「第20回イカす☆アキバ天国」のレポートを締めたいと思います。

そして真の最終決戦……「ぢゃ☆ベストテン vol.20」へと続く…・・・。