注意
1、アズレンにクソザコナメクジはおらず、ただ強みのベクトルが違うだけ。
2、紹介していないから弱いというわけではないし、見た目や声の問題は無視する。
3、僕は完全無課金で原則オートプレイなエンジョイ勢ゆえに手動操作は原則的に除外する。
どれくらいアズレンやってるのかが一番よくわかるであろう艦船技術でも置いておくから、
僕の評価の妥当性は各自で判断していただくとして。
島風
素のレアリティがURの駆逐艦としては現状唯一であり、
最強の魚雷性能を持ち耐久も回避も高め、対潜もやれて速力もあって全弾発射も強い。
できることは全部得意で、できないことは全部苦手。そういうキャラである。
フルオートで戦ってもまともなダメージを出せる駆逐艦のうち、
魚雷火力にガン振りしても構わないという点でも優秀。
逆の言い方をすれば、こいつでダメなら魚雷攻撃自体を捨てたほうがマシである。
長春改
アズレンお国贔屓シリーズ、やたら強い中華駆逐艦。
4姉妹という設定だが、スキルの都合上一番強いのが長春。
主砲2門、ミサイル駆逐艦という特異な艦種と運用、専用設備で砲火力も強化。
イベント単騎周回性能の高さではピカイチ。
改造すると装備の融通がきかなくなるので、より雑魚処理性能が強化された形か。
ミサイルが魚雷と違って軽装甲に有利な特殊補正であることは、
榴弾砲とあわせて軽装甲キラーをやれるかもしれない、と覚えておくと役立つ・・・かなあ?
装備と艦船技術さえ揃っていれば性能が2割くらい強化されるから、
僕と同じ感覚で評価できるようになってる人はあまり多くはないはず。
メタなことを言うと「駆逐艦の火力値を強化できるキャラ」の実装数は非常に多い。
14章以降は、そのへんも強化してもらうことを前提にしているような気はする。
夕立改
6-4ボスドロップ限定SSRなのに改造が実装済という非常に尖ったキャラ。
運ゲー依存スキルが確定発動になって安定感が上がり、
主砲が2門になって火力の安定性が激増した。
トップ層に食い込む高い魚雷性能と主砲2門の合わせ技はこいつ専用なので、
とりあえず攻めるぶんには弱い要素は少ない。
ただし上位同士で比較すると運や耐久値の問題で微妙に落ちやすく、
魚雷特化の島風、砲撃特化の長春には、強さでそれぞれ劣る。
上位ならではの悩ましい中途半端さが弱点ともいえる。
強いか弱いかでいうなら間違いなく強いのだが、
このポジションにはもっとピンポイントに便利な奴がいる、というのが正直な評価。
風雲
空襲先導を持っているだけで使い道が無数にあり、
かつ全弾発射で魚雷サイクルを3秒短縮させる、
「空母バッファー兼全弾特化魚雷アタッカー」という明確な使い道がある。
旗艦長門と風雲を使えば重桜空母にはエゲツないバフが入るので、
お手軽に大ダメージが出せる。
日本市場で売れてるゲームだからこそ、こういう贔屓ぶりは中々なもんである。
唯一明確な欠点として、対潜値が低めである。
駆逐艦は200以上の対潜値があって当然のなか、SSRでも180というのは心もとない。
ただし空襲先導バッファーに駆逐艦を起用できる状況で、
かつ対潜もやらせたい、ということはかなり稀である。
14章でも戦える性能の高さはあるけど、
14章でこいつの空襲先導をアテにするようなら、
装備かレベルかキャラチョイスが間違っているといえる。
明確に強いし外す理由もないけど、間違っても万能ではない。
若月
高めの耐久値、主砲2門にして特殊内蔵対潜兵装持ち。
14章のエース。
2023年11月現在だと一番便利な駆逐艦は間違いなくこいつ。
設備いっこぶん浮いてるようなもんだから拡張性が非常に高く、
対空、魚雷、シールド割りなど何でもやれる。
何でもやれるからこそ、艦船技術で誤差程度のステータスを盛った恩恵もでかい。
北風
重装甲に115%のダメージ効率で砲撃できる極めて特異なキャラ。
ブラックハートのトリコロールオーダーと同じ、といってわかる人はもはやおるまい・・・
雑魚処理、特に量産型の重装甲の処理で圧倒的な強さを誇る。
運が低いこと、自前の火力値自体は低いことを考えると、思ってるよりは強くない。
ただし何度も述べたように艦船技術で火力値を50ほど盛れるようになると、
(14章の)敵量産型の突撃を処理する能力の高さで何度も窮地を救われる。
イベント周回性能も高い。
MVPを安定して取れるタイプではないけど、
フルオートでも確実にダメージを稼ぐ能力の高さでは、
駆逐艦の中で一番高いといえる。かもしれない。
よくある話だが、スキルを含めても重桜主砲をつけるのは好ましくない。
特にフルオートで遊ぶ場合は照準50という数字が足を引っ張るからだ。
フィリックス・シュルツ
巡洋艦絶対嫐り殺しにするウーマン。
装備構成と編成次第で前衛最強クラスの硬さを得られる変り種。
エーギルが耐久盾(ナ盾)ならシュルツは回避盾(忍盾)。
運が0、装填も雷装も微妙、対空も凡庸、回避値はショボめ。
でも艦船技術込みで3500に届く異様な耐久値、
スキルでモリモリに増える耐久性能と弾数と与ダメージ補正。
駆逐艦の長所である射角の広さと手数の多さを殺したかわりに、
大半の軽巡洋艦をブッチギっていく火力と生存力を得た、という印象。
魚雷火力を出したいなら島風か風雲がいるし、
砲火力を出したいなら北風かシュルツがいる。
対潜と道中雑魚狩りをやりたいなら若月と長春がいる。
なので現状だいたいこの6人がいれば足りてしまう。
夕立改は耐久性能が低めで、個々の火力では見劣りするため居場所の確保が難しい。
ただしフルスペックを発揮させるまでの艦船技術稼ぎが遠く装備集めと育成が辛いのが、
上位駆逐艦に共通する弱点かもしれない。
そして火力面ではないがイロモノ性能持ちが2人。
ハムマンⅡ
特殊内蔵対潜兵装と対空砲+1と旗艦随伴と空襲先導を併せ持つ超便利キャラ。
ただし超鈍足で紙耐久。
あと地味なことだが、
「ハムマンの旗艦随伴」だけ別スキル扱いで、
「他キャラの旗艦随伴」と効果が重複する(二重にかかる)。
ただしハムマンⅡ(エドサル級)の旗艦随伴は、ハムマン(シムス級)の旗艦随伴と同じ枠。
ハムマンとハムマンⅡを同時編成しても効果は増えない、ということだ。
なぜそんなにもモリモリの守備性能を誇るのかというのは、
ネタ元のハムマン(シムス級)が、
決死の救命に挑み沈んだ軍艦であったことに由来する。
またネーミングソースとなったハムマン(軍人)も、
危険を顧みず戦闘中に仲間を救うべく、
スペック上は不可能なことに挑み救助に成功した「英雄」である。
船も人も誇り高い名前を継いだキャラとして、ただのネタ枠ではないことを覚えて・・・
おかなくてもまあ、生きてて一生困らない。
Z46
未だに「強い駆逐艦」の基準になっている。勲章交換ができるのもGood。
初期実装SSRながらも、未だに高い耐久値を誇る駆逐艦。
高い対空値、駆逐艦としては低めの回避値。
火力値こそ低いが砲ダメージを25%強化し、全弾サイクルも短い。
長年対空性能で最強の駆逐艦だったが、
ユニオンSSR(サムナー級)駆逐艦その他に抜かれたものの、
念願の専用装備を獲得し、総合性能では未だに最上位だといえる。
個々の性能ではもっと便利な子が増えた今でも、
何をやらせても平均以上に活躍できるという点では、夕立改よりも安定感がある。
個々の性能で比較すると見劣りするのが夕立改だが、
個々の性能で比較しても安定感が評価できるのがZ46だ、
と表現すると矛盾しているようだが、ゲームシステム的な都合によるものだ。
Z46の全弾発射は徹甲弾であり、スキルはこちらにも乗る。
んで砲弾を大量にバラまく都合上、シールド割りにも削りにも貢献できる。
駆逐艦はいかにダメージディーラーとして優秀でもすぐ落ちてしまうので、
耐久性能が高いぶんには、それだけで実質的な火力相当として評価できてしまう。
なので夕立改みたいな魚雷性能に片足を残したままのキャラよりは、
いっそわかりやすく砲撃と対空に割り切っていてくれたほうが、
使い道がわかりやすく、尖らせやすいのである。
何でもできると強化の方向性が迷子になりやすいがゆえに、
「強みのデカさ」でより上位にあるというのが、
Z46と夕立改の評価の決定的な違いであるわけだ。
繰り返すが僕のアズレン記事全般は、
最大乱数(理論上最大火力)より最低乱数(堅実に発揮できる・期待される性能)で評価をする。
理論上の最強キャラはレンジャー先生で確定しているので、
そういう話はしていない。
秋月型(新月、宵月、春月、花月、涼月、初月)はそれぞれ無難に優秀だが、
軒並み100%な中で主砲補正が一人だけ105%な花月が優秀だと、そういう話をしている。
無能と有能の区別ではなく、
誤差程度の安寧を求めるならばと、そういう話をしている。
アズールレーンの前衛は最低でも燃費を9かけないと「主砲2」は得られない。
そう理解しておいても構わない。