⑦出産 : 産声のない出産 | 妊娠6ヶ月(20週5日)で後期流産、Tくんとの思い出ブログ。

妊娠6ヶ月(20週5日)で後期流産、Tくんとの思い出ブログ。

6ヶ月までおなかにいてくれた、Tくんとの思い出ブログ。




このブログは


主に20207月の妊娠発覚からの出来事を


日記を見返したり記憶を掘ったりしながら


遡って書いています。






初めてこのブログを訪れてくださった方は


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いよいよ分娩が始まる。






分娩室が埋まってるみたいで、


病室で産むことになった。


あったかい陽射しが入る個室。


こっちの方が家っぽくていいかなぁと思った。






コロナ禍で立ち会い出産ができない


状況だったけど、


個室での分娩になったこともあって


夫は立ち会えることになった。


感謝!!







陣痛スタートしてから


深呼吸意識してたけど、


どんどん痛みが強くなって、


ちょっと取り乱してたかも。


息はかなり震えた。







周りの声もよく聞こえないことが多かったけど、


人が沢山いて、


「上手だよー!」と


励ましてくれてるのはわかった。







夫はずっと腰さすってくれて、


手握ってくれて、


血苦手なのに


「がんばるわ」


ってそばに居続けてくれて


すごい嬉しかった。







立会いのできないコロナの時期に、


ずっと一緒にいられたのは恵みだし、


Tくんは本当に最善を選んで


くれたんだなぁと思った。







結構トントン拍子で、


午前中に生まれてきてくれた。


2〜3時間くらい??







ドゥルンって出てくる感覚を感じた。


お腹の上にはかなり重たい石が


乗ってるみたいだった。


腰は割れそうだった。







ちっちゃなTくんでも、


陣痛ってこんなに痛いんだね。


Tくんは最後までいろんなこと教えてくれる。







意識は朦朧としてたけど


夫が、Tくんが出てきた時


「おおー!」


って言ってたのが聞こえた。






続く。