魂という俳優 | 意識デザイン
過日、定番の『スピリチュアル・カウンセラー養成コース』で、こんなご質問をいただいた。

かりにXという魂があって、その魂がある時代にある場所で農民Aという人生を送り、別の時代に別の場所でお姫様Bという人生を送り、さらにまた別の時代に別の場所で戦士Cという人生を送った……
そんな場合、過去生情報というのは、Xの側にあるのか、AやBやCにあるのかというご質問をいただいた。

まぁ、それによって、リーディグをするときXに繋がるのか、AやBやCにそれぞれ繋がるのかも変わってくるから……。



結論から言うなら、どちらもあり。

Xでも、AやBやCでも、それぞれが情報やエネルギーをもっているし、そのように意識さえすれば繋がることができる。



あえて説明をするなら、俳優さんみたいなもの。
堺雅人さんは、あるドラマでは半沢直樹をやり、また『リーガルハイ』では古美門研介で、『大奥』では万里小路有功を演じる。

堺雅人さんについて語ることもできるだろうし、半沢直樹や古美門研介や万里小路有功についてもまた、語ることはいくらでもあるだろう。



先日、ツイッターにはちらりとつぶやいたけれど、過日遅ればせながらの彼岸参りに行ってきた。

そこで祖父の魂と、父の魂を感じた。

ぼくはのオヤジのことはあんまり好きじゃあなかったけれど、お祖父さんは大好きで、尊敬もしていた。
器が大きいし、粋なところもある明治の男。

でも、じっさいにいま感じてみると。魂と地上での人格は別もの。

ウチのお祖父さんは松田栄、オヤジは松田敬なんだけど、
「松田栄」や「松田敬」の人格と、それを生きていた魂とは別。

死んだら、ある意味で純粋な魂に還るので、「松田栄」や「松田敬」の人間的な要素はほとんどない。
純粋なエネルギーっていうのか、ただ「存在する」というしかない何かっていうか……。


で、いまそれを感じると、やっぱりお祖父さんの魂は器が大きい。

それに対して、オヤジの魂はやさしい。
ほとんど女性的といっていいくらい。
まぁ、魂の世界には性別はないんだろうけれど、やっぱり傾向のようなものはあるんだよね。
生前、子どもの目から見た表面的な「松田敬」とはまたずいぶん違う感じ。

いま、オヤジの魂は、ぼくを一生懸命サポートしてくれようとしているみたい。
そういうような愛情表現をするような人じゃあなかったんだけどね。
ありがたいけれど、なんか不思議な感じもする。



たぶん、ぼくたちもそうなるんだろう。

死んでもし多摩市が(いかん入力ミスだ)、魂が残ったとしても、そこにはもう生前の人格は引きずっていない。

ドラマの外では半沢直樹ではなく、堺雅人さんであるように。


ぼくはテレビを見ない人間なので、どんな話題のドラマでも、中身はまた聞きでしか知らない。。。【こちらをクリックしてくれるとうれしいです! → 人気blogランキング】



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