こんにちは。
歴史考察とっきぃです。
ロシアの特別軍事作戦が始まってからだいぶ経ちます。
世界最強の軍事力を保持し、必殺のキンジャール(極超音速ミサイル)で、欧米の武器をあっという間に蒸発させています。
哀れ、西側は自国防衛の武器弾薬までウクライナに提供して、これまたロシアにつぶされています。ロシアはあれで本気で武器開発をやっているのです。昔から被害者意識が大きい民族ですが、自国防衛への執念は本物です。周辺諸国に必ず緩衝地帯(バッファー)を設けます。自国防衛の本能ですね。
地政学という学問が最近流行っていますが、要は「グレート・ゲーム」です。つまりイギリス(Sea power)とロシア(Land power)の戦いが地政学のすべてです。ちなみに国家間の公法というのはイギリス側有利に拵えられています。
ハワイ王国の国旗を見れば一目瞭然です。オスマントルコの「寛容」で成り立っていた関税自主権だの領主裁判権だのを「どこでもやってるんだよ、普通だよ」と特殊ケースをさも一般であるかのように丸め込んで日米修好通商条約を結んだのもシーパワーです。
イギリスは国際金融資本つまり商人(あきんど)に乗っ取られて、
紙の情報、数字しか信じなくなりました。これは致命的です。
西側はGDPが韓国より低いエビデンスを根拠に、ロシアを徹底的に舐めてかかりました。しかもソ連を冷戦で倒産させたのはオレたちだという自負も西側にはあります。
国内総生産(英:GDP/Gross Domestic Product)というのは、便利な数字ですが国家の全方面を晒しているわけではありません。
いろんなルールがあってそれに沿って数字をはじき出しています。
もちろん、西側に有利な数字でしょう。インターナショナルとか、国際的なとか、そういう修飾がついたら、ほぼ英米有利なお話です。都知事のユリコがやたらとカタカナ用語を用いるのは、本能的に国際金融資本に依存しているからでしょう。最近、目が泳いでいますね。ソロスに捨てられたのでしょうか・・。
日本を含めて西側は人間の質が本当に落ちました。
バルト三国をNATOに入れても、ロシアが黙っているからウクライナに手を出しました。
GDPも途上国並みだし、貧乏ロシアは経済的孤立をちらつかせればすぐ頭を丸めて降参するくらいに考えています。
ところがプーチンは特別軍事作戦を断行しました。
日本のインテリさんは「国際法違反!」とわめきましたが、オイオイ、”賽は投げられた”のですよ。力で決める段階に入ったのです。
ロシア側はこの日のためにしこたま金を貯め込んで、ルーブルの金本位制を発表しました。相手国を尊重し、お互いの通貨でサシで交易しようと言ったのです。
国連の裁判所はプーチンを指名手配し、西側のメディアはロシアの苦境を電波に流しますが、ロシア本国はどこ吹く風です。
好景気です。エネルギーは自給できるし、マクドナルドも丸亀製麺もユニクロも、トヨタもなんでもあります。
特別軍事作戦はゆっくりと実行しています。その気になればキエフにキンジャールを打ち込んで簡単に勝利できるのですが、そうではありません。時間が経てば経つほど、西側のほうが不利になっています。武器もストックがなくなって、かといって武器工場で働く工員も集められず、あきんどに国を委ねた末路が表出しています。
あきんどに委託するとろくなことがありません。日本人とアイヌが仲悪くなったのも、松前藩から下請けしたあきんどが昭和日本並みのブラック労働をアイヌ人に架したからです。
東映
「行間を読む」というのは、知識人の初歩中の初歩です。
早い話が、例えば歴史学なら史料そのものではなく、史料に書かれていないことのほうが重要なのです。日本史なら武蔵大学教授の桃崎有一郎博士が珍しく、この事を理解しておられます。
ですが、一般の学者さんは史料を見つけた段階で満足している。
こんなことだから、古代には女性には名前がなかったという奇天烈な帰結が出てくるわけです。どこの世界に娘に名前をつけない親がいるのでしょう。
旭通信社フジテレビ
GDPの数字を見て、フセイン、カダフィ、次はお前だプーチンと、どうしてこう、短絡的なのか、西側の人材枯渇は深刻です。
「ルビコンを渡る」という意味がまったくわかっていない、きれいなオフィスでタブレット端末を弄るしか能のない事務屋さんが、武闘派ヤクザを甘く見たというのが真相です。
英国の国防省は、キンシャールはやれ精度が低いだのなんだのと、女の腐ったのみたいに、グジグジと文句を垂れています。精度が低いのはあんたたちが日本に買わせたトマホークミサイルだろうが。バブル時代の湾岸戦争でさんざん大恥かいた代物ですよ・・。
陸の時代です。今までが大航海時代以来の海の時代でした。
大航海時代の直前がモンゴル世界帝国を極限値とした陸の時代でしたね。振り子は戻って、ふたたび陸の時代、自国ファーストの時代です。循環型トイレ、木村秋則さんの自然栽培農法、有機物分解装置と、まだまだマイナーですが、確実に時代は回ります。あと、エネルギー問題。
プルサーマルをフル活用して電気代を世帯あたり一ヶ月100円くらいにまで持っていきましょう。放射能が心配? そんなもの高嶋康豪博士にさっさと消してもらいましょう。
青山繁晴さんを経産大臣にして、メタンハイドレートを掘削し、ついでにバイオ燃料の藻油も充実させましょう。藻油技術は途上国にも輸出できますし。海賊たちも心を入れ替えて地場産業に勤しむことでしょう。
トランプ大統領は米軍をグアムまで引き揚げる予定です。
自民党は困るでしょうが、トランプは自国ファーストです。
米軍が引けば、日本は枷がなくなりますから動きやすくなります。
首相も横田基地で拷問にあうなんてことはなくなるでしょう。
そうなれば、取り敢えず北方領土の二島先行返還も可能です。鈴木宗男に花を持たせましょう。国後島・択捉島はその後です。こちらはロシアもかなり投資していますからそのあたりの駆け引き、在住するロシア人島民(実はウクライナ人)の身分保障、そして第二次日露戦争も辞さない覚悟があれば、必ず取り返せます。プーチン大統領の今がチャンスです。メドベージェフは軍保守派がついていますからちょっと難しくなりそうだからです。軍保守派はソ連時代の国境を悲願としています。
今は陸の時代です。東の政権である鎌倉幕府・江戸幕府、そして黄昏の後期明治帝国にかわる、神仏を大事にし、土地と感謝の気持ちを大事にする政府が必要です。日本人は自分より格下をいじめる悪い癖がありますから、せめて指導者はそういう小物臭を出さないようにしましょうね。日本人は尚武の民です。豊臣政権や江戸幕府みたいに、自国防衛は必ずできます。チャーチルを泣かせたのは日本だけ。占守島の戦いでスターリンのコソ泥行為を防いだのも日本だけ。マッカーサーをチビらせたのも日本だけです。
自信を持ちましょう。
ロシアのプーチン大統領も尚武の方。武闘派ヤクザですが、武士です。