【端午の節句】男の子は乗り越えて強くなる | 歴史考察とっきぃの 振り返れば未来

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こんにちは。

歴史家とっきぃです。

 

5月5日は鯉のぼり。端午の節句(たんご・の・せっく)です。

要するに男の子の日です。

おりがみハンドメイド 端午の節句 こどもの日 かぶと - クラフト・布製品

都会では、ベランダや窓枠に小さな鯉のぼりを掛けて男子の健康を祝います。

地方では、電柱みたいな柱に大きな真鯉に緋鯉、吹流しを掲げて、

晴天の大海原に泳がせています。

特注品で、男の子の名前を記載した見事な真鯉もあります。

こどもの日は鯉のぼりを見上げてお祝い。家族団らん記念日に食べる縁起物-ルアンマガジン

男の子はわりと繊細ですので、古来から育ちにくかったでした。

女子と違って、精神面でクリエイティブな要素が大きい。

思考の道具づくり、自我の形成に時間がかかるのです。

小学校高学年になると女子が先に完成されていくので、男子はどうしても気後れしがちです。

これが中学生になると、だいたい週刊「少年ジャンプ」の世界に入り浸るようになり、男子は「男」になるべく精神修行が開始されます。

男の子或いは動物のオスには、乗り越えるべき課題がいっぱいあるのです。それを人間界では、恩師の助力や、友人との共闘で乗り越えていくのです。独りでは限界があります。

映画「スター・ウォーズ 新たなる希望」の成功は、X型戦闘機やスターデストロイヤーのカッコよさだけではありません。

主人公のルーク・スカイウォーカーが先生のオビ=ワン・ケノービや友人のハン・ソロと協力して、お姫様を奪回するメインストーリーにあります。

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』映画史を塗り替えた、20世紀最大の神話(CINEMORE) - Yahoo!ニュース

童話や神話で繰り返されてきた物語に、人は再体験という形で感動するのです。アニメ映画「鬼滅の刃」もそうで、お客さんは母者が託した息子への想いに滂沱の涙を流すのです。

 

世界は光と闇に二分されます。どちらに行くかは本人次第です。

光と闇、どっちが強いかは、これは圧倒的に闇が強い

端正な人口首都より、欲望を呑み込む商都の方が活気がありますよね。例外は江戸で、公式の吉原やアングラの柳橋や新橋を受け入れることで街に命が吹き込まれ、やがて化政文化という実になります。現代では都心も、欲望の街・新宿にとって変わられましたね。

 

「スター・ウォーズ」シリーズで圧倒的存在感で他を圧しているのは、シスの暗黒卿ことダース・ベイダーです。この悪役が悪行の数々を為すことで主人公たちは光り輝きます。

「スター・ウォーズ」の続編で最高傑作の誉れ高い「帝国の逆襲」では、この悪の権化が実はルークの実父だったことが終盤で明かされます。父親というのは、男子にとっては乗り越えるべき壁なのです。実は会社でもそうで、上司というのは乗り越えるべき背中です。

 

闇というのは、エゴです。自分を責めるという行為はエゴの命じた自傷行為です。

そしてエゴは本当の自分ではありません。大脳は人の行動軌跡をすべて記録しています。そこから「べき論」を指令として出します。

こうあるべき姿がお前の真実だと幻想を見せるのがエゴです。

金銭欲、過度な色欲などすべて「べき論」が根源です。

日常では自傷行為、比較嗜癖(しへき)があります。

なにより自分を憐れむ感情「自己憐憫」(れんびん)が最悪です。

アナキン・スカイウォーカーは出自のトラウマをダース・シディアスに付け込まれて闇の世界に足を踏み入れました。

スター・ウォーズ』、『スカイウォーカーの夜明け』に登場するパルパティーンの装置シス・ウェイファインダーのあの謎が明らかに - tvgroove

本来の自分は自己肯定感です。無条件で自分を愛するのが自己肯定感です。アトピー患者がいつまでも治らないのは、優等生の呪縛に囚われているからです。ですので、患部が増悪するときは決まって自分を責めるときです。意識・無意識を問いません。

身体が硬直して血流が滞り、リンパ節が処理しきれずに決壊します。

アトピーが悪化すると、鳥肌が立つのは真冬と同じく血の流れが緩慢になったという合図なのです。

皮膚科医で血流に注目しているのは、管見の限り、山本綾子女史しかいません。普通の皮膚科医は皮膚の患部だけを治療します。

 

自分を労ること、それだけで人は光の道を歩めます。

そのためには男の子は多くの試練を乗り越えなければなりません。

そのための聖典が「少年ジャンプ」です。

闇というのは森羅万象の一部ですので、消え去るというのはないです。エゴもそうで、大脳新皮質に悪気はありません。大脳というのは一種のチャットDPTで過去の事例からはじき出した最適値をあなたに訴えているだけです。朝起きたら、内面化した上司の顔が浮かぶとか、まさにエゴのなせる技です。

 

チャットDPTの回答が必ずしも正解とは限りません。

もっとも他人さまはチャットDPTの回答を求めています

あなたじゃないからです。他人が求めているのは役割だけです。

だから不必要に社会に忖度をすると自己卑下になり、やがて闇落ちしていきます。

 

男の子は試練を乗り越えていくことで、真実の自分と出会えます。

ですが、ほとんどの親御さんにはこのことがわからないです。

特に学歴が低く、とにかく勉強しさえすれば幸せになれると信じる労働者階級が厳しい。

逆に富裕層は「金持ちけんかせず」で、大切なのは勉強だけではないということを自分の経歴から知っています。

ですので、子供を託す教師の選択も自ずと変わってきます。受験のテクニックをさえずる、大学生でもできる講師じゃだめなんです。

 

とっきぃ個人としては、大臣の孫や社長のご令息から、シングルマザーでなけなしの月謝を工面する貧困層の子供、土建屋の倅と、いっぱい生徒を見てきました。実は中間〜底辺層ほど偏差値にこだわります。そのくせ「勉強だけがすべてではない」と建前を言ったりします。なぜか、子供に学業をやらせるくせに自分はテレビを見て呑んだくれているからです。子供というのは親の背中を見ています。

だから、成績も向上してくれません。消費者意識の延長で、先生を召し使いか何かと勘違いするのもこちら側の人たちです。

 

社会の成功者というのは常に勉強していますから、その背中を子供は見ています。ですので頭がいいケースが多い。そういう子に必要なのは、学校の勉強のサポートではありません。森羅万象を説き、ビスマルクや徳川家康の言葉を伝える「先を生きる」人、要するに先生です。

師弟関係は教わる側の資質が大きい。セネカに教わったネロ、アリストテレスに教えを受けたアレクサンドロス、ヴェルモン神父に学んだアントワネットなど、参考になります。

 

教師としてのとっきぃは、授業をサービス業とは捉えていません。

あくまで生徒は生徒で教わる側、お客さまでは断じてありません。よって忖度もしないし、媚びません。「教科書をめくらせてやるよ」なんて生意気な小僧には、速攻で蹴りがはいります。本当です。

 

光と闇は同量です。自分はどちらにいるかただそれだけです。

エゴを飼い馴らし、本当の自分と出会い、白雪姫やシンデレラ姫に目覚めのキスをする王子様に自分を昇華させましょう。女の子は待っていますよ!

試練を乗り超えないとくだらない大人になります。勉強勉強とうるさい教育ママゴンは、白雪姫になれなかった、すなわち「目覚めの接吻」を逃した女さんです。

女の子もこの世に生を受けた以上、やっぱり課題はありますので、キスに値するプリンセスになってくださいね。

 

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