1523回目:『精神科医が教える 幸せの授業 お金・仕事・人間関係・健康 すべてうまくいく』 | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

精神科医 樺沢紫苑先生の新刊

『精神科医が教える 幸せの授業
お金・仕事・人間関係・健康
すべてうまくいく』

を読みました。

樺沢先生は『学びを結果に変える
アウトプット大全』などの著者で、
著書累計230万部を超えるそうです。

恥かしながら、これまで著書を
読んだことはありませんでした。

今回の本は、知人のライターさんが
関わった本として紹介していた
ことがきっかけで購入。

編集協力にお名前の記載がある
村上杏菜さん。

以前に紹介されていた本が
最高に面白かったので、
今回も期待大でした。

ちなみに、以前の本は
Takassyさん著『私は私の幸福論を
歌うから、あなたはあなたの幸福論を
歌えばいいの』です。

もし興味のある方は、
以前の投稿を読んでいただけたら
嬉しいです。

ようやく本編に入りますが、

「著者あとがき」にあるように

(以下抜粋)

出版史上、「幸せ」について
最もわかりやすく
最も実践しやすい本、
と言っても過言ではないでしょう。

(ここまで)

幸せに関する本を大量に読んだ
わけではありませんし、

自分が選んできた本が
哲学的な本が多かった
ということもありますが

この本のように実用的な
ものはなかった気がします。

まず冒頭で、幸せについて
哲学的な問いではなく

ドーパミン、オキシトシン、
セロトニンの3つの物質から
科学的な説明がされています。

哲学的な問いでは、
様々な意見が並立していて

どの論に寄るかは
自分で選ぶことになり
どうしても迷いが消えない。

ところがこの本では、科学的な
見地から幸せを説明しているので
迷うことなく納得ができる。

科学的な知識のある方にとっては、
そうではないこともあるのかも
しれませんが、

すくなくとも、哲学も科学も
専門的に勉強していない
自分にとっては、

科学的な説明の方が迷いなく
納得できました。

この本に書かれていたことを
自分の理解の範囲で

ものすごーくざっくりまとめると

ドーパミン、オキシトシン、
セロトニンの3つの脳内物質の
バランスが大事ということ。

そしてそれらを整えるために
どうすればよいかということ。

この「どうすればよいか」も
とても簡単なことばかり。

たとえば、
ぬるめのお風呂につかるとか、
軽い運動をするとか。

また、1日3行でいいから
「ポジティブ日記」「感謝日記」
「親切日記」を書くとか。

どこかで聞いたことがあるような
ものばかりだし、時間もそれほど
取るものではありません。

なので、本当に誰にでも
できることだと思います。

冒頭で「幸せは誰でも同じやり方で
確実に手に入れられるんですよ!」
と断言している通り、

と言いたいところですが、
実は簡単ではないことがあるな
と思っています。

それは、継続すること。

ラジオ体操程度だとしても
1日5分の運動って

3日坊主の名の通り
続かない人が多いですよね。

3行の日記も同様でしょう。

習慣化についても
脳科学の見地に基づいた
確実に手に入れられる方法が
セットで紹介されているといいな、
と思いました。

「誰でも簡単で確実」という言葉は
正確には「誰でも簡単で
(継続できれば)確実」という
ことなのだと思います。

とはいえ、この本は本当に
わかりやすいし、実用的。

なにより私にとっては、
どの部分が不足しているのかが
明確になったことが
一番ありがたいことでした。

なので、そこに書かれた方法を
継続することで、確実に幸せを
手に入れたいと思います。


【今日のまとめ】

誰にでもできることも、
やり続けるのは簡単ではない。

が、継続できれば効果はでる。