端の席に座っていた人が降りて空いた場合、その端の席に移動することはありませんか？。
おそらく、全くないという方は1人もいらっしゃらないのではないでしょうか。
理由の1つは、端に座れば寄りかかる事ができるからでしょう。実は他にも理由があり、これには人間の心理が働いています。それは・・・。
人間には、他人との関係によって立ち入られると不快に感じる距離があります。
これを「パーソナルスペース」と言います。
～4つのゾーン（数字は、自分から離れている距離）～
① 45cm以下：密接距離
相手の体温や臭いが感じられるスペース。
友人や家族、親しい友人などが入る事ができる。
② 45～120cm：固体距離
個人的な会話ができるスペース、手を伸ばせば届く程度。
友人・知人などの距離で、対人ゾーンとも呼ばれる。
③ 120～350cm：社会距離
声を張れば届くスペース。身体が触れる事は難しい。
仕事関係者や社会的やりとりに適した距離。
④ 350cm以上：講習距離
セミナーや演説などのように、1人が多数に向けてコミュニケーションをはかるのに適したスペース。
個人的な会話は難しい。
一般的には個人差・男女差があります。
パーソナルスペースを広くとりたがるのは、外交的な人よりも内向的な人、女性よりも男性です。
さて電車でなぜ端に座るのか？という件ですが、赤の他人ばかりの狭い電車内ではパーソナルスペースを確保することは難しく、満員電車ではストレスホルモンであるノルアドレナリンが血液中で高まった状態になっています。
電車の端は片側に乗客がいないため、狭いストレス空間の中で、少しでもパーソナルスペースを確保しようとする心理が働いているのです。
また、エレベーターの中で階数の表示を見つめてしまうのも、こうした不快感を紛らわすためです。
学生時代、席替えで隣りになった人といつの間にか仲良くなったことはよくあると思います。
相手のパーソナルスペースに入ると、仲良くなれる可能性が高まります。
ただし真正面では警戒されるので、隣りに坐ったり横から近づくのがお勧めです。
この上司と仲良くしておきたい、あるいはこの人とより親密になりたいと思うならば、できるだけ45cmに近付いてみてください!(^^)!。
他には、相手の右側に座るか、左側に座るかという心理もあるようです。
この先は、どうでもいい内容なので、スルーして頂いて結構です。
ホントにくだらない内容なので、読まなくてもいいですから((+_+))
1962年から、「小さな恋のものがたり」という、主人公のチッチと彼氏であるノッポのサリーの恋を描く物語（主に4コマ漫画）が連載を開始しました。
子供の頃、よくご覧になっていた女性も多かったと思います。
高校2年生である2人の身長はというと、ネットで誰かが漫画から推測していました。
その結果、チッチ：132cm、サリー229cm！！だそうです。
ちなみに日本人史上、最も背が高い人は、江戸時代初期の人物「阿曽三右衛門（あそさんえもん）」という人で239.4cm。
日本の歴史上、有名な人では江戸時代後期の儒学者「大塩平八郎」の217cmでした。
サリーは「ジャイアント馬場」さんの209cmよりも、さらには大巨人・（古館さん曰く）1人民族大移動！！「アンドレ・ザ・ジャイアント」の223cm（実際には測定した事がないとか？）よりも背が高い事になります。
さて、なぜ「小さな恋のものがたり」の話を出したかと言うと・・・。
チッチとサリーの身長差を考えた時に、キスができるのかという事です(#^.^#)
サリーが前傾姿勢になると、パーソナルスペースでいうところの「③社会距離」になってしまいます。
45cm以下の「①密接距離」とは程遠いのです。
そんなに離れた距離で・・・。
「小さな恋のものがたり」は作者みつはしちかこが体調を崩し、一時休刊になりましたが、その後再開し、2014年第43集52年間に及ぶ物語が終了しました。
純情なチッチはこの52年の間に、ファーストキスを達成できたのでしょうか？。
全43集欠かさずご覧になった方がいたら教えてください。
最後はホントにどうでもいい話になってすみませんでした((+_+))
（画像はネットより引用）