こんばんは~
めちゃくちゃ久しぶりに映画館へ
ということで、めっちゃ充実した1日を過ごして来ました~。
1作目はずっと見たかったんですが、なかなか見るチャンスがなく、主要配信サイトからなくなってしまってあきらめていた映画
台北セブンラブ(相愛的七種設計)
紅色制作所 FB(画像はここより)
映画『台北セブンラブ』予告編
感想ですが、ネタバレが入りますのでイヤな人は読まないでください
2014年制作の映画らしかったな~と思いました。
ここから10年で台湾ドラマ・映画は大きく変わりました。
2010年代中国との合作が増え、交流が増え、その中で中国に行ってしまう台湾明星もいて…
(ウィキではこの映画は『台湾映画』ですが、資本や俳優さんの交流があるように思います。)
ですが、この波は、以降一気に引いて「テーマに台湾らしさ」を求めたり、合作相手を配信サイトや日本、アメリカに求めるようになり、わたし的には台湾映画・ドラマが一気に面白くなった印象で…
その直前、ちょっとあれこれ模索していた時期に作られたんだな~という印象です。
俳優さんが今では台湾映画・ドラマに出ていない人が割合的に多かったです。
ストーリーは 設計=デザイン ということで、一見とても オシャレ なんですが
(それが 2014年合作時代の特徴 な気がしてます…でも、それがどうも あってない感じ が…。わたし的にはそれを捨てちゃった今の台湾ドラマ・映画の方が個人的に好みです)
中文の 設計 にはもう1つ 嵌める という意味があって、 オシャレ な中に ドロドロ がいっぱい描かれていました…
映画では デザイン って結局何だったの❓と最後まで大したものは出てこなくて、そのことより 人を嵌めること の方が分量が多くて、特にイヤだったのは、 女強人(キャリアウーマン) を全面的に押し出していた Doris が、実はアシスタントの 棋子 の作品を 棋子 が好きな若手の 阿強 を使って、作品の構想をパクってしまったこと
元カレの 霸子 に行くのか❓富二代の Mark に行くのか❓以前にドン引きしてしまいました…
あれではあのメンバーの中で才能があるのは 棋子 だけ❓❓
可哀そうだよ~と思ったけど、実は 棋子 は 老闆Andrewの奥さんの妹 で縁故就職だし、結局、そういう 嵌める 部分のない人がいないんですよね、誰もが 嵌める 部分を持っていて結構もやりました…
だからか、どうかわかりませんけど、最後の方、実際の 俳優さん が 自分の役をどう思う❓ みたいな展開になってましたが、そこでは 素の役者さん だから、役に対する ホンネ が出ていて、逆にそれがあったのがよかった気がしました
この映画、 棋子=コマ だったり、名前でだいたいの役柄が分かってしまう部分があったのですが、気になったのが Doris 。
映画では Doris なのに、最初に オズの魔法使い の主人公 ドロシー の話が出てきたら、最後まで日本語字幕では役名も ドロシー のままでした。
ので、調べたら、英語では Doris と Dorothy は別物だけど、中文では Dorothy も 桃樂絲 と表記するので、同じになっちゃうみたいですね。
見た目的に 許瑋甯 が10年前のこの映画と今と変わりないんですよ、今もずっとキレイなままでビビりました
莫子儀 は20代も30代も40代もその年代なりのかっこよさがステキです~(この映画ではちょっと髪型が「族」っぽかったですがwww)
王大陸・陳語安 はこの後、中国に行っちゃいましたよね。( 陳語安 はこの間帰ってきて「愛は3日後に」に出てましたけど)
何だか、今見たからか、わたしにとっては、映画の内容を深堀りするよりも、この10年の台湾映画の変化を大きく感じる映画になりました。