翁長雄志 沖縄県知事の訃報に接し、
哀悼の意を表します。
翁長雄志氏の御果報と御成就とを願ってやみません。
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喜屋武真栄 参院議員/沖縄県祖国復帰協議会長(当時)
‟沖縄同胞の心情を人ごとと思わず、
小指の痛みは全身の痛みと感じ取ってください。”
(1969年2月、衆院予算委員会公聴会)
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20141117 報道ステーション
「翁長知事インタビュー」
名護市長選挙第一声 翁長雄志沖縄県知事
沖縄県知事 翁長雄志
稲嶺ススムさん
2月1日街頭演説動画02
翁長知事も応援スピーチ
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【翁長知事の遺産と辺野古埋め立て承認撤回で沖縄県がやるべきこと:猿田佐世ND代表】(AERA dot. 8/11)
— 新外交イニシアティブ(ND) (@nd_initiative) 2018年8月12日
翁長雄志沖縄県知事の逝去に際し、猿田佐世ND代表の寄稿が8月11日付けの「AERA dot.」に掲載されました。ぜひご一読ください。本文はこちらhttps://t.co/WYhgORXttP
日本の政治家は国民に対して「日本安保はけっして日本が一方的にアメリカに守ってもらう関係ではない」と事実を基に説明すべきなのに、それをやる人がほとんどいない。これでは不平等な日米地位協定の改定などできるはずがない。アメリカは大喜びだ。#主権なき平和国家
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2017年11月22日
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平成27年6月23日 沖縄 慰霊の日
『平和の詞』"みるく世がやゆら"
沖縄慰霊の日
「平和とは、あたり前にいきること」(共同)
菅原文太氏のスペシャルゲストあいさつ
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翁長知事「沖縄慰霊の日」〔2015年〕
辺野古新基地建設はできない【全】6/23
「平和宣言」翁長知事 慰霊の日2016/6/23
平和宣言 翁長雄志沖縄県知事
2017年6月23日
「平和宣言」 沖縄全戦没者追悼式典
2018年6月23日
1・12オール沖縄市民集会での翁長樹子さんの訴え
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翁長雄志沖縄県知事のスピーチを映した動画で、
個人的に印象に残るのが、
御婦人の御訴えにも出てきたように、
「祖先を敬い、
子や孫が幸せになれるように誇り高く生きる」
という内容の呼びかけや訴えです。
「保守的」な価値観と御感じになる方も
いらっしゃるでしょうが、
〈保守的な価値観か否か〉として
ではなく、
沖縄の〈過去-現在-未来〉が
《塞がれ奪われようとしている状況》で、
‟どう一般庶民の手許に取り戻し、
現在と未来とを守り抜くか”
という《切迫した危機問題》として捉えると、
《いま現在の日本全体が置かれ
問われている状況》そのものとよく似ており、
とても‟他人事”のようには思えません。
どういうワケで、どういう点で、
“他人事のようには思えない”のか、
というと、
いま現在の〈国会での与ゆ党の連立政権〉の
《政治の在り方》が、
現在と未来とを
《犠牲にし、切り崩すだけで、
未来を塞ぐ、無責任な‟奪う”経済-政治》に
見えるからです。
未来の可能性や潜在性を
《奪う、政治経済》という点で、
《辺野古新基地建設》は
‟象徴的な事業”のように見えます。
強硬的かつ違法・違憲的に進められている
《辺野古基地建設》の
基地としての現実的機能性についても、
疑問符が付き始めています。
〈参考記事1〉
☞ 【2】《小文字の基地マフィア》と《大文字の基地構造》と「基地なき持続的な沖縄の追求」との衝突
〈参考記事2〉
☞ 【6-③参考ページ)】《エアシー・バトル戦略》構想
〈現実的な機能性〉について
‟疑問符がつく”という点では、
《築地市場から豊洲市場への移転問題》も、
似ています。
築地シンポジウム 2018年6月2日
森山高至(建築エコノミスト)
金子勝
東京都 オリンピック用地を
ゼネコンに払い下げ同然?
森友よりひどい!
大竹まこと ゴールデンラジオ
2017年8月18日 室井佑月
そして、この《豊洲市場移転問題》や
《東京五輪ビジネス問題》、《異次元の金融緩和》や
《住宅バブルや土地バブル》など、
《困窮者に冷たく、災害対策をせずに、
都民の生活や人命そっちのけで
〈都市再開発〉に勤しむ》様子と
“奪う政治経済”という今回のテーマとから、
デヴィッド・ハーヴェイ『都市の反乱』の解題での
翻訳者の御一人の森田成也氏によるハーヴェイ解説が
あたまを過ぎります。
‟〈資本の空間としての都市〉
ハーヴェイにとって都市は
単に人口と産業の集積した物質的な器(絶対的空間)ではない。
それは同時に、
資本の蓄積運動のダイナミズムを通じて絶えず生成され、
つくり直されていく動的な過程でもある。
資本は
絶えず都市を生成し再生産することによってのみ
存立し発展することができる。
ブルジョア経済学では
あたかも、非空間的な点としての生産諸要素が
非空間的な市場に存在し、
その中で
価格や量が瞬時に同時決定されているかのようである。
マルクス経済学は
そこまで空想的ではなかったが、
それでも、
『資本論』の第1巻を読むと、
あたかも労働者と原材料と機械が存在すれば
資本が価値と剰余価値とを生産し蓄積しうるかのように
描かれている。
そこの登場する資本の空間的単位は
工場だけである。
『資本論』の2巻、3巻まで進めば、
その空間性は多少広がるが、なおまったく不十分である。
工場に電気、ガス、水道が送られなければ、
工場は
まったく動かないし、
原材料や機械を工場に搬入したり
商品を市場に搬出したりする
道路や鉄道や港湾や
時には空港がなければならないし、
労働者には寝たり食べたりする場所、
家事と子育て、気晴らしや交流する空間が
存在しなければならないし、
医療や教育や公衆衛生のための諸施設も
存在しなければならない。
つまり、
資本がその蓄積運動を実現するには、
一個の、ないしは複数の都市が
たとえ小さくても存在していなければならない。
また、資本が
順調に発展するためには
莫大な投資対象が必要になるのであり、
それは
工場内での生産の範囲をはるかに越えている。
資本は
その存立のためには
都市をつくり出さなければならないが、
都市をつくり出すことによって
飛躍的に発展することもできるのである。
そして、都市という空間的単位においては、
土地が決定的な問題になるがゆえに、
土地所有と空間立地、地代と土地の売買などをめぐる相克もまた生じる。
土地問題は
農業問題である以上に都市問題なのだ。
したがって、資本が
ある程度自立的に存立しうる最小単位は
工場ではなく、何よりも都市なのである。
それゆえ資本は、
既存の都市空間を
自らの姿に似せてつくり変えるか(都市の資本化)、
自らを都市的存在へと
空間的に物質化させなければならない(資本の都市化)。
この二重の過程を表現するものが、
ハーヴェイの言う「資本のアーバナイゼーション」である。
この意味で、都市論は、
経済学の特殊なサブ領域に
追いやられるべきものではなく、
資本主義の基本的な運動法則を
明らかにする経済原論の中に
有機的に統合されなければならないものである。
ハーヴェイが最初の頃から力説してきたのは
このことである。
そして、都市は
単に経済的機能を果たすだけではない。
そこで生活する無数の人々の日々の営為を通じて、
さまざまな社会的・文化的・政治的諸結果が生じ、
夢や希望や調和だけでなく、
対立と紛争、絶望と憎悪、文化、イデオロギー、略奪の諸実践も生じる。
そして都市の統治と支配をめぐって
さまざまな階級同盟が形成され、政治闘争が展開される。
そして、
都市空間の形成(アーバナイゼーション)という大規模な活動には
必然的に大規模な資金調達メカニズムが伴い、
大規模な金融機関の関与と、
そしてそれを可能とする国家の関与をも不可欠にする。
また全体としての都市空間の形成は
自治体か国家のレベルで調整されなければならない。
それは個々の資本には統制不可能である
つまり、
史的唯物論の公式的図式で言うところの
「土台」と「上部構造」とを媒介するものこそ、
資本主義においては、
何よりもこのアーバナイゼーションの過程、
すなわち近代都市の形成とその絶えざる再形成なのである。
(中略)
〈アーバナイゼーションと「都市の権利」〉
資本は
その発展過程において、
絶えずその規模を拡大させながら都市空間を形成してきた。
それは、
一方では、
資本が順調に機能するのに必要な建造環境とインフラを建設しながら
莫大な過剰資本を
長期にわたって吸収する経済的過程であるとともに
(ハーヴェイの言う「時間的回避(フィックス)」)、
他方では
新しい文化、人格、消費ノルムをつくり出すことによって
労働者と市民を統合する政治的・文化的過程でもあった。
そして、この巨額の投資を通じて
資本主義は飛躍的に発展していくのだが、
やがてそれは
新しい金融手段の発達および国家による促進政策とともに
投機とバブルの傾向を示し、
やがて都市化の限界に突き当たることによってバブルがはじけ、
それとともに労働者統合も困難に陥る。
資本主義の歴史において周期的に見られる恐慌を
真に理解する鍵は、
この資本のアーバナイゼーションの具体的あり方のうちに見出さなければならない。
19世紀におけるオスマンのパリ大改造、
戦後アメリカにおける郊外化と
モーゼスによるニューヨーク大改造、
そして2008年金融恐慌をもたらした巨大な住宅バブル、
等々。
資本主義における利潤率の低下や、生産と消費の矛盾、生産の無政府性といった内在的諸契機は、
あくまでも
恐慌の抽象的可能性(あるいは蓋然性の)諸契機であって、
それを生きた現実性に転化するものこそ
資本のアーバナイゼーションの具体的過程
(もちろんそれだけではないが)なのである。
つまり資本主義は常に、
金融機関と国家に支えられながら
大規模な都市と都市インフラを生産し再生産することによって
急激に成長し、その過程で労働者を統合し、
そしてやがてアーバナイゼーションの局地的限界に行き当たって
周期的に恐慌を引き起こしてきたのである。
(引用者中略)
〈資本のアーバナイゼーションと金融恐慌〉
・・・・第2章が主たるテーマにしているのは、
2008年の世界金融恐慌であり、
第1章でハーヴェイ自身が示した全体像、
すなわち資本主義は
何よりも
その都市空間の形成(アーバナイゼーション)過程を通じて
飛躍的に発展し、
国家による支援と新しい金融手段の開発を通じてバブルに陥り、
そして破綻するという全体像を踏まえて、
そのような基本的構造が
2008年の世界金融恐慌にも
(もちろんさまざまな特殊性を持ちつつも)
当てはまることを明らかにしている。
ここでハーヴェイがとくに強調しているのは、
実は1970年代の恐慌と長期不況もまた
そうであったことである。
通常、これは
石油ショックを直接的契機とするものである
と説明されているが、
その石油ショックに先立って
不動産市場の崩壊が存在したことを指摘する。
資本主義的恐慌とアーバナイゼーションとの不可分な関係は
ここからも明らかである。
しかし、
2008年の金融恐慌から世界経済が脱する道もまた、
新たな地域での巨大なアーバナイゼーションかもしれない。
その兆候をはっきりと示しているのが
中国経済の飛躍的発展であり、
中国は何よりも大規模な都市化を通じて
その成長軌道を維持している。
これが第二次世界大戦後のアメリカのように
資本主義の救世主となるのか、
それとも
新たなバブルとその崩壊による経済的震源となるのかは、
まだ未知数である。
この第2章には、
理論的に興味深いもう一つの論点が示されている。
それはハーヴェイが
「搾取の二次的形態」と呼びものである。
マルクスとエンゲルスの『共産党宣言』における
さりげない一説に着目して、
ハーヴェイは、
労働者が生産過程においてではなく、
その流通と消費過程においても
さまざまな資本分派(商人資本、土地資本、金融資本)によって
略奪と搾取を受けていることを明らかにする
(「略奪による蓄積」の一大分野)。
現代資本主義は、
労働過程においてだけではなく、
この生活過程においても
その搾取と略奪の新しい形態を次々と開発するのであり、
それがやがてサブプライムローンとして、
2008年金融恐慌の引き金となった略奪的貸付へと
行きつくのである。
日本でのこの種の略奪的手法は
金融分野のみならず、
貧困層の生活過程を中心にはびこっている(貧困ビジネス)。
たとえば、生活保護受給者を
安アパートの狭い共同の部屋に押し込めた上で、
保護費のほとんどを奪いとってしまう手口などは
その典型である
(この事例に示されているように、
貧困者に現金さえ給付すればよい という発想は
貧困ビジネスを繁栄させるだけである)。
また、原発関連の業務に普遍的に見られる
二重、三重の中間搾取や安全性の軽視。
さらに、日本で隆盛をきわめている性産業は、
ジェンダーの不平等と密接に結びついた
一大貧困ビジネスでもある。”
(デヴィッド・ハーヴェイ【著】
/森田成也・大屋定晴/中村好孝/新井大輔【訳】
〈森田成也氏による解題〉『反乱する都市』P.304-309)
※下線・強調は引用者
《この石原慎太郎~小池百合子 都政》や
《いまの安倍政治》の特徴は
高樹には、
《今だけ、カネだけ、自分らだけ》の為ならば、
庶民の富も、日本の未来も
《平気で流用・私物化し、犠牲にする政治》
のように見えます。
最初から、
未来のことを考えておらず、
蔑ろにする姿勢なので、
その政治は無責任で
慎重さや謙虚さが欠落し、
立法事実も無視でき、
批判や反対意見を
真摯に受け止めず、
数の暴力で
破壊法案を成立させる事ができる、
と考えるならば、
その無責任な神経が、
分かってくるような気がします。
―――――――――――――――
《過労死合法化》は
時間や残業代を《奪うもの》であって
〈何かを創出するもの〉ではないと思います。
☟
【ここが聞きたい】
安倍政権の働き方改革と労働問題
ゲスト:
金子勝さん(慶應義塾大学教授)×竹信美恵子さん(和光大学教授)
-山田厚史の「ここが聞きたい」
―――――――――
《カジノ》は?
☟
日本社会に深刻な弊害『売国』法案
―――――――――――
《リニア》は?
☟
ストップ!リニア山梨大会1部:斎藤貴男講演
―――――――――――
《民営化》は?
☟
【大田区議 奈須りえさんと語る:1
民営化は営利化である】
――――――――――――――
《水道民営化》は、
生存や生活に無くてはならない〈水(道)〉を
《金儲けの対象にしているだけ》で、
収入から、
《水道代を高くする外資に奪わせているだけ》ではないでしょうか?
☟
【奈須りえさんと語る7 水道法改悪は問題だ!】
―――――――――――――――
《種子法廃止》は?
☟
『種子 みんなのもの? それとも企業の所有物?』予告編
――・――・――・――・――・――
つぎの鼎談では、
(司会の山田厚史氏も含めると四者座談)
いまの財界と安倍政権とが
《既存の権勢を維持する》ために
今現在と未来とが
《塞されて、犠牲にされている》要点が
議論されています。
☟
【山田厚史のここが聞きたい 熱夏スペシャル】
ホントはどうなの?日本経済 後半戦
:アベ対抗策は「反緊縮」?
《異次元の金融緩和》が、
地雷や時限爆弾のような恐ろしさを孕んでいる点
については、次の場合でも指摘されています。
久米宏 ラジオなんですけど
2017年12月16日 ゲスト:明石順平
――・――・――・――・――
私たちが生活したり、生存するのに、
欠かせない〈サブシステンス〉を、
《掘り崩したり、犠牲にしたり》、
あるいは
《新たにGDP対象にした》り、
《新しい問題を作った》り、
《悪循環の堂々巡り》をもたらすような
《前よりもGDPが増加すれば「経済成長」》
という枠組み自体が、本末転倒で、
おかしくないですか?という怪訝が、
「経済成長」を穿って捉える動機として
高樹にはあります。
ほかに、
こういう大問題が横たわっています。
☟
《TPP法案採決》
田村智子・共産党、
山本太郎・自由党など
【国会中継 参議院 内閣委員会】
平成30年6月28日
20180717 UPLAN
「日欧EPA署名は許さない!」
7.17首相官邸前抗議行動に集まろう!
【43分~】農民連のサイトウ氏の発言
昨年の北九州豪雨を受けて、
今回の西日本の大水害の原因の一つとして、
一説によれば
木材の《輸入自由化》や地域農業の《破壊》、
地域経済の《破壊》による‟シワ寄せ”ではないか?と紹介。
木材の《輸入自由化》で、
「山の手入れ」が《出来なくなってきており》、
また《密植》により、根を《深く張らなくなり》、
《保水能力を失った結果》が、
今回の《西日本大水害に繋がった》のではないか?
と見当がつけられています。
けど、安倍政権は、《日欧EPAも推進》しようとしています
0180614 UPLAN
【後半】西尾正道
「(医療現場から見る)
日本の医療政策と厚生労働省
=どこにどのような問題があるか」
子宮頸がんワクチンは、
最初の遺伝子組み換えのワクチンだった、と紹介されています。
モンサントの歴史的敗北。ラウンドアップによってガンとなったとして争った裁判、カリフォルニア地裁は約320億円の賠償金支払いを命じる判決が下された。禁止を求める声が世界で高まるグリホサート、しかし日本政府は最大400倍の規制緩和。その異常さが際立つ https://t.co/WC91UMpnek
— INYAKU Tomoya 印鑰 智哉 (@tomo_nada) 2018年8月11日
スリランカ、エルサルバドル、フランス、ドイツなど、モンサントの農薬グリホサートの禁止を決めた、あるいは禁止に進んでいる国、個人向けには売ることを禁止した自治体や自ら販売しないことを決めた流通業者は増えている。でも日本は大セール中。ます不売を! https://t.co/lajSASvB3F pic.twitter.com/ured7N7MI8
— INYAKU Tomoya 印鑰 智哉 (@tomo_nada) 2018年8月13日
第105回
福島・守るのは誰のため?
―――――――――――――――
20180527 UPLAN
国連人権理事会発言者による報告会
「東電福島原発事故と私たちの人権
~世界に伝えた母たちの願い・
子どもたちを被ばくから守って!」
後藤政志・筒井哲郎 緊急講演会
どうなる?東芝・高浜・福島
〜「ほんと」を知っているお二人に聞こう〜
コーディネター守田敏也氏
――・――・――・――・――・―――
辺野古の大浦湾に
《大量の土砂が埋め立てられて》、
沖縄の未来と可能性とがが
《塞がれようとしている》のと同様にして、
じつは
日本全体の未来も展望も希望も
《土砂投入》のように、
急ピッチで暴力的に
《奪う政治経済》により、
《埋め立てられ、塞がれている》ように
思えて仕方がありません。
4月下旬の
辺野古座り込み500人行動の最後の日に
元参議院議員の山内徳信氏が
ゲート前にお越しになり、
参加者と機動隊に向けて、
次のように語られました。
(正確に記憶できてはいませんが)
「機動隊の諸君も、
よく憶えておけよ。
沖縄が戦場となり、
田んぼも畑も、焼け野原となり、
食べ物がない沖縄県民の胃袋を
飢えから救ってくれたのは、
沖縄の山の幸と海の幸だったのだよ」
「命を守るための新基地建設反対の闘いは、
最高の仕事である」
――・――・――・――・――
本州では、
《成長戦略》だ、だの、
《生産性の無い者は・・・》だの言いつつも、
《今だけ、カネだけ、自分らだけの政治》を
《大浦湾を土砂で埋め立てるような愚かさ》で
強行している訳ですが、
他方、沖縄(琉球)の指導者の口からは
‟・・・・かつて、私たちは
自らが持ってきたわけではない基地を挟んで、
経済と生活か、
平和と尊厳か
と常に厳しい二者択一を迫られてきた。
しかし、社会情勢の変化とともに、
この両者は決して相反するものではなく、
県民一人一人が共有できるようになってきた。
今、私たちに強く求められているのは、
次の時代を担う子や孫の世代に
禍根を残すことのない責任ある行動だと思う。
県政運営に当たっては、
大いなる可能性を秘めた
沖縄のソフトパワーである
自然、歴史、伝統、文化を大切にし、守り、育てる。
琉球王朝時代の万国津梁の精神を持って
アジアを中心に世界の架け橋としての役割を
存分に発揮していく。(後略)“
その翁長雄志氏は、
「イデオロギーよりもアイデンティティ」
という旗印を掲げられた訳ですが、
冷戦も終わり、
韓国と同様にして、
日本を反共の防波堤にしておく必要が
無くなり、
それどころか、むしろ、
《外資から剥ぎ取れる》ようになった昨今、
技術力も経済力も、
アイデンティティにするには
《不安定な時代になった今》、
私たち本州の人間は、
その「アイデンティティ」や
『何が大事であるか」、
「サブシステンス」自体すら見失い、
手放そうとしているのではないでしょうか?
日本全体としての私たちは、
沖縄のような
「旗印」や「サブシステンス」を
見極め、見つける事から
始める立場にあるのではないでしょうか?
最後に、
お通夜での翁長雄志氏のお顔は
穏やかだった、
という様子を
ツイッターを通して知りました。
「弾圧は抵抗を呼ぶ。
抵抗は友を呼ぶ」
と1968年7月7日に瀬長亀次郎氏。
試されているのは、
沖縄なのでしょうか?
じつは、人として、
本州の私たちなのではないでしょうか?
いま今度は、
〈辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議〉よりも
はるかに大きな「ガジュマル」の
民主主義の砦を、
ぼくは切に願います。
――《分断統治》は論外で、
〈美人投票や同調圧力〉の
お任せ民主主義でもなく、
「ガジュマル」を――
【追悼・翁長雄志 沖縄県知事】
県民大会2016-2017-2018
〜未来へ繋ぐ〜
翁長氏が当選 沖縄県知事選挙2014