【9a】《先制攻撃》論という新たなマントラ/標語 ~911後世界のセキュリティ幻想~ |   「生きる権利、生きる自由、いのち」が危ない!

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徳冨蘆花「謀叛論」を再発見してたら、
「ソクラテスの弁明」が、なぜ好きなのか、最近になって納得し始めた今日この頃です。

※アメブロが、旧エディタ版を終了させ、
新エディタ版でブログを書くしかなくなったので、
慣れないまま、ブログを書いており、
遅筆に輪をかけて、申し訳ありません。


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戦争が始まるとき

~戦争犯罪者ブッシュの宣戦布告~(字幕つき)

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モーリーン・ウェッブ弁護士
「Security Integration and Rights Disintegration in the War on Terror 
(テロとの戦いでのセキュリティ整合と人権の崩壊)

 

安全保障の幻想 国際的な監視と911後の民主主義
(Democracy Now! Japan)
※「サーバ―メンテナンス上、
いまは利用できません」
という表示が出てくる場合がありますが、 
しつこく何度も
〈http://democracynow.jp/video/20070220-2〉
を コピーし、

画面上のアドレスバーにペーストして、
Enterキーを押して、

アドレス移動を試してみてください。 

 


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前回記事では、 
テロとの戦いへの取り組み》の名のもとに
推進されてきている〈先進国政府〉による
監視社会化》計画を進めるに当たり、
立憲主義に❝触れていたり侵していること❞が
ほかの国でも見受けられる、というので、
モーリン・ウェッブ弁護士による著書
『ILLUSION OF SECURITY
~GLOBAL SURVEILLANCE AND DEMOCRACY IN THE POST-9/11 WORLD~』
(セキュリティ/安全保障の幻想
~911後の世界におけるグローバル監視と民主主義~)
〈第4章「機先/先制(攻撃)と
グローバル化される大衆監視/監視社会化
(Preemption and Globalized,Mass Surveillance)」〉

を見ていきます、

と書いたのですが、

しかし、
テロとの戦いー監視社会化ー先制攻撃/機先
という、ひとセットを把握するのに
Preemption(先制攻撃/機先)》という理屈は、
いつ誰によって
どのようにして生み出されたのか
❞、という、
その背景を知ると、
いろいろと見えてくることがあるように思えるので、
〈第3章〉の
「新しいマントラ――リスクに対する先制攻撃
(The New Mantra:Preemption of Risk)
」から
見て行きたい、と思います。

・・・・が、奇しくも、
泥憲和さんが紹介してくれた
アメリカの軍事教範が作成された時期と、
1986で、
リスクに対する先制攻撃》理論の胎動/萌芽時期重なるので、
泥憲和さんが、そのことを指摘紹介している部分を
下に紹介しておきます。
このブログで何度も引用・紹介しているので、
御存知の方も多いかと思いますが、
その“新たな趣向や性格”を帯びて現われた
アメリカ軍事教範内容
〈アメリカの軍隊〉が、
アメリカの世界戦略の手段として
位置づけられており、
軍事〉と〈世界の市場原理主義化〉とが、
結びつけられてしまっていることを、
(故)泥憲和さんは見つけ出し、指摘・紹介しています。
泥さんが紹介している軍事教範は

Department of the Army and the Air Force
Washington D.C.
5.December 1990 (1986)
MILITARY OPERATIONS IN LOW INTENSITY CONFLICT


です。

次の動画は、西谷文和氏の指摘・講演も、
きわめて重要だと思いますので、
お時間がありましたら、是非ご覧くださいませ。

西谷文和氏×泥憲和氏
ISIL問題を考える 安倍首相に任せて大丈夫か?


その新たな性格の軍事教範では、戦争が、
〈高強度紛争〉〈中強度紛争〉〈低強度紛争〉の
三つに区分・分類されていて、
〈高強度紛争〉は、
世界大戦のような〈大規模戦争〉、
〈中強度紛争〉は、
イラン・イラク戦争や湾岸戦争のような〈局地戦争〉、
低強度紛争〉が〈テロとの戦い〉として
分類されている、と。

そのうちの「低強度紛争≒テロとの戦い」についての
《米軍教範》が
低強度戦争における軍事作戦
FM 100-20/AFP3-20)である、と。


“ 〈アメリカの戦略と安倍さん①反乱支援〉
(引用者中略)
低強度紛争(LIC)の成功は、米国の利益および法合致し、
米国の国家目標である
自由民主主義制度自由市場経済の成長達成することができる」
 テロとの戦いが、普通にいわれているものではないことが、
おわかりになるだろう。
テロでアメリカと世界が脅かされているから、
平和と安定のために、世界的にアメリカ式自由」や「民主主義」を
実現するそのための戦いが「テロとの戦い」なのだ。
 アメリカ
アメリカの利益のために、
軍事一辺倒ではなく
経済と政治宣伝をミックスさせる形でグローバルな戦略を展開している。
その立場から、日本にはアメリカに都合を第一にした役割を求め、
自国の軍事戦略自衛隊使おうとしている。”
(泥憲和『安倍首相から「日本」を取り戻せ!』P.56-57)


 引きつづく形で、
モーリーン・ウェッブ弁護士の
『セキュリティ幻想』の
〈第3章「新しいマントラ:リスクに対する先制攻撃」
〉を
見ていきたいと思います。
リンク先のDemocracy Now !の番組に出演した際に、
モーリーン・ウェブ氏が言っているように、
彼女が、この問題に取り組むキッカケとなったのは、
シリア系カナダ人のマヘル・アラルが
チュニジアからカナダに帰国する途中の、
トランジットとして降りたニューヨークの空港で、
米国の当局捕えられて
米国内で12日間拘禁された後、
民間機でヨルダン送還され、
そこ拷問を受けた後
さらにシリアに送られ、そこ1年近くも拘禁され、
拷問を受けた》出来事です。
ちなみに、
ここ何回かの監視化に関するブログ記事のタイトルに
オフショワ》という言葉を選び取ったのは、
いま《 》で囲った“違法ではない
国外アウトソーシング型拉致&拷問》をして、
高樹は、
権力の横暴を縛るはずの「立憲主義の縛りから
巧みに免れて現実に拷問を行なう非立憲な”カラクリから来ます――。

なぜマヘル・アラルは、
他国であるアメリカの当局捕まえられ
拉致・拷問を受けるハメとなったのか?
それは、
まさしく《メタデータ的な探り方により、
米国をはじめ〈G8諸国〉が進めている
国際的監視社会化政策》下での
アメリカ当局読みと監視網との餌食になったからでした。
「アラル・マヘルは、テロとは無関係である」
というカナダ政府による調査報告書が出されています。

つづく】 

 

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2017-03-14
ケン・ローチ カンヌ受賞作に込めた“怒り”
「わたしは、ダニエル・ブレイク」
 
巨匠ケン・ローチ
『わたしは、ダニエル・ブレイク』メッセージ動画
 
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マガ9愛読者からマガ9に寄せられた全国イベント一覧
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2017年4月25日には
衆議院法務委員会で 参考人質疑が行われた。
参考人として意見陳述した
京都大学大学院法学研究科教授の高山佳奈子
  共謀罪NO!実行委員会〉さん
☟〈「共謀罪」の制定を阻止しよう〉☟ 

《6月1日締め切り》

うつけんゼミ」詳しくは☟

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「戦争のつくりかた」アニメーションプロジェクト
-What Happens Before War?- 
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20170403 報道するラジオ
「東芝赤字1兆円超から見える日米関係」

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3・11甲状腺がん子ども基金
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〈日曜アクション(第2、4の日曜日開催) 〉
【場所】新宿東口 アルタ前広場
【内容】街頭宣伝
〈霞ヶ関アクション (毎月19日に開催)〉
【場所】官邸前
【内容】抗議集会
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20170322 UPLAN
井戸川(元双葉町町長)裁判(福島被ばく訴訟)
第6回口頭弁論&報告集会


井戸川裁判(福島被ばく訴訟)を支える会


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TPP交渉差し止め・違憲訴訟の会

 

☝〈TPP交渉差止・違憲訴訟の会〉☝

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東京MXTV問題の本質:○○氏等在日朝鮮人による反日反米工作を糾弾する国民集会」なるデマ集会への抗議声明
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☟〈くにたち上原景観基金1万人の会〉☟

 

4月19日現在、30,059,370円が寄せられ、
目標の基金額の5000万円まで、
のこり2000万円弱となりました。
地元住民の暮らしや景観を重視した
地方自治政治姿勢を殺そうとする
嫌がらせの求償裁判》に❝めげず❞、
私たちの自治権と主権とを守る意思表示を
突きつけましょう。

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☟〈未来のための公共〉さん☟

2017.04.21「“未来のための公共” 金曜国会前抗議」
: 木下ちがやさん (政治学者)【11/13】

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☟〈AEQUITAS〉さん☟

 

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「原爆の図保存基金」へのご協力のお願い

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