恒例になった年に一度のヒル研社会見学、いいお天気に恵まれOB二人を含めて7人で出かけました。
行先は、京都大学生態学研究センター(草津市)です。施設の公開があり申し込みました。午後からの開催でしたので、せっかぐから近くの琵琶湖博物館に先に立寄りました。
研究所から車で約1時間半。いつもお願いしているマナ君の運転で、出かけました。
途中渋滞もあり到着は10:20でした。
早速、博物館から見学、古代の琵琶湖の成り立ちからの展示でした。
竜がいたという展示にみんなびっくり。記念撮影をしました。
そのあと、E研究員が目ざとく見つけたのは、下のの展示でした。
昔の人は、ハリカゴと呼ばれる漁法でウナギをとっていたそうですが、その餌にミミズ、ヤゴと並んでヒルが使われていたと書かれていました。E研究員にとって、今の研究内容がヒルで魚が釣れるのかということなので、とても喜んでいました。
昔から、ヒルは使われていたのだという確信を持てたからです。
ランチタイムになり、館内のレストランに行きました。
予定では外来生物のブラックバスの丼を食べる予定でしたが、入荷がなくて本日は食べれませんでした。
それで、ビワマスのフライをいただくことにしました。
とても美味しくおなか一杯になりました。
残りの時間でまだ見学していない水槽の展示を見て回りました。
次の目的地の時間が迫って来たので、移動となりましたが、草津の中心部で予想外の渋滞にはまりひやひやしながら急ぎました。
13:10 何とか受付に間に合いました。
玄関でS先生のお出迎えを受けました。記念写真を撮ってもららって、中に入りました。
関係の先生や院生の研究成果がパネルにしてありました。
半谷先生の発表もパネルになっていて、とても親しみを感じました。
13:40 になり二人の先生から、学校では習わない生き物の不思議をテーマにお話を伺いました。
木庭先生の研究所海洋のお話があり、
続いて、本庄先生から植物と目に見えない微生物の不思議な関係の話を聞きました。
斑入りの花ができてきたのは、ウイルスのいたずらだったという話。花にウイルスが付いて縞模様になっていった。
ウイルスはアブラムシによって花から花へ運ばれて増えていくという話でした。
T研究員は、質問タイムに挙手をして「アブラムシの子どもが生まれてくるが、その子どものには生まれた時からウイルスはついているのか」という質問をしていました。
答えは、子どもには直接ウイルスはうつらないということでした。理由は、このウイルスは昆虫のおなかの中に入らないという理由でした。
次はニホンザルの話で、遺伝子の構造を調べてサルの進化を考えようという田中先生の話です。
DNAの話になり、T研究員はとても興味を持ったようで、遺伝子モデルを不思議そうに眺めていました。
今日一日それぞれの興味関心に応じて、勉強できたようです。
最後に楽しいアトラクションがありましたので紹介します。
「おみくじ」というもので、ここにかかわっておられる先生のテーマが札の中に書かれていて、それにまつわる話が書かれていました。参加者がそれぞれ箱の中から引くようになっていました。
なんと、F研究員が引き当てたのは、ニホンザルでした。彼は、将来サルの研究をしたいと考えているので大喜びでした。宝物になったでしょう。
社会見学、今年も大きな成果がありました。今後のヒル研の研究に生かされてくること期待します。
世話になった皆さん、ありがとうございました。計画してよかったです。











