某民放局から番組出演依頼の電話がありました。
まだ、明かせないのでごめんなさい。
間もなく着くよと連絡がきたものの、なかなか到着せずTVを観ながら待っていました。約束は15時だったのですが、もうすでに30分すぎています。
ディレクターが先に到着して、簡単な打ち合わせがありました。
研究員がいつもやっているようなことを撮影したいということ。
「普段していることって何や」
いつもなら何かを調べるために実験しているけれど、今日は、カメラが来るということで集まったのだから
研究員も何をしたらいいのかわからず困っているようだった。
来たスタッフがヒルを見たことがないということなので、やっと研究員も何をしたらいいかが分かり、自分たちのペースで活動が始まりました。
質問を受けながら説明していくので、だんだん声も大きくなり、いろいろ撮影してもらっていました。毎回そうなんですが、私は撮影現場には行っていないので、何をしているのかさっぱりわかりません。
機械のトラブルがあり、取材中断。その間も、ディレクターは研究員のモチベーションを下げないように、色々話しかけていました。さすがです。これかプロなんですね。トラブルが解消しても、特に区切りはなくそのまますーッと取材に入っていきました。
スタッフ側が面白かったようで、予定の時間をどんどん食い込んで17時を回っていきました。
やっと終わったのが、17時15分。
取材陣のバスを見送って終わりとなりました。
部屋に戻って、空腹を訴える研究員もありおやつを食べて、急いで駅まで送りました。
放送は、5月だそうです。日が迫ってきたら広報します。いろいろルールがあって、今はいえません。あしからず。
今回の取材を受けながら、去年までとはちょっと違うと思いました。
今までは、何かを見つけて報道してもらうニュースとか研究発表のようでしたが、今年は、番組の中に出演するというかかわりだと気づきました。つまり、研究員がタレントの様になっています。これは、ヒル研の趣旨としては違うよなあ、と思っています。ヒル研の研究員はあくまで研究員でいてほしいのです。まだまだできていない研究が途中で止まっていますから‥‥。