15日日曜日は老人の日、今日16日は敬老の日だそうで休日です。
昨日は、私が用がありヒル研を休みにしてありました。F & E研究員は意気投合して海釣りに行くことになったようでした。
ふたりは、魚釣りが共通の趣味なのです。海釣りは、E研究員の方が先輩のようです。
16日の朝、三人がそろって電車を降りてきました。いつもよりリュックが膨れていたので、約束通り魚を釣ってきてくれたのだろうと思いました。
研究所についてリュックから保冷パックを出してくれたのは、昼食用の釣果です。
私は名前が分からないのですが、二人はいろいろ説明してくれました。結構釣れたようです。二人は、満足そうに昨日のはなしをしてくれました。その釣果はこの写真の通りです。
みんながヒルの身体測定測定をしている間に、魚の調理をしました。
もう、昨夜E研究員が頭を落として内臓も出して下処理をしてきてくれたので、砂糖と塩で味を整えて衣を付けて油で揚げました。
はじめて調理したのですが、とてもおいしく出来上がりました。昼食にいただきました。
F研究員とE研究員、ありがとう。おいしくいただきました。
午後は、藤原岳自然科学館に作品展を見に行きました。
主としていなべ市内の小学校の夏休みの自由研究の作品です。素晴らしい作品が並んでいました。特に蝶の標本は素晴らしいものがありました。
何か一つこれはと思ったものを選んで、じっくり読みこんでこようということで、自由に見学しました。
蝶のライフサイクルを克明に調べた力作がありました。
地学の分野も気象に関するものがあり、よく観察されたものでした。
私たちの作品もありました。
なんとE研究員の作品「ヒルにカエルの血を吸わせて産卵させる研究」が、努力賞の札がついていました。E研究員は、驚いたように自分の作品を見て、なにかを感じたようでした。そして、その決意をそっと聞かせてくれました。
「来年は、僕も頑張ってヒル研をやって、発表会に出る」
何度も、私の耳にささやきに来ていました。しっかり抱きしめて頑張ろうと誓い合いました。
F研究員の作品は、発表会に参加というリボンがつけられていました。彼は、去年に続いて口頭発表します。
この発表テーマは、「ヤマビルの脱皮の研究」です。70本弱集めたヒルの脱皮殻を持って発表します。どんな反応があるか楽しみです。
研究所に戻って練習しました。