釣果を持って来てくれた研究員たち | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

15日日曜日は老人の日、今日16日は敬老の日だそうで休日です。

昨日は、私が用がありヒル研を休みにしてありました。F & E研究員は意気投合して海釣りに行くことになったようでした。

ふたりは、魚釣りが共通の趣味なのです。海釣りは、E研究員の方が先輩のようです。

 

16日の朝、三人がそろって電車を降りてきました。いつもよりリュックが膨れていたので、約束通り魚を釣ってきてくれたのだろうと思いました。

研究所についてリュックから保冷パックを出してくれたのは、昼食用の釣果です。

私は名前が分からないのですが、二人はいろいろ説明してくれました。結構釣れたようです。二人は、満足そうに昨日のはなしをしてくれました。その釣果はこの写真の通りです。

 

みんながヒルの身体測定測定をしている間に、魚の調理をしました。

もう、昨夜E研究員が頭を落として内臓も出して下処理をしてきてくれたので、砂糖と塩で味を整えて衣を付けて油で揚げました。

はじめて調理したのですが、とてもおいしく出来上がりました。昼食にいただきました。

F研究員とE研究員、ありがとう。おいしくいただきました。

 

午後は、藤原岳自然科学館に作品展を見に行きました。

主としていなべ市内の小学校の夏休みの自由研究の作品です。素晴らしい作品が並んでいました。特に蝶の標本は素晴らしいものがありました。

 

何か一つこれはと思ったものを選んで、じっくり読みこんでこようということで、自由に見学しました。

蝶のライフサイクルを克明に調べた力作がありました。

地学の分野も気象に関するものがあり、よく観察されたものでした。

私たちの作品もありました。

なんとE研究員の作品「ヒルにカエルの血を吸わせて産卵させる研究」が、努力賞の札がついていました。E研究員は、驚いたように自分の作品を見て、なにかを感じたようでした。そして、その決意をそっと聞かせてくれました。

「来年は、僕も頑張ってヒル研をやって、発表会に出る」

何度も、私の耳にささやきに来ていました。しっかり抱きしめて頑張ろうと誓い合いました。

F研究員の作品は、発表会に参加というリボンがつけられていました。彼は、去年に続いて口頭発表します。

この発表テーマは、「ヤマビルの脱皮の研究」です。70本弱集めたヒルの脱皮殻を持って発表します。どんな反応があるか楽しみです。

 

研究所に戻って練習しました。