発表会と作品展にエントリーしてきました | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

いつまでも猛暑が続いています。飼育室のヒルも冷房の中で快適に過ごしています。

ストック用のヒルの水槽は、産卵ラッシュのようで何個か新しい卵、卵嚢が生まれています。

 

でも、今回の研究会は、それどこではなく作品展の作品を提出にいかないといけません。

藤原岳自然科学館の研究発表会と作品展が目前に迫っています。

その作品の仕上げと提出準備です。今年は、ぎりぎりまで資料集めをしていたのでまだ集計作業が残っています。

F研究員の発表するヒルの脱皮殻を黒のテープの上に広げて、ラミネート加工します。これを標本として作品展に1部貼り付けます。

そのあとは、脱皮の証拠品として保存します。みんなで手分けして応援です。

全部で69本の脱皮殻です。ラミネートもできました。

その1枚を作品展の原稿にはりつけました。これで完成です。提出準備が整い、午後から藤原岳自然科学館に提出に出かけます。

作品展は、9/15~9/29まで、藤原文化センター内で展示されています。いなべ市の児童生徒の夏休みの自由研究が展示されています。そこにヒル研も仲間に入れてもらっています。皆さんも、ぜひご覧になってください。素晴らしい作品が幾つかあります。

 

さて、今年は発表を見送ったE研究員。作品展だけは参加させてもらうことにしました。

カエルの血を吸わせてヒルに産卵させようという楽しい研究です。

 

毎週、10匹のヒルの体重を測りその平均をとって吸血しているかどうかの判断をしています。

しっかり吸血した週もあれば、そうでない週もあり吸血してないときはだんだん体重が減っていきます。

実験に協力してくれたカエルに見守られながら、まとめを書いているのがとても面白かったです。

まだパソコンには慣れてないので時間がかかりますが、半日ほどかかって作品展を仕上げていました。なかなかいいものになっているのですが、今年は発表会には出ないとかたくなです。F研究員もしきりに勧めていましたが、本人の意思は固く来年度は発表するということになりました。

 

 

午前中に仕上がったので、午後から、藤原岳自然科学館に提出に出かけました。これで、研究してきたものを皆さんに見ていただくことになります。どのような反応があるか楽しみです。