こんなところにカエルがいた ---- 酷暑の中  (2日目) | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

コーディネータの私は、朝5時から水路の草取りに出掛けました。当番で回ってくるものですが、涼しいうちにと仕事開始は朝5時からです。少しは涼しいものの今朝も既に30℃に近づいています。

 

みんなで力を合わせて水路の中に力強く根を張り巡らせているアメリカセンダングサを中心に抜いて土手に上げました。そのとき、カエルが沢山飛び出してくるのを見つけました。

こんなところにいたのかと、仕事を終えて7時過ぎに研究所に戻った私は、F研究員とボランティアを起こして急遽カエル捕りをすることになりました。

 

カエル捕りグッズを持っていざ、水路へ。先程までいたカエルの姿が見当たりません。

センダングサを取り上げてしまったので身を隠すところがなくなり、どこかに引っ越したようです。

 

水路を端から500mくらい歩いて探しました。いました。

少し草が水路の方に茂っている日陰に集まっていました。たも網を一振りすると数匹入ります。

こんなところにいたのか。私たちにとっては新しい気付きです。これからここにまず来ることにします。

 

ヒル研なのに何故カエルが必要?

そんな疑問がわきますが、一昨年からカエルがヒルに献血している事実をみつけ、その裏付けをいろいろしています。

新しく入ったE研究員が、それについてまとめてみようかなという気になっています。

 

が、しかしカエルが猛暑で捕まらなくて実験が進んでいませんでした。

偶然、コーディネータの水路の草取り作業でカエルのいる場所を見付けられて、研究に弾みがつきそうです。

わずか30分くらいで、トノサマ9匹ダルマ1匹をゲットしました。こんなに採ったの初めて!!!!!

このカエルは、1週間ヒルと同棲してもらい献血をお願いします。次のヒル研で、別のメンバーと交代してもらいます。それまで、頑張って。

一先ず、ビオトープの真似をした大型水槽にカエルとヒルを入れて一段落。

 

F研究員は、今から膨大な仕事が待っています。

 

10時から16時まで昼食休憩を1時間とっただけで、ヒルの身体測定のデータをパソコン入力です。

G君にお願いして測定結果をグラフにするシートを作ってもらったので、入力していくとどんどんグラフが出来上がる不思議さを実感しながらの作業でした。

15時30頃にはもう、ふらふらになっていました。知恵熱が出そうだと・・・・・

 

今週は、いろいろ授かり物があったヒル研でした。楽しいより疲れました。