Another Story in Hiruken  特設ページ | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

[その1]

 落花生の思い入れ

 昨年、秦野市で交流研究会を実施した時、おやつにいただいた「うでぴー」がとってもおいしく、とくにF研究員が独り占めしたエピソードがあります。

それでは、今年は研究所食料を作っている畑で、ピーナッツに挑戦しようと5月初めから準備していました。みんなで種まきもしました。

ネットで下調べをして、栽培開始となりました。

落花生は発芽率が悪いので播種前に水やぬるま湯につけた方が良いとか、豆類は水をやりすぎると種が腐るので水に浸してはいけないとかいろいろ書いてあるので、種を3つに分けていろいろ試してみました。

6月1日水には浸けずに蒔いたものは、発芽率50%で現在こんなものになっています。今週のお天気を見て畑に移植予定です。

一番先に芽を出したのが

沢山実を付けてほしいですね。カラスにやられずに第1段階は成功です。ハイ。

10日後に、ぬるま湯につけて発芽を試みました。こんな感じです。発芽率60%です。

落花生の発芽は、普通のマメ科とはちょっと違うんですね。初めて知りました。

普通は、豆の本体は緑色の双葉になって出て来るのですが、落花生は皮をかぶったまま開いて玉手箱の様なものをつくり、その中から本葉が出てくるのです。ちょっとびっくりです。

最後に残っていた種を昨日まきました。

 

[その2]

ヒル研の食料畑で、今、キャベツが大きく育っていますが、今朝たくさんのカタツムリが集まって葉を食べていました。たくさんの穴をあけていました。それで、数個とって献血の仕事をしてくれている鶏にあげることにしました。そうしたら、次のような場面に出会いました。

 

カタツムリの種の保存の営みです。急いでカメラを取りに戻って撮りました。

こんな感じなんですね。いつ産卵するのでしょう。ケースに入れて観察しようかな。

 

1時間後にケースを持って捕りにいったら、もういませんでした。残念。