昨夜のF研究員との話し合いで、ヒルの個別の吸血データをとり脱皮の観察を続けようということになった。
⑴ まず、吸血前に身体測定をする。
測定するのは、身長と体重。
精密電子天秤で、体重を測り
そのあとノギスを使って身長を測る。
それを6匹繰り返し一覧表にしておく。
次に、鶏から吸血させてもらうのだが、一度につけると移動して分からなくなるので、1匹ずつ付けて定着したらその場所を記録する。
満腹で落ちても何番のヒルかが分かれば大丈夫。
わずか6匹を付けるのに30分もかかってしまった。でも、順調に吸血して吸血予定の2時間が近づいてきた。
1番のヒルが落下してきた。早速体重を測ると、2.17gである。
表に書き込んだ。このヒルは、吸血前は、0.40gだった。差し引きすると1.67gの血をもらったことになる。
このあと、1番の飼育観察ビンに入れられて、1週間後の発育測定となる。
4番のヒルは、吸血前は0.17gだったが、途中で鶏が大きく動いた時にはがれて0.94gではずれた。
0.77gの吸血量である。これも、4番の飼育瓶に入れられ。1週間後の経過観察となった。
6匹の予定が、1匹だけ吸血を嫌ったので5匹の実験となっている。
1週間後の結果が楽しみです。
午後の吸血実験の準備をしようとしら、なんと今まで採集してきたヒルを全部使い果たしていたことが判明した。
実験に使えるサイズのヒルがなくなっていた。
それではと、急遽ヒル捕りに出かけることとなった。
最近ずっと研究所付近は気温もそれほど高くなく、まず地温が上がっていない。本日も16℃前後である。表面の土は乾燥気味である。
いつもなら沢山いる場所を探したが、10匹余り捕まえただけだった。これでは実験にならないので、次のヒル研は、ヒルを採集するを優先しないと実験がとまってしまう。えらいこっちゃ・・・・・・(笑)