みちのく潮風トレイルは青森県八戸市から三陸海岸沿いを南下し福島県相馬市までの約1000Kmの日本唯一のロングトレイルコースです。すばらしい景観と歴史に触れてウオーキングやハイキングを楽しむコースです。
その全線が開通して6月9日で5周年を迎えるそうです。
ルート上の八戸、宮古、仙台名取、相馬で祝賀イベントが開催されるのでカウントダウンしながら機運を高めようということになりました。
それで、このトレイルにかかわりのある人たちが順にカウントダウを引き受けることになりした。
私たち子どもヤマビル研究会も、2020年の2月にみちのくトレイルフォーラムに参加させていただき、その8月にはヒル研修学旅行と称して石巻市の牡鹿半島にヒル調査に出掛けました。関係の方に大変お世話になり多くの知見を持ち帰ることができました。充実した修学旅行でした。
そのかかわりで今回のカウントダウンにお誘いをいただき、仲間に入れていただく事になりました。
当時のメンバーは、もう既にヒル研を卒業していますので、その後を受け継いだ今年の研究員3名が代表してカメラに収まりました。いいアングルの写真が2枚ありどちらにしようか迷ったのですが、研究員の意見で送ったのは下記の環境省のページでご覧いただけます。こちらの写真は惜しくも落選した写真です。(わたしは、この方がお気に入りだったのですが・・・・。)
まあ、両方見ていただけますので、良しとしましょう。
私は、修学旅行の思い出がいつまでも心に残っていて、先日もNHKの新日本紀行で鮎川浜の鯨祭りの番組を懐かしさを込めて見ていました。舞台になっていた鮎川浜のセンターはお邪魔して民芸的な展示の中にヒルの展示をくわえてくださいとお願いしたところです。また隣にある黄金寿司さんで鯨の刺し身やお寿司をいただきました。鮎川浜は、捕鯨の基地なんですね。
ヒルの調査研究は、大六天山のトレイルコースと、御番所公園、金華山で行いました。
確かにトレールコースの中で、この大六天付近は沢山のヒルに出会います。でも、ヒルは凶暴な生き物ではないのでそれなりの対処法を心得ていただければ、梅雨のシーズンでもハイキングは楽しんでいただけます。
夏はあそこはヒルがいるので行かないようにしましょうなんて言わずに、ヒルのことをよく知って是非素晴らしいこのコースを楽しんでほしいと思います。鮎川浜のセンターには、ヒルに詳しい方がおられますので情報を手に入れてください。