2024年度の体験研究会 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

数日前から春の日差しが伺われ、カエルの声が研究所周りでこだまするように鳴き始めました。

F君が体験入会者の相手をしてくれることにしていたので、体験者か来るまでの時間実験用のカエル捕りをしようと思いました。

早速、たも網をもって研究所前の田んぼに出かけました。なかなか、カエルの声に近づくと鳴き止むので捕まえるのは至難の業です。

声はすれども姿は見えず。たも網で草むらをたたいてカエル探しをしました。

ここにいるかな。いないなあ。辛うじて1匹だけ捕まえることがてきました。

午後1時半の約束。待っていた見学者がお母さんと一緒にやってきた。すぐ一緒にヒル捕り体験に付き合ってもらった。

研究所近くのヒル捕り場に案内した。こんなところにいるのですかという言葉の通り、乾いた落ち葉しかないところを通り過ぎてヒルのいるところへ案内しました。

これと違う、これヒルよね。最初の発見者はお母様。二番目は、見学希望者のE君でした。

F君にフィルムケースへ入れる方法を伝授してもらい、更に意欲か高まっていきました。

はい、今日の4匹目ゲット。スゴイ、よく見えるね。

1時間ばかりのヒル捕り体験。今日の収穫は5匹でした。この時期としては、よく見つけられたなあ、と思いました。

 

研究所に戻り、ヒル研の概要をビデオを使って説明しました。やはり話ではなく映像があると伝わりやすいですね。

関心を深め、入会の意思を強くしていただけたと思います。

今日捕って来たヒルを持ち帰ると言い出した体験会員。お母さんと相談の結果

1匹だけ持ち帰ることになった。もうそこにはヒル研の研究者の顔がある。

それにしても、F研究員の適切なアドバイスは、さすがである。彼をヒルにくぎ付けにした力はすごい。ヒルの魅力を余すとこなく伝えられたからでしょう。

多分彼は、新しい研究者として仲間になってくれることでしょう。期待してます。

F研究員、おつかれさまでした。