本年度最後のヒル研は、三重生物の準備 | 子どもヤマビル研究会

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2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

間もなく本年度の最後の締めくくりの大きな行事「三重生物研究発表会」です。それに向けての最後の集まりです。

何度も発表原稿の読み合わせプレゼンの仕方のチェックをやってきて、今日はみんなで点検をし合う最後の日です。

 

数日前に寒波が来て研究所周辺も雪が積もりました。雪が積もっていると連絡してあったので、小学生はそれを楽しみにやってきました。

早速雪遊びに興じました。

もう、新雪ではないのでザラメ状の雪ですが、楽しんでいました。

 

9時になりみんなが揃ったので、ヒル研の一日が始まりました。

ほぼ出来上がったパワーポイントを使って、みんなで確認をしあいました。

少し、意味が分かりにくいとかちょっと時間オーバーしそうだとか、いろいろチェックをし合いました。

お昼前に4人すべて完成して、お待ちかねの昼食タイムになりました。

実はここまでの様子を読売新聞が取材に来てくれていて、一緒にランチタイムとなりました。

そして、食事をしながら研究員はいろいろインタビューを受けていました。楽しそうでした。

どんな記事になるのでしょうね。

 

三重生物の発表は、藤原岳自然科学館の発表会より推敲を重ねてクレードアップしました。あいまいな点は徹底的に突っ込みを入れて分かりやすくする努力をしました。各研究員とも今年度の最高の内容で発表できると意気込んでいます。

三重生物研究発表会は、2月4日県総合博物館ミエムで開催されます。

発表は以下の通りです。

「カエルの血を吸うヤマビルとその拡散について」 M研究員

「ヒルはどのようにしてヒトを見つけるのか」 S研究員

「ヒルって脱皮する? 研究のお手伝いをして見つけたこと」 F研究員

「ヒルの産卵と卵塊の研究」 U研究員

の4本です。U研究員は、高校生の部での発表です。ヒル研始まって以来の高校生の部にデビューです。もう、6年も発表しているので余裕をかましています。この発表を最後にOB会員になります。

 

ことしは、発表者が例年になく大勢で時間短縮を求められ、今までなら発表時間を知らせるチンというベルも、ことはドキッとするベルになりそうです。

まあ、ここまで来たらなるようにしかならないので、当日の発表会を楽しみましょう。