2023年は卯年でした。ウサギは跳躍の年ということで縁起を担いでいますが、ヒル研も、対外的に大きな飛躍がありました。
①三重県環境学習情報センターのオンライン講座で、三重県だけでなく広く県外の皆様に私たちの研究を知っていただきました。
②滋賀県獣医師会の市民公開講座にお招きいただき、草津を中心に私たちの活動を知っていただきました。
③神奈川県秦野市で秦野っ子たちと交流イベントができて、ヤマビルのメッカである丹沢の関係の皆さんと繋がりが出来ましたた。
④東映京都撮影所からの依頼で、「科捜研の女」の最終回でヤマビルが採用になり、その解剖の動画やヒルの吸血跡の写真を提供しました。吸血の仕方の情報も提供しました。
こけらの活動は、今までになく次元の違うものとなり、新しい世界をいくつか見せてくれました。
これも先輩を含めて今までの子ども研究員の努力とそれを支えて下さった周りの皆さんのお陰です。本当にありがとうございました。
また、神奈川県秦野市の交流イベントでは、私たちの旅費滞在費を🄫クラウドファンディングで応援いただき無事大役を終えることができました。本当にありがとうございました。
また、研究の中身では、今まで念願だったヤマビルの産卵の瞬間を動画撮影することに成功しました。タイミングが合わず撮影は困難を極めましたが、偶然昼間に産卵を始めてくれたので撮影できました。今まで分かっているようで憶測が飛び交っていた部分が、動かぬ事実として動画に収める事かできました。研究員たちは、これで先に進めると安堵しました。
このほかにヒルは脱皮するのではないかとか、カエるを吸血している話からヒルの拡がりの話に大きな変化が生まれてきたことなど少しずつですが次年度に向けてのきっかけができています。また、ヒルがヒトを見つける実証的な研究が進み、ちょっと発表を楽しみにしています。
こんな一年を振り返りつつ来年は辰年、登り龍だそうで、私たちにはどんな龍が来てくれるのか楽しみです。
30日は、U研究員がやってきて、三重生物の発表原稿を書いていました。7年間の集大成が出来上がるそうです。
私は、写真をいわれるままに提供しています。膨大な写真や動画の中から欲しいものを探し出すのは並大抵のことではありません。整理の仕方がへたと言われたらそれまでですが、もっとうまい整理法はないかと反省しています。
もう、2023年もあとわずかです。来年も、みなで力合わせてがんがります。
どうぞよろしくお願いします。
みなさま、ご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
どうぞよいお年をお迎えください。ありがとうございました。
子どもヤマビル研究会 コーディネータ 樋口大良