大満足の秦野イベント!!!  第2日 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

朝は、6時半に起きてレストランでバイキング朝食でした。

今日の予定は、最後の日なので秦野のいろいろな所を案内しよう。そして、途中何かサプライズがあるということでした。

楽しみに、8時20分ロビーに集合しました。

 

まず、駅前のセブンイレブンの入り口入ったところにヒル下がりのジョニー売り場があるのを確認して、

先ず向かったのが、葦毛というヒルが沢山いる山を見に行きました。

ヒルが多いのは、ヤビツ峠に行く旧道だそうで、少し入ったところにおじいさんが一人で住んでおられました。

10番組組長という札がかかっていたので、訊ねてみたら私一人しかいないので万年組長だと、笑っておられました。

僕たちが行くのを知らせてもらってあったのでヒルを捕ってくださってありました。

もう、森の中で気温は15℃を割っている感じなのでヒルは出て来ないだろう。ということで、先日暖かい日に捕っておいてくださったようです。ありがたいことです。

 

ヒルの調査をしながら山道を登りました。ヒルの多い山を特定しながら、順に見ていくとどうも、かつて大山の方に上る登山道があったそうで、その辺りが怪しそうな予感です。

だんだん私はみんなに置いて行かれて、やがてみんなの姿が見えなくなったりしました。

鬚僧の滝というコースがヒルが多いということで地形を確かめながら登りました。滝には、ヒルがいたそうです。(私は途中でダウン)

 

斜面の裾を確認すると隠れているヒルがいました。文健研究員が結構見つけていました。

あとでみんななの分を合計すると50匹近く捕っていました。

特徴としては、やせ細っていて、今吸血できないと多分冬は越せないと思われるヒルが多かったです。幸い吸血で来きて、何とか来年まで持ちそうなヒルは数匹でした。

帰り道トレランをされている若者に出会いました。

早速ヒル談義が始まり、侑佳研究員はいろいろ説明して盛り上がっていました。昨日のパネルセッションから、もう喋りっぱなしで頑張ってくれていました。

この青年、ヒル下がりのジョニーの愛用者で私たちの本も読んでくださっている熱烈支援者でした。うれしい。

昨日の駅でのお客様も、同じような人がたくさんでした。

 

そのあと、サプライズが待っていて、伊井さんの農園に連れて行ってもらって、落花生の収穫体験をさせてもらいました。

落花生大好き人間の文健研究員のために、このサプライズは用意してくださいました。

収穫した分はお持ち帰りということで、袋に入れていました。

実は、秦野辺りは落花生を茹でで食べるそうで、塩を入れて1時間くらい茹でるとできあがるのだそうです。それには新鮮でないとダメらしく掘り起こしたらすぐ茹でて、冷凍して保存するのだそうです。7月にそれをいただき、とてもおいしかったので、今回も食べたいと言っていました。一番やかましかったのは文健研究員で、「うでピー」といいづめでした。満足したでしょう。

 

昼食は粉ひき水車小屋のあるそば屋さんに連れて行ってもらいました。

この水車で挽いた粉で作ったそばが出て来ます。

味がよく分かるのはザルそばだということで、注文しました。

凄く腰があり、とてもおいしかったです。

 

そろそろ帰る時刻になり、秦野駅まで送ってもらいました。

7月に下見をしておいた地元の品を販売する店に直行して、

もちろんみんな「うでピー」を買っていました。

そのあとは、おとなしく電車で小田原に出て、新幹線に乗り替え家にかえりました。

めっちゃ充実した二日間でした。研究員も、あらゆる面で成長しました。それが手に取るように分かった二日間でした。

 

7月からこのような活動をさせていただき、感謝あるのみです。

直接お世話になった丹沢MONの皆さん、小田急のみなさん、秦野駅の皆さん、地域の皆様のご支援ご協力のおかげです。ありがとうございました。何よりこのような機会を作ってくれたのは、ヒル研顧問の西村さんの力です。秦野とヒル研をヒル下がりのジョニーでつないでくれました。その人脈に驚くばかりです。

それに、一番難題の財政的支援をクラウドファンディングでご協力いただいた多くの皆様、本当にありがとうございました。

多くは、旅費交通費と滞在費に使わせてもらいました。ありがとうございました。

 

この経験を基にして更に皆さんにお返しできるような成果を上げていきたいと思います。今後とも子どもヤマビル研究会をよろしくお願いします。