第23-24回ヒル研は、、、、、 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

今度の秦野市のイベントの助っ人に、OB研究員のY君が来てくれました。久しぶりで、私の背を追い越していました。学校の体操ズボンで来てくれたのでよく分かったのですが、足がとても長くなってかっこいい高校生になっていました。

 

7月に入ってヒル研の研究が完全に停滞しているので、その材料集めも兼ねて一緒にキララ峰の麓に行きました。

懐かしい、ヒルが一杯捕れた所やねとテンションが上がっていました。

雨か続いていたので、登山道は立ち止まるとすぐ上ってきます。

昔から多いところやね。よく捕ったなあと回顧伝。

S:研究員にしてみたら、昔話を新鮮に聞いていました。

この川を渡るとヒル危険地帯に入る、とよく言ったものだと回顧録。

川で遮られて、手前側にはあまりいません。向こう側は、かなりたくさんいます。

この川が、境界線ですね。

段々ヤマビルの宝庫に向かいます。進行方向右側にたくさんいます。

結構大きいのがいるねえ。むかしはもっといたよ。

手ですくうほどいたの? とS研究員。

このシダの下には沢山いたね。

ちょっと自分達の足元もおかしい、とヒルチェック。

入り込んでいる。わっ、白の靴下が血で染まっている。F研究員は怒ってます。

アカガエルをとるのが第一目的だったのに、すっかりヒルに集中してしまった。

帰り道に、カエルを捕って帰ろう。これがないと実験が始まらないから‥‥。

 

OBのおかげて、楽しく昔の様子を想像しながら活動できました。予定通りカエルとヒルを捕って車に戻りました。

そのあと、ヒルは匂いに反応するかの実験材料を集めました。ヒル捕りに行っていた全員の汗を脱脂綿に取りもちかえることにしました。背中を汗が流れ落ちていても、案外脱脂綿で集めても集まらないですね。まあ、何とかなるでしょう。

時間的に半分は、やっとヒル研らしい活動ができました。OB君ありがとう。

 

夜は、カエルの吸血データをとるセットをしました。カエル2匹とヒル5匹の組み合わせです。ヒルの体重を測りどうなるか楽しみです。

そのあと、匂い実験をしました。もう少し工夫する必要があり計画から練り直しす必要がありそうです。

 

今回は、秦野行きの準備の合間の活動で大変忙しく、おまけに熱中症アラートが出ている下でのことなので、いろいろ大変でしたが、何か少し充実感があります。

秦野が終ると8月です。1カ月で藤原岳自然科学館の研究発表をまとめないといけないので、大変です。

夏休みにヒル研に集まる日を増やさないとできないかも‥‥、ウーーーん。

さあ、みんな頑張れ。泊まり込みの日も増えそうだぞ。いつもなら、川や山で遊ぶ時間があるのに、今年はちょっと無理っぽいね。