うぅん?  これって脱皮? (第16回ヒル研) | 子どもヤマビル研究会

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2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

私は、老眼も進み白内障も出ているので見えないのですが、子ども達の目は羨ましい。私に見えないものが見えるのですね。

これってなあに、指に付けて取り出したのはF研究員。この糸のようなもの、と私の目の前に差し出してくれました。それでも、なかなか見えなかったですが、半透明の糸です。子どもたちは袋だというのです。

この黒い板まで持ち出し私に見せてくれました。納得です。これが脱皮したものか、と。

これを飼育瓶の中から見つけ出したF研究員の観察眼は、素晴らしいものです。観るということは大事なことですね。

 

久しぶりにU研究員が来てくれました。産卵の瞬間の写真を確認しなから、今後の話合いをしました。

 

昼食は、最近はまっているヒル研風パエリアです。出来上がってから肉を入れるのをわすれていてベジタリアンパエリアになりましたが、結構おいしかったです。

U研究員が来たのは、もう一つの仕事があるからです。

この夏は、大きなイベントを二つも引き受けていてパンク状態です。イベントの準備の傍らで実験をしているという本末転倒なことをしています。

一つは、7/17日滋賀県草津市で開催される滋賀県獣医師会主催の一般公開講座の講師をうけています。子どもたちにお呼びがかかりました。そのリハーサルをしました。U研究員は、滋賀には学校の都合で行けないので、ビデオ録画をしました。

もう一つ受けている神奈川県秦野市のイベントですが、準備は完了しています。7/28~30のうちの29日分です。

すっかり終わった気になっています。まだこれからだよ。新幹線に乗って行くんだから‥‥。とコーディネータはひやひやしています。

 

卵を孵化させるのに適当なケースをワンコインショップでボランティア君が見つけて来てくれたので、そこに産卵した6個の卵を移しました。タイミングよくその瞬間も見たいですね。

去年とは違って、研究の視点が明確なので、出て来るであろう結果がとても楽しみです。

 

また、このページでご報告します。