鶏愛のお陰で実験が進んでます | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

産卵させたいという一心で、研究に取り組んでいます。

今年の最大の協力者「鶏」、こっ子ちゃんと呼んでいますが‥‥、研究員はとても感謝の気持ちを込めて大事にしています。

以前ご紹介したF研究員。絵画のコンクールで文科大臣賞を受賞した子ですが、吸血させている間、ネコをはじめとする外敵から守るために、鶏のそばにいます。その間にふと思いついてスケッチしたものです。

うまいなあ、思わずシャッターを切りました。私たちに献身的に協力してくれているこっ子ちゃんは、まさにこの子です。

 

このこっ子ちゃん、今年は餌を高級なものに変えたので、毎日卵を産んでくれます。ヒル研の朝食の卵焼きにいただいています。

おいしいです。

こっ子ちゃんから沢山吸血させてもらったヒルは、妊婦さんとして頑張っています。

2日経っても同じ場所にいます。どこかに隠れてしまったものもいます。さて、産んでくれるでしょうか。

そろそろ去年の産卵日が近づいてきます。去年までの経験から、3週間から5週間くらいで産卵しましたので、間もなくというところです。ドキドキですね。

5/28カエルを捕ってきたので、ヒル1匹とカエル1匹で同居してもらい、何が起こるかを観察しています。

今回は、去年のようにヒルを入れた途端カエルに付くという様子は見られませんでした。しかし、仲良くしているのかどうなのかはわかりませんが、2日後の様子は穏やかですね。

カメラの台数の都合で今回は焦点を合わせて撮影してないので吸血しているかどうかは分かりません。今週末に、ヒルの体重を計って確認してみようという実験中です。