ヒル研第9回---ヒルの逆立ちを見たぞ | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

今日は、メンバーが少なくて寂しい研究会です。

外で打ち合わせをしました。今日の予定は、吸血が最優先です。

先ず、吸血後に必要なミズゴケを取りに行きました。近くの川で沢山とれるのでありがたいです。

部屋に戻って、吸血させるヒルを捜しました。飼育している瓶からもう一つの瓶に移し替えながら大きなヒルを選び

回を重ねるごとに上手になってきました。

そのあとは、協力者のこっ子ちゃんにお出ましいただき、2時間頑張ってもらいました。

その間に、去年と同じことを発見しました。それは、種飛ばしをしておいたスイカの芽が出ていました。ビックリです。

広場の真ん中に芽を出したので、スコップですくって畑に移植しました。おいしいスイカがなるといいなあ。

 

午後は、ヒルの体重が測れる精度の電子秤を買ったので、さっそく使ってみることにしました。

0.01mgまで測れるので、多分ヒルの体重や吸血量が計れると思います。

大きなヒルを6匹選び、測定してみました。

大きいヒルの体重は、0.19~0.22mgの範囲にありました。それらを捕りにつけて吸血量を測ることにしました。

ところが、6匹のうち5匹のヒルは、吸血を嫌って鶏につきません。仕方がないので、1匹だけ付けることにしました。

2時間後に離れたので、再度秤にかけました。 0.55mgです。ですから、このヒルは差引 0.36mgという結果がでました。

この方法をつかって、明日はカエルの吸血を測ってみます。

 

そのあと、今まで飼育している産卵ケースを覗いたら,なんとヒルが逆立ちしているのをみつけました。その意味は分かりませんが、何度もこ姿を見ました見ました。

10分から15分位このままの状態でいるのです。何か起こっているかヒルに聞いてみたいです。