今年最初の吸血実験(第6回ヒル研) | 子どもヤマビル研究会

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2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

昨日、協力者のY氏から吸血用の鶏を借りて来ました。以前からもお借りしていますが、毎回改善点をお願いしているので、今年はとても進化系にしてもらってありました。ご協力に頭が下がります。鶏が快適に実験に協力できるような工夫をしていただきました。

具体的には企業秘密です。

 

まず、今日吸血させるヒルを選びました。昨日田光で捕ったヒルと前回藤原で捕ったヒルの中からこれなら産みそうというものを6匹選びました。

そして、10時半ころから鶏につけて吸血を開始しました。今年の鶏は大変元気でしっかりとヒルに献血してくれそうです。


2時間半たったとき、ぽろっと落ちてきたのですが、丸々太ったすごいものでした。

もう一匹も、立派に太り手応えは十分です。今年は幸先いいぞと思いました。

吸血させている間に、産卵床にするミズゴケを取りに行きました。

冷たい川に入り、雨の中頑張ってコケを採りました。

 

鶏を借りて来た時のゲージの中に鶏の卵が1個産まれていました。何か幸先いい予感がしました。

取りあえず、今年の一番の目標は産卵の瞬間を見たいということです。頑張ります。