またまた嬉しいニュース | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

ヒル研の特別研究員、高校2年生のKさん。

高校のカリキュラムである「探究」でヤマビルと取り組んでいました。

テーマは、山の吸血鬼「ヤマビル」から身を守れ!です。

ヤマビルにやられやすい人はどんな共通点があるかというところから始まり、ヒルの生態を調べて検証しています。

汗に着目して、塩分濃度が高ければヒルにやられないのでは、と調べたようですが、うまくいかなかったようです。汗かきの部活の仲間に協力してもらって汗を集めたそうですが、思うようにはいかなかったそうです。

そういえば、ヒル研のS研究員も同じようなことをトライしていましたが、汗を集めるのが難しかったようです。

仕方なく食塩水作り細かく濃度を調整してヒルを入れたりしながら、確かめたようです。その時の動画がとてもうまく録れていて、説得力がありました。

 

この様な地道な研究が認められ、校内の「科学の祭典」で優秀賞を獲得しました。

60名の発表者の中から、選ばれました。

少しお手伝いができた者として、この上もない喜びです。

 

昨日は、1日ヒル研の研究発表会の練習の付き合いをしてくれて、楽しい交流ができました。もちろん、その発表も聞かせてもらいました。さすが高校生らしいという発表の仕方に研究員も刺激を受けていたようです。

Kさんは、3年生は卒業論文に取り組むそうで、いろいろ構想を練っています。来年も特別研究員としてヒル研に籍を置き、頑張っていくことでしょう。
なにはともあれ、嬉しいことです。

 

全国の高校生の皆さん、探求の素材にヤマビルを是非選んでみて下さい。きっといい探求のテーマになりますよ。

Kさんも、「ヒルは木から落ちてこない」山と渓谷社を読んでこの研究にはまったそうです。是非参考してください。