小学生研究員は解剖特訓中 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

いきなりですが、

以前から報告しいるスイカが、蔓が上がり食べごろ? になったので、採りました。

5月中頃にスイカの種飛ばしをしたのが、芽を出し花を咲かせ、実を付けました。まだ、割ってないので食べられるものかは分かりませんが、大きさとしては結構なものになりました。しかも、3個もなりました。小学生は、ワクワクしながら見守っています。

来週BBQの時に切ろうということになりました。それまで待ちきれない子が、今日は試しに一つ切ろうとみんなに提案していました。今日は食べる気分じゃない、と一蹴されていました。

 

今日の小学生のメインプログラムは、解剖練習です。課題は、今日は腹開きで後でラミネート標本にしてみんなにもらってもらえるものにしよう。ということです。丁寧に時間を掛けて解剖していくということです。

先ず、身長を測り固定開始です。3cmくらいのものが解剖台に貼り付けになりました。いつもの手順で腹が上になるようにして固定しましす。しっかり引っ張って伸ばしてから切り始めるようにと注意しました。

上手な子だと、3cmのヒルを4.5cmまで伸ばして切っていました。すると、内臓が鮮明に出て来ます。筋肉がよく見えた子、神経が見えた子、消化管が見えた子いろいろです。伸ばしがうまくできてない子は、内臓はよくわかりません。

午前中1匹解剖して記録を書いて、昼食になりました。

今日は、急に冷え込んだので外へ行くのは止めて、部屋食になりました。みんなが持ってきたお弁当を頂きます。

 

午後は、再び、解剖練習になりました。午前の手順で手際よくできました。

作品を見て下さい。

上手にできましたが、ぴんの向きをそろえましょう。

少ないピンでうまく開けました。内臓もよくわかります。

膣がポコンと飛び出ていますね。よく分かる作品です。

来週は、さらにレベルアップしたものを作りましょう。

 

中学生は、みちのく潮風トレイルの旅行のまとめ作成に専念しています。スライドで50枚の大作になり、ちょっと大きすぎるので縮小しようという意見が出たのですが、何處をカットするかか゛簡単にいかないです。これも、来週完成したいので、頑張ります。