滋賀縣朽木の森の合同研修会が流れてしまって、自由研究のまとめるネタがなくなったS研究員。
その中のヒルと仲良くなろうというプログラムにあった一部をやりたいと、出かけてくることになりました。
朝、いつものように飼育瓶の点検をしていると、何と24番の瓶の底で光るものあり。
また、産まれていました。
この24番の瓶は、藤原のヒル捕り場で見つけた吸血後のヒル2匹を捕まえて、観察していたものです。
7/10に捕まえてきて、飼育観察していました。そうしたら、7/22日に2個卵が産んでありました。
7/24にも1個産んでありました。
その後も、7/29に1個産まれていました。そして、今朝で合計5個の卵です。
まだ、両側に写っているヒルは産みそうな予感がします。
どうなってるの? 全然産まない瓶もたくさんあるのに・・・・
と、おもわず言ってしまいます。
私たちが、鶏から一所懸命に吸血させて大事に観察しているヒルは余り確立が良くなく、自然界て吸血してきたヒルは2匹の親から5個の卵を間隔をあけて産んでくる。すごいですね。何か違うところがあるのでしょうね。
そんなことに感心したいるのは私だけで、4年生のS研究員には想像を超えた無理な話。
早速、彼の興味の対象になっているヒルは目がないのにどうしてぼくらを見つけて血を吸いに来るのか、という理由を解明することです。本当なら、朽木の合同研究会で朽木の子と一緒にやることになっていたものです。
話の流れはS研究員が自分で工夫してみんなに伝わるように作らないといけないのですが、それは予め聞いてあるので熱とヒルの活動の関係、人の吐く息とヒルの活動の関係を実験データとしてとることが今日の活動の中心テーマです。
まず、温度と熱のことで、水槽にヒルを10匹入れてそこに40℃位の湯を入れた試験管と10℃位の水を入れた試験管を置きどっちに行くかを比べたい、というものでした。
早実験方法方法を話し合ってやってみました。私も、しっかり写真が撮りたかったので、十分話し合って開始しました。
お見事、中央にばらまいておいたヒル10匹は、3分くらいでほとんど温かい試験管の方に来て試験管の上にまとわりついていました。僕たちの指と間違えているのでは、とS君の観察表現。グー!!
その後はCO2との関係を調べたいということで、まずは息を吹きかけてヒルがどのような動きをするかを観察するところから始まりました。
これは動画を撮ってありますがここでは省略。水槽の中央の落ち葉の中で休んでいるヒルに、息を吹きかけます。御想像にお任せします。
そのあと、呼気の中の大部分はCO2ということで、炭酸水を使って、そこからCO2をホースで取り出して、ヒルの休んでいる葉の近くに振りかけてみました。
すると、私が撮りたかった写真をちゃんと撮らせてくれました。
ちょっと見にくいですが、丸の中でヒルがチューブの先をめがけて背伸びをしているが分かりますか。
CO2を察知して、その方向を定めています。
CO2に反応することがよく分かります。
S研究員の考えにあわせてこのような実験を3つやって、終了しました。
あとは、自分で家でまとめることになります。頑張ってね。
コロナ自粛の中で、楽しい一日でした。ありがとう。感染しないようにバブル方式での送迎です。