当分活動休止にしました | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

とても、残念ですが子どもたちの安全が守れないので、ヒル研の活動は当分休止としました。

 

7月の半ばまでは、とても順調に研究活動がすすんでいてとても喜んでいたのですが、夏休みに入ってコロナの感染拡大がとまらず、断腸の思いで休止を決定ました。

 

今年は、ヒルの卵が15個も取れて新しい研究段階に入れると喜んでいたところに、このような有様でがっくりしています。

何と四日市市の感染者数は昨日の発表で700人という、昨年の約10倍です。三重県の数としては3500人ほどの感染者数で、病院も軽症は相手にしてくれないほど忙しいようです。

周囲の状況を見ていると、すぐ隣まで感染拡大してきています。人が動けば即感染というような感じです。

ですから、研究所までおいでというのが大変困難になっています。

 

7月末の朽木の交流事業も中止しました。その代わりを蛭谷でと考えていたのですが、これも中止です。毎回の計画を中止したり変更したりするのも大変なので、思い切ってヒル研を休みにすることにしました。8月末までの処置です。

かくいう私は後期高齢者ですので、一番感染リスクが高い者です。途中で拾って私にうつしてくれるのも心配です。

 

でも、一人一人の研究員はやりたいことが中断してしまうし、夏休みの課題ができなくなる研究員もできると思うので、個別に対応することにしました。研究所までバブル方式で安全に往復できることを条件に、研究やまとめのお手伝いをします。

それ以外の飼育観察などは、可能な限り写真や動画で残し感染が収まったら研究を進められるようにしようかと思っています。

とはいうものの、私の役目も大変です。吸血後まだ卵を産みんでいない飼育瓶の観察。15個も産まれたヒルの幼生が出てくる動画撮影。産み終わった親ビルのその後など、一杯観察しなければいけないことがあります。

こちらも結構目の回るようなことになりそうです。

 

何はともあれ、研究員が時間を見つけてひるの様子を調べに来て研究をまとめていくのが理想なのですが、…‥。

このブロクは休止しませんので、引き続きご覧ください。子ども達の話が載らないだけです。

取りあえず残念なお知らせですが、ご了承ください。

 

みなさまも、コロナの感染対策はしっかりとって猛暑の中健康でお過ごしください。