今日のヒル研は、大盛り上がり 三日連続…!! | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

今日は、宿泊なしの研究日でした。コロナも増えてきたこともあり、日帰り研究会にしてありました。

 

朝から大盛り上がりで、今迄のヒルの産卵についてのはなしを聞きながら、今日ももしかするとと飼育瓶を順に点検して行きました。

藤原のヒル捕り場で偶然見つけた吸血したヒルを2匹捕獲してありました。

多分産まれていると、U研究員が慣れた手つきで飼育瓶を調べてい

ピンセットでつまみ上げ、皿にのせました。まだ、産まれて1日も経ったない若々しい感じでした。

飼育瓶の中で見つけたのは初めての新入研究員が大興奮。これかぁ、と何度も繰り返してその喜びを体で表していました。

早速、卵塊飼育用のシャーレに丁寧に移しました。

3日連続とは、恐れ入りました。今朝、東の空の月を見たら新月から2日くらい経った月でした。

昔からお産に月の満ち欠け、潮の満ち引きが関係しているのではと言われているので関係あるのかなあと思ってしまいました。

 

それから、7/19日に丹沢MONのKさんから丹沢ビルを送ってもらいました。何匹送ってもらったのか調べないといけないので、みんなでフィルムケースに移しながら数えました。数匹移送中の疲れで死んでいましたが、17匹は元気でした。これで今回も丹沢ビルを使いながら、検証実験ができます。ありがとうございました。

移送に使った瓶の中にヒルが残っているといけないので、腐葉土を全部出して調べていたところ、U研究員が卵があると叫びました。みんなが覗き込むと、ありました。何と2個もありました。

偶然のこととはいえ、もったいないくらいのプレゼントとなりました。早速、U研究員がMONさんにお礼と感激の気持ちをメールしていました。

これで、卵は全部で11個になりました。ヒル研新記録です。

U研究員はこれから、この卵塊を使って研究に弾みがつくと大喜びです。新しいステージに入ったと何度も感激をかみしめていました。

 

産卵に重点のある研究員は、この後産卵したヒルはどうなるのかという新しいテーマができました。また、卵そのものから命の繋がりを調べようとU研究員はもう心の中に何かを持っているようです。

 

このほか、来週の滋賀県朽木の合同研究会の準備をしました。ヒルとカエルのバトルを解説するM研究員はパソコンとにらめっこしながら自分のかんがえをまとめていました。

みんなに聞いてもらって、合格の判定をもらっていました。

今日は、産卵で大いに盛り上がった一日で、充実した研究日となりました。自然の恵みに感謝です。

みんなありがとう。