丹沢からヒルを送ってもらいました | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

去年は、相模の釣り師さんに丹沢のヒルを送ってもらって実験しました。

今年は、顧問のジョニーさんの仕事の関係で丹沢のヤビツ峠のレストハウスの丹沢MONのKさんから、レストハウスの周囲にたくさんヒルがいるのでそれを送ってもらいました。

今年は、沢山の実験を同時進行でやったのでヒルが足りなくなり、急遽山に走ることが何度かありました。Kさんも子どもたちの役に立てば‥‥、とお忙しいなかヒル捕りをしてくださいました。

保冷トロ箱に揺れないように新聞紙を込めて、アイスノンを同封して宅急便で送っていただきました。

 

すぐ中を開けて見せてもらいました。ふたをとると元気なヒルが3匹飛び出してきました。未だ、保冷材の余韻が残っています。

輸送用のケースの中には、何匹入れてもらってあるのか分からないですが、息を吹きかけたところ5匹は顔を出してきました。まだ入っていると思うのですが、旅の疲れのようですので今度の研究日にみんなで数えようと思います。

 

ありがとうございました。書籍のお陰で全国各地からヒルを送ってもらって関係が深まっていくって、素晴らしいことですね。

まだ、今年はあと2か所からヒルを届けてもらうことになっています。私達も、滋賀県や宮城県に調査を兼ねて出かけますので、採集して帰ります。

 

もう、研究室には採集地域の名前がついた瓶が所狭しと並び始めました。

もう、実験材料は十分にあります。これから、これらを使って成果を挙げて行かないといけないですね。頑張ります。