研究資金の一助にと | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

「ヒルは木から落ちてこない」の出版社、山と渓谷社から1通の書留が届きました。

中を開けてみると、神奈川県の読者のお手紙と研究費の一助にと現金が入っていました。

そこには、ヒルとの出会いやいつも忌み嫌っているヒルの様子が綴られ、その時この本と出合われたようです。はじめはページを開くのも気持ち悪かったのだが、読み始めたら先入観が次々打ち砕かれ、目から何枚もうろこが落ちまくりました。あれほど憎しみに燃えていた自分が、吸い込まれるようにページをめくりました。友達や娘に薦めたけれど、誰一人として読んでくれません。

「全滅ではなく共存」していく姿勢に改めます。正しいヒルの生態を教えて下さりありがとうございました。

これからもがんばってください。(以上筆者要約)

 

という手紙とともに研究資金の一助になればとカンパしてくださいました。神奈川県のIさん、ありがとうございます。神奈川県愛甲郡の68歳の女性の方からでした。

研究員から集めている会費は、研究日の食事代と移動のガソリン代程度です。会費を値上げすることは簡単ですが、研究している子どもたちの会費を値上げするのは、私の意図するところではありまん。

最近は、食事も大変でしょうと近くの方がとれたて野菜をくださったり、ある施設から非常食のアルファ米を200食分も差し入れて頂いたりと、この物価高の中助かっています。もちろん会員の保護者からもいろいろ差し入れを頂いて潤っています。それらをきっかけに、子ども研究員が地域の人たちとヒルの話をしたりすることがとても大事なことだと思っています。

 

頂いたカンパは、食費ではなく研究機材費用に充当させていただきます。ありがとうございました。

子ども研究員に、次の会の時話をします。大喜びすると思います。そして、励みになると思います。