今日は、蛭谷の下見です | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

世の中の地名に蛭という名がつくところは、各地にありますが、ここ滋賀県の蛭谷は、渓流釣りの人たちからもヒルが多いということで有名です。

今年入会してくるMさんの親せきの方の別荘がその近くにあるので、夏の活動場所として下見をさせてもらいました。

谷間の道をくねくね進むと、渓流釣りを楽しむ人たちの車が沢山ありました。

わたしたちは、予定の場所に着くと、早速足元にヒルを見つけました。

気温12℃なのに、ここのヒルはもう初夏と思って出て来たのか、陽のあたるところにたくさん見つけました。

20匹ほど捕って、次は町名が蛭谷というところに移動しました。

ここは、少し開けた場所で露店も並んで、山奥とは思えない様子でした。川まで下りてみましたが、残念ながら釣り師さんたちが言うほど、今日はいませんでした。露店でタコ焼きを買って帰りました。

 

午後、捕ってきたヒルに豚の血を吸血させました。だんだん上手に吸わせることが出来てきたのですが、血そのものが長時間冷蔵庫の中に置いてあるので、質が落ちてきたように思います。食いつきが悪くなってきたようです。

それでも、頑張って吸っているヒルたちです。

もう、十分と吸血皿から出て来ます。

でも、結構吸ってますよ。

まだ、小さいヒルなので卵は産まずに、自分の体を大きくするための栄養として使うのです。飼育瓶に移して、可愛がります。

 

ここも、ヒル研にとっては魅力的な場所です。是非活動拠点に加えることにします。