ヤクザル調査隊総括会議の準備 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

延び延びになっているヤクザル調査隊総括会議2021年度が、間もなく連休中に開催される予定です。

子どもヤマビル研究会にも、発表の時間を頂いているので、その準備に取り掛かります。

間際になると忙しくなるので、少し余裕を見て発表者が集まりました。

 

12月ころからオンラインでいろいろな所に発表していたことを再調整して、新しいことを付け加えて発表するパワーポイントを作成します。研究員は、もう、この扱いにも慣れているので、順序良くすすめていきます。

パソコンからテレビの大画面に映し出したものを見ながら、議論を進めるやり方も手慣れたもので、大筋を作るのに2時間くらいでした。

食事を挟んで、午後は流し読みをしながら、不自然な所や説明不足の点を部分修正しながら、今日の作業は終了しました。

 

今朝、早く到着したU研究員が、先週滋賀県朽木の森で捕まえてきたヒル5匹に、豚の血を飲ませました。

血液を扱うので、ゴム手袋をはめて、慎重に始めます。

吸血皿は卵豆腐の空きケースです。貧乏所帯ですからこのようなものは何でも集めています。

その片隅に血液を1mlずつ2ケースに入れました。

そして、ヒルをその中に入れます。いつもそうなんですが、血液と分かるまで、しばらく時間がかかります。

何度も血液の中に頭を押し付けていると、やがて吸い始めるのがほとんどです。

調子に乗って逆立ちをして吸っているものもいます。

十分吸うと血液から離れてきます。

もう、1時間近くたったので吸血終了として、スプレーで体を洗って飼育瓶にもどしました。

5匹とも、かなり吸ったようで、おなかがぷっくらふくれていました。しばらく、何も食べなくても大丈夫ですね。

よろしゅうおあがり・・・・(京都弁)。