数日前から急速にコロナの感染拡大が進み、三重県もその例外ではありません。
主催者も随分悩まれて、小人数感染防止対策を十分講じての開催となりました。
「ヒルは木から落ちてこない」を出版したのが昨年8月13日。その2日後に、担当の方から講演依頼のメールがありました。約半年前から、今日のこの日は決まっていました。私も、感染弱者ですので、人ごみの中は行きくなかったのですが、今回は感染しないことを祈りながら会場に向かいました。
各所に感染防止対策が講じられていて、安心して講演会に臨むことが出来ました。
今回は、ポスターの案内にもあるように、子育て講演会ということです。ヒルの研究発表ではないので、子どもたちは連れて行かずに、私が話すことになりました。
私は、どのようにしたらこんな素晴らしい子が育つのか、ということを話すことになっていました。
集まられたのは、10数名で、みなさん雪とコロナで足が向かなかったようです。でも、会場に来てくださった方の半数以上がすでに私たちの本をお読みいただいていて、感激しました。
市の広報で見つけたという方が多く、地元の力強さを感じました。
フィンランドの幼児教育の話と、ヒル研の活動を結びつけて、どのように活動の場を設定して、どのように子どもたちを見守っているかを本の中の例やその他の私の経験談を交えて、1時間ほど話しました。
みなさんも、いろいろな活動事例に引き込まれるように聞いてくださいました。
まだ、本をお持ちでない方が本を購入いただき、サイン会のようになりました。
わたしは、現職の時に卒業生から一言を求められると「自然は大きく美しい」と書いていました。それをふと思い出し、購入いただいた本に一言添えさせてもらいました。
ちょっとしたかかわり方で、子どもの育ち方は随分変わってくるということがお分かりいただけたと思います。
帰りに、何人かの方が、もし、私が小さかったら是非ここに入っていたかったといってくださいました。最高のお褒めを頂いたと思います。
ありがとうございました。
次の講演会は3月になりますが、こちらは子どもたちが出演します。日か近づきましたら、様子をお話します。
研究発表会ではなく、フォーラムに来られる方に向って話しかけます。どんな力を発揮するか楽しみです。