やっと開けた子どもヤマビル研究会 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

先日三重県のコロナ感染者も激減し、四日市の感染者数も一桁になりました。約束通り、通常の子どもヤマビル研究会が開催できます。

 

今日は、みんな遅刻しないようにと連絡がしてあり、無事8時半には全員集合しました。

今日は、地元ケーブルテレビCTYの取材が予定されていて、それに追加して四日市市の広報の取材がはいりました。

8時45分には。いつものヒル捕り場に向って、日ごろの活動の様子をカメラにおさめてもらいました。

ヒル捕り場では、もう時期が遅いので、あまり大きなヒルは捕れませんが、それでも、午後の解剖用には十分なものが20匹ほどとれました。

カメラマンさんも一緒になってはしゃいでおられました。小さいヒルが長靴の中にはいり、おおさわぎになったりしました。研究員は、落ち着いたもので、そのヒルを捕ってあげたりしていました。

駐車場でインタビューの続きをして別れました。

昼食は久々に野外でとりました。藤原岳自然科学館が閉館なので、その展望台に行ってランチタイムでした。

 

帰って少し時間があったので、もう時期遅れのかき氷をはじめました。Y研究員が機械を家から持ち出して来てのお楽しみタイムです。

予想に反しておいしく、みんなも大喜び。CTYの方も食事から戻ってこられたので、一緒に食べてもらいました。

午後は、解剖タイムです。

久しぶりなので、とんでもない集中力を発揮して解剖していました。

40分位で、とんでもないものを見つけました。拡大して、ディスプレーに映し出すと、何と心臓の代わりをしているポンプを見つけました。その写真は動画になっているので、今はお見せできません。

そして、膣を切り出しているとき、その周囲にある卵巣をみつけて、それが大きく膨らんでいるのを確認しました。そして、睾丸とつながっているパイプも確認できて、大騒ぎになりました。生殖関係の臓器のつながりを確認できて、すごかったです。1時間のオペが全て動画に入っているので、今後分析作業をしようと思います。すごい発見です。しばらく、分析です。やったぜY研究員。産卵のメカニズムが分かりそうです。

 

久しぶりにいい気分の満足感を感じることができました。その勢いで、Y研究員は調理当番で、鶏の胸肉のソテイをつくってくれました。めっちゃおいしかったです。


夜は、研究発表会の読み合わせをしました。10分というタイム制限があるので、しっかりないようを吟味しないと・・・・・。

充実感ある一日でした。気分最高。みんなありがとう。