まだ、緊急事態宣言が出されていますが、五輪前の状況になりました。ヒル研は、今週もお休みしています。どうしてもという研究員は、やって来て今度の発表会の準備をしています。
四日市の感染者数も一桁台になり、徐々に研究会も動かしていこうと思います。もう、ヒルのシーズンも終わりに近づき、新しい研究テーマを展開するには時間がありません。いくつかのやり残したことは、来年度への持ち越しとなってしまいました。
今観察中の実験は、ヤクシマビルの花崗岩質か石灰岩質のどちらを好むかという実験。もう一つは、丹沢のビルを使っての同じ実験です。
その他の実験は、コロナの感染拡大が繰り返されたことで、ずたずたにされてしまい、思うような実験が出来ませんでした。
いま、どうしても研究所に来ている研究員は、10月に開催予定の藤原岳自然科学館の研究発表会で発表予定の研究員です。
研究のまとめとして展示会に出品してあるものをパワーポイントに置き換え、口頭で発表するための準備です。
なかなかだらだした説明になり、聞いている人にとって何が言いたいのか思うように伝わるような表現にはできていきません。
去年までは、この時期みんなが集まっていて、ああでもないこうでもないと議論し合って、よりよいものを作っていたのですが、今年は孤独に打ち勝たないといけないのですね。
6割くらい出来た所で、時間計測を目的に一度流してみました。
10分という制限時間に、ほぼ合格でした。あとは、全体のバランスを整え、訴えたいことがきちんとまとまっているかを考えながら、発表練習に移ります。
来週は、コロナも下火になってきたので、合宿研究を予定しています。その中でみんなの意見を聞きながら立派な作品に仕上げていきます。
