とうとう三重県も緊急事態宣言が発出されました。
最後の追い込みと意気込んでいたところへ、三重県の感染者数があっという間に二桁から三桁に増えました。しかも、昨日515人というとんでもない数字が示されました。
身近で感染者が出たという情報も入って来ています。
今週末のヤクザル調査隊から送っていただいたヒルを、実験装置に入れて観察が始まる予定を立てていたのですが、それもみんなが集まれないという厳しい状態になりました。
とりあえず、緊急ですから今週末の研究会は中止する連絡をしました。来週も開催できる見通しはありません。
藤原岳自然科学館の作品展に参加する予定で研究を進めているので、その開催有無も気になるところです。とにかく、締め切りに間に合わないという悲劇的なことが起こるからです。
昼過ぎ、藤原岳自然科学館からメールが届き、日程の調整をした、というものでした。少し救われた思いですが、研究所に集まるのは自粛という制約があるので、まとめていくのがかなり難しいです。何とか密を避けて出来ないものかと考えています。
研究で悩むのではなく、このようなことで頭を使うのは、ストレスが高まるだけです。
「ヒルは木から落ちて来ない」という本を出版することが出来て、みんながモチベーションを高めることができ、さあやるぞと意気込んでいました。
ところが、1週間の間に急転して集まることすら困難になりました。
今年度は、本当にコロナにずたずたにされました。
何とか出来る範囲で研究員とスケジュールを調整しながら進めていくしかありません。
研究のまとめが出来ないのは便秘のようなもので、苦しいです。
コロナに負けたとだけは言われたくないので、何とか頑張ります。よろしくお願いします。