屋久島学ソサエテイ会議を傍聴 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

最近ズーム会議なるものが流行ってきて、四日市市内の小中学校もズーム授業ができるようになるとのこと。

ヒル研も、来週ズーム会議で研究の一旦を発表てきる機会を与えられている。

 

でも、コーディネータがその経験もなく、どのようにアレンジしたらいいものかか分からない。

ヒル研が出るズーム会議は来週にある。

本日屋久島学ソサエテイ会議なるものが開かれ、誰でも参加できるという案内を頂いた。

早速、ズーム会議のイメージをみんなが持つために、参加できるように手続きをした。

幸い、屋久島高校の環境コースの生徒が1時間半セッションを持つというプログラムがあり、子ども研究員も歳が近く前向きに傍聴できそうである。

 

送られてきたIDなどを入力して会議に参加した。はじめてのことで、私の方が興奮していた。

屋久島高校の発表が続いた。先生が進行役になり、生徒が順に発表を続けた。

来週の私たちの発表はこのかたちになるのかな、と思う。

ヤクザルと子どものナッツの食べ方の違いの研究は、とてもおもしろいと研究員は身を乗り出して見ていた。

あとは専門家の登場が続きましたが、私たちを訪ねてくださった先生のお名前を見つけて、分からないままにも、何か気持ちだけは前向きでした。

私は、プレゼンの仕方を学んでほしかったのですが、ちょっと難しかったかもしれません。でも、いくつか参考になるものがイメージとして残せたと思います。

それぞれのプログラムの間に、来週の私たちの発表の準備も並行して行いました。

 

まず、8月に屋久島からヒルを送ってもらい、石灰岩と花崗岩の砂とどちら好むのかという実験の確認をしました。

11月から気温の上下が激しく、大学のようにエアコン完備の研究所ではないので、気温の変化には気を使います。外に出してあった実験用の飼育水槽のヒルは、多くが溶けて死んでいます。ヤクビルはどうなったのか、固唾をのんで調べました。

30匹程度入っていたのですが、ほとんど生きていません。葉の裏でじっとしているのを発見しました。

全部で7匹見つけましたが、どういうわけか、大きいサイズのヒルは一匹もいません。

脱走したのか、中で死んで溶けたのか。

とにかく、数匹残っていました。

10月に見た時は、息を吹きかけると葉の間から出てきていました。石灰石側が少し多い感じでした。

そのあと、私が仕事が忙しくなり、水槽を覗いてやることが無くなり、この悲劇になったようです。

 

時期的に私の仕事の都合と併せると、春から夏にかけての時期だと、毎日確認することが出きるので、来年再度お願いしてヒルを頂き再実験したいと思います。

 

今回は、次回の発表に向けての準備の日でいろいろ新しいことも学びました。

わたしも、ズームの機能の初級編はクリアーできたと思います。

来週は、しっかり頑張ります。