狗留孫岳の調査(神社側から) | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

今回の研究会は、中学生は試験前なので活動停止にして、小学生だけが参加しました。

予定では、土曜日に山の調査に行き日曜日は、発表会用のパワーポイントを作成する予定だったのですが、雨が降り出したので、予定を変更して、日曜日に山の調査としました。

 

朝食を済ませて山をみると、何とか曇り空のようで登れそうなので、7時に研究所を出て藤原町に向いました。

いつもは、寺の側の林道からはいるのですが、今回はその逆の神社側の林道経由で登ります。

 

これで、ヒルのおおい谷を挟んて両側の稜線から調査したことになります。

以前、来た時にシカが数頭群れをなしていた谷を左下に見渡せます。今日は、この先森の入り口で、1頭のしかにあいました。

近くの山中でシカの鳴き声が響いています。私達の様子をキャッチしているようで、声に近づくと合図をして更に山奥に入っていくようです。

 

林道から登山道の入る辺りから、落ち葉か増えて来て、くつ見るとヒルが5,6匹上がって来ていました。3cm位いのものばかりでした。

30分ほど登ると斜面が半端なく急で、少し登っては休憩していました。すると、ヒルが足に上ってきます。中腹まで、休憩時に足元に気を付け乍らのぼりました。

寺側から登る林道との合流地点まで行くと、ヒルはいなくなりました。ゆっくり腰を下ろして休憩しました。

それにしても、今回のコースは、かなりきつかったですね。

疲れたし、途中で少し雨に降られたので、落ち葉が湿り滑りやすいので危険という判断で、いつもの寺側のコースを下りました。

下り始めてしばらくすると、ヒルは足についてきます。やはりこの谷はヒルが多いと昔から言われているところです。

頑張って登った成果はありました。

 

確認が取れたので、研究所に戻って、記録の整理をしました。