ヒル研の年の瀬は | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

クリスマスを迎え、野山はやっと冬の訪れとなったようです。ストーブから離れにくくなってきました。

ヒル研の活動もペースはゆっくりになりましたが、色々することがあります。結構忙しいです。

飼育水槽の中のヒルも、出て来なくなりました。生きているのか死んじゃったのか。しばらくそのままにしておきます。

 

今日は、研究発表会に向けてのパワーポイント編集や原稿の手直しなどをします。

朝、U研究員を乗せて研究所に向かう途中、とても美しい虹を見ました。U研究員も盛んにシャッターを切っていました。

私達の活動場所の藤原岳を囲むようにかかった虹。神秘的でした。

盛んにU研究員は、すごい、神秘的だと連呼していました。きっといいことあるね、と大喜び。

こんな自然に対する心を持っているU研究員は、自然に対する畏敬の念が分かってきています。着実に心も育っています。

その虹をみなから、研究所に向いました。

発表の骨子は、前回まとめてありましたので、その肉付け作業です。

パワーポイントと発表原稿を調整しながら、発表時間12分の1/3くらいを作りました。

正月明けてから、この続きと発表練習をしようと思います。

 

U君は、今年1年でワードが使えるようになりました。私より早く打てるくらいです。パワーポイントも、かなりじょうずにできるようになりました。

私は、横でチャチャを入れています。日本語がおかしいとか、カラーバランスが悪いので気分が悪くなるとか・・・・、そうしているうちに、居眠りをして、怒られたりします。

 

U研究員は、今回の三重生物の発表を小学校三年間の集大成としたいようで、あれも言いたい、これも入れたいと欲が深いです。私は、要点をスパッと伝えないと、12分間しかないので、だらだらしゃべっていると何も伝わらないよ、と言い続けています。

それで、タイトルも二転三転して、いろいろ凝っています。

彼の頭の中は、一杯いろいろやって来て、ヒルのことは大体わかったような気になっています。でも、やがてまとまる発表原稿を見て、ヒルの生理生態のほんの一部が分かったに過ぎないことに気づくでしょう。生き物は、本当に奥が深いのです。自分の研究の足跡をまとめるというのは、そのような意味があるのですね。

 

年明けには、T研究員も合流して、作品作りに協力してくれます。彼は、パワーポイントのレベルは高く、このような表現のし方をして欲しいというと、希望通りにしてくれます。頼もしい助っ人なのです。

1月17日がエントリー締切ですので、それまでに仕上げないといけないのです。

正月はちょっとゆっくりして、年明けからまた頑張りまr

良いお年を!!