三連休の中日の夜は、産卵を期待して5月末から順に吸血させてきたヒルの飼育瓶を調べてみることにしました。
卵があるかもしれないと、注意深く調べていきました。
5/19に交尾環境を作り、5/25に冷凍してあったイノシシの血を解凍して吸血させたものは、全滅していた。
5/25に交尾環境に置いたヒルを、6/15に鶏の首から直接吸血させたものは、3匹生きていたが卵はなし。
ただ、産卵前ではないかと思われるヒルがいました。落ち葉に後ろ吸盤でしっかりくっついています。この葉は撮影のため表向けましたが、実際は裏返っています。
産卵前になるとミミズの仲間なので、生殖口付近に白いリングが出てくると思われます。首の所が膨らんでいるのが分かりますが、もしかするとこのリンクが産卵前の兆候かもしれません。
ミミズの場合は卵包と呼ばれるものを分泌し、体とのすき間に受精卵を入れて栄養を注入して、産卵が完了すると首輪を脱ぐようにして親から離れるようです。ウーーーん。ちょっとドラマを見るような感じですね。ワクワクするのは私だけでしょうか。
現在、約1か月です。そろそろ産卵の時期が来てもいいので、期待が持てます。
大事に飼育瓶に戻しました。
それにしても、吸血させて産卵を期待していたヒルの多くは死にました。難しいですね。Yボランティアが、空気の問題があるかもと、力説していました。自然界では、新鮮な空気があって、そこで産卵できると考えたら、小さな飼育瓶では無理だろうというのです。
来年は、大きな飼育瓶ではなく水槽でやってみようと思います。
でも、3年前は、今と同じ方法で、5個ほど卵を産ませているので、大丈夫だと思うのですが‥‥。
次に、
6/8-9の夏山フェスタに展示用に持って行ったヒルが入れてあった瓶の中のことです。飼育瓶にセットしたのは、6/1です。
入れてあった葉が虫食い状態になっています。入れた時の葉は、ちゃんとした形をしていたのに、虫食いになっています。その食べ方もヒルの口の大きさと合うようなので、もしかして、落ち葉を食べているのではと考え、大事に見てきました。
気のせいか穴の数は増えているようですが、小さな虫が食べているのかもしれないなあ、というとです。
それで、6/16 落ち葉の代わりにろ紙に緑と青の食紅をそれぞれ染み込ませたものを作り、飼育瓶に入れました。これは、紙を食べてくれたら、その色の糞を出すだろうし、出さなくても7月末ごろに解剖して消化管を調べたら、着色しているのではという、ドキドキ実験がセットしてあります。そのヒルは、ともに元気です。でも、あまり葉を食べている様子は見れません。
夜遅くまで、いろいろ意見を戦わせて、就寝予定時刻を過ぎてのお休みとなりました。
いい夢見て寝ようね。



