ヒル研は、夜も充実しています | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

16時半すぎ、雨の中藤原町から帰って、捕ってきたヒルを分別しながら大きなビンに移し替えをしました。

手を洗って、休憩タイムになりました。お菓子をほおばりながら、今日の話を振り返っていました。

話題の一つは、吸血したヒルを見つけたことです。

前回のブログにも出しましたが、この大きい方のヒルが、見つけたものです。石にへばりついていました。それを捕って帰って、小瓶に移し替えました。しばらくしたときの写真ですが、ヒルはこのように葉の裏などについています。雨が降るとこのまま流れたりすると考えています。

ヒルスポットにこのヒルがいたということは、私たちが捕らなければ、ヒルスポットで卵を産んでいるはずです。これを見つけたのは、卵を見つけたのと同じ意味があります。つまり、この場所は、子孫を増やす役目をしていることになり、ヒルスポットとして要件を満たしています。

これで、ヒルスポットを発見したということが言えます。

 

そのようなディスカッションのあと、楽しい夕食準備になります。コーディネータは塩サバの和定食を予定していたのですが、研究員のリクエストで、前回のY研究員の作ってくれたショウガ焼きが再度食べたいということになり、予定変更となりました。

ボランティアカメラマンのG君が、クラス会のため四日市に出かけて行ったので、4人での夕食になりました。すっかりお得意メニューになり、Yくんは手早く生姜焼きを作ってくれました。

そのあと、学校の宿題やっつけタイムになり、互いに教えあいしながら楽しく宿題を済ませていました。

20時になり、約束していた蛍を見に出かけることになりました。雨が少々降っていたのですが、川のほとりにいってみると、たくさん蛍がいました。小雨が降っているので大空に舞い上がる姿は見れませんでした。途中、狐が道路を横切ったりと、なかなか自然あふれる夜のひと時を過ごしました。

10時過ぎ、G君とヒル研ボランティアの先輩のR君がきてくれて、30分ほど楽しい時間になりました。もう眠いと、順に眠りについていきました。

どんな夢を見ているのでしょう。いろいあったものねぇ。