午後から、いろいろご協力いただいている猟師のYさん宅のガレージに移動しました。みんなで夕食用のおにぎりをにぎり、野菜を切って出かけました。
最初に、鶏の首から直接ヒルに吸血させる実験です。ヒルは、大型動物の血しか吸わないと言われていましたが、そうではなく、鶏からも吸血しました。3年前に確認して、発表しまた。今回は、10匹ほどヒルをつけて、いろいろ新しいデータを取ろうと考えました。何度もできる実験ではないので、いろいろ欲張って計画を立てました。
<写真は、グロイので掲載しません>
動けないようにした鶏の首に、大きめのヒルを8匹付けました。そして、その時の長さと、幅をノギスで測定して、吸血開始です。
30分経過後の幅を測りました。1時間経っての幅を測りました。そのころから丸々太った状態になりました。吸血するときは、体の前部をまず膨らませて、そのあと後ろの方血をに送っていく様子がよく見られました。
2時間を過ぎたころ、丸々してきて、そろそろ終わろうかという話をしていた時、苦しくなったのか鶏が羽ばたきを繰り返し、太っていたヒルが飛ばされました。2mくらい吹っ飛んでいきましたが、ヒルはちゃんと生きています。吸った血を吐き出すこともありません。
3匹飛ばされたので、後のヒルも取り外すことにしました。かなり吸血しているので、簡単に外れました。
外すときのデータも測定しました。
次回このデータを参考にヒルに注射器で水を入れ、一度の吸血量を推定しようと考えています。
また、十分吸血できた大きめのヒルは、産卵してくれることを期待しています。今から4-5週間後が楽しみです。
それぞれの飼育瓶に入れて、本日の予定し終了です。
6時ころ、この実験を終了して、この鶏をさばいてもらってBBQにしていただきました。
猟師さんが、イノシシの肉やホルモンも提供して下さって、とても豪華なパーティーになりました。みんな、おいしいのでかぶりついていました。OBやボランティアも駆けつけて、久しぶりの大宴会になりました。
明日は、新発見をかけて、山に登ります。いま、外は雷雨ですが、明日の朝にはやむでしょう。
<第9回に続く>